【働く私にMusik】&TEAMの9人にこれまでとこれからをインタビュー
![&TEAMとサッシャさん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-2.jpg)
Guest Musician:&TEAM
2022年12月にデビュー。多様なバックグラウンドのメンバーで構成されたHYBE LABELS JAPAN初のグローバルグループで、その名前には「多様な9人が&でつながってひとつのチームとなり、多様な世界を結びつける」という意志が込められている。
──&TEAMの軌跡──
2022年|
9月:オーディション番組『&AUDITION – The Howling –』でデビューメンバーの9名が決定
12月:デビューEP『First Howling : ME』でデビュー。オリコンデイリーアルバムランキング、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得
2023年|
4月:初のバラード曲『Blind Love』がドラマ『Dr.チョコレート』主題歌に
11月:1stアルバム『First Howling : NOW』をリリース
2024年|
1〜3月:初の単独コンサートツアー『2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’』を開催
12月:2ndアルバム『雪明かり(Yukiakari)』をリリース
2ndアルバム発売!
一年をかけて紡いできた〝春夏秋冬〟の最終章
![&TEAM](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-1-1.jpg)
▲左上から:FUMAさん、EJさん、JOさん、Kさん、MAKIさん、NICHOLASさん
左下から:YUMAさん、HARUAさん、TAKIさん
サッシャ:今回のゲストは、2ndアルバム『雪明かり (Yukiakari)』をリリースされた、&TEAMの皆さんです。かっこいい皆さんと一列に並んでの撮影…すごく緊張しました(笑)。
という僕の感想はさておき、まずは作品についてお話を伺いましょう! 先日発売された『雪明かり (Yukiakari)』は、どんなアルバムですか? 9人いらっしゃるので…挙手制でお願いします!
K:(いち早く手を挙げて)はい! Kです! 1stシングル『五月雨(Samidare)』、2ndシングル『青嵐(Aoarashi)』、デジタルシングル『十五夜(Jyuugoya)』と、春夏秋冬のストーリーを楽曲で表現してきて、冬までやってくることができました。冬を感じながら、&TEAMらしさが伝えられる。『雪明かり (Yukiakari)』はそんなアルバムに仕上がりました。
JO:クールな曲から、ウォーミーな曲まで、たくさんの魅力がつまっています!
NICHOLAS:冬にぴったりの曲が入っていて、聴くと心が温かくなるんです。
TAKI:情景を思い浮かべて、季節を感じながら聴いていただけると、よりGOODです!
EJ:LUNÉの皆さんに対する僕たちの気持ちを表現しているところもポイントだよね。
HARUA:メンバーが制作に関わったファンソングを推したい!
FUMA:LUNÉの皆さんへの愛の大きさを感じてもらいたいです。
サッシャ:LUNÉは、&TEAMのファンネームですよね。素敵! 9人の愛や温かさと同時に、さまざまな個性や新しいスタイルへの挑戦も感じられるアルバムでした。
K:春夏秋冬というテーマを一年かけてつくり上げてきたので、その集大成のような作品でもありますね。&TEAMの新たな一面も見えてくる最高のアルバムです!
YUMA:春にできなかったことが夏にできるようになって、秋は夏にできなかったことに挑戦して、「もう少しこうしたかった」と秋に感じたことを冬に生かして…僕たちの成長も、このアルバムの大きなポイントなんじゃないかなと思います。
一年で成長したこと
どうしたいか、どうすべきか。考えて、表現できるようになった
サッシャ:どんなところに、一年での成長や変化を感じますか?
MAKI:作品に対する意欲がより大きくなりましたし、自分自身のパートへのこだわりもより深くなりました。「僕を見てくれている人の心を一瞬でつかむ!」そんな気持ちでレコーディングやパフォーマンスをするようになりました。
YUMA:自分がどうしたいかをよく考えるようになりましたし、それを自分の声で表現できる部分が増えたと思います。
JO:2024年は、ツアーを2回まわらせていただいたんですが「公演ごとに違う自分たちを見せることで、もっと喜んでもらえるんだ!」と実感できて。観客の皆さんが何を見たいかをしっかり研究して、工夫を重ねていくようになりました。
TAKI:ひとつの楽曲も披露する機会が何度もあるから、いろいろとジェスチャーを変えてみたり。
NICHOLAS:僕たちの舞台を観にきてくださった皆さんには、絶対にいい思い出をつくって帰ってもらいたい! だって、またいつ来てもらえるかわからないですから。僕自身も後悔をしないよう、とことん舞台を楽しむことを大事にしています。
TAKI:パフォーマンスだけじゃなくて、トークでも自分たちの気持ちをより表現できるようになってきて、それに対してLUNÉの皆さんも応えてくれて。そういった盛り上がり方も、&TEAMとして成長できているんじゃないかなと思います。
![左から:TAKIさん、Kさん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-7.jpg)
▲左から:TAKIさん、Kさん
サッシャ:たくさんの経験とともに、成長を重ねることができたんですね。
HARUA:ツアーだったり、音楽イベントだったり、バラエティ番組だったり…2024年は多方面で本当にたくさんの経験をさせていただいたんですが、その一方で「経験に慣れてしまってはいけない」という学びもありました。何公演も行うツアーにおいても、はじめてステージに立つような気持ちで毎回挑む。適度な緊張感を持つことを大切にしています。
サッシャ:その緊張感、大事ですよね。だけど、そう考えられる余裕をすでにもっていることがすごい! ちなみに、メンバーの中でいちばん緊張しがちな人はだれですか?
HARUA:(「だれだろう?」と盛り上がる中で、そっと手を挙げるMAKIさんを見て)やっぱりMAKIじゃない? よく「おなか痛い」って言っています(笑)。
MAKI:緊張すると、おなかが痛くなっちゃいます(笑)。でも、決して自信がないというわけではなくて。僕たちのパフォーマンスを楽しみにしてくれているLUNÉの皆さんがいる。その期待にしっかり応えられるものを…とハードルを上げていくうちに、緊張しちゃう感じです(笑)。
サッシャ:そうした成長の裏側には、きっとたくさんの悩みや迷いもあったのでは?
JO:どれだけ舞台に立っても、自分で自分のパフォーマンスを評価するのは難しいです。だけど、そんなときメンバーが声をかけてくれたりして。なにげない一言であっても、信頼している仲間の言葉は、自信ややる気につながりますし、「少しずつでもステップアップできているんだな」と感じられるんです。この前も、レコーディングした音声を流していたときに、YUMAくんが「お! JO、いいね!」と言ってくれたり。
TAKI:YUMAはよく感想を言ってくれるイメージがあるかも!
サッシャ:YUMAさん、積極的に声をかけようと意識されているんですか?
YUMA:いいと感じた部分は、みんなに正直に伝えたいと思っているんです。
サッシャ:チームの雰囲気のよさを感じるエピソード!
&TEAMの魅力
団結力、音楽性——可能性は果てしなく
サッシャ:今日の撮影現場でも、&TEAMはすごく仲がいいんだなと感じたんですが、ケンカしたりすることもあるんですか?
TAKI:あまりないですね…あるとしたら、僕とNICHOLASくんとMAKIかな?
サッシャ:どんなことが原因でケンカになるんですか?
TAKI:お互いの服を触ったとか触ってないとか(笑)。
サッシャ:ケンカの内容が仲良しすぎる(笑)!
JO:仲のよさは僕たちの魅力だよね。
K:&TEAMの魅力は、チーム力だから!
FUMA:団結力がいいよね。
EJ:ワンチーム(結束の力)であることは、&TEAMのグループコンセプトでもあるんです。
サッシャ:&TEAMの魅力、聞けば聞くほど、たくさん出てきそうですね! ほかにはいかがですか?
NICHOLAS:僕は「可能性」だと思っています。
![左から:NICHOLASさん、HARUAさん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-6.jpg)
▲左から:NICHOLASさん、HARUAさん
FUMA:おぉ〜! 深いね〜!
NICHOLAS:話すと長くなるので、軽く説明します。
FUMA:それだと浅くなっちゃう(笑)!
全員:(笑)
サッシャ:ぜひ深くお願いします(笑)!
NICHOLAS:今はまだ足りない部分もたくさんありますが、みんなで一緒に頑張っていけば、なんでもできるようになる。&TEAMはそんなチームだと思っているんです。僕たちには、終わりが見えないくらいの可能性があるんじゃないかなと感じています。
サッシャ:伸びしろがまだまだたくさんある、間違いなくそうだと思います。ちなみに、僕が考える&TEAMの最大の魅力は「楽曲のよさ」! たとえ&TEAMのことをまだ知らない人であっても、ふと曲が流れた瞬間に思わず心をつかまれてしまう。それくらい歌がうまい。それに加えて、かっこいいダンスパフォーマンス! だれもがファンになっちゃいますよ!
YUMA:楽曲のよさには本当に自信があります。というのも、新しい楽曲をいただくたび、僕たち自身もすごく衝撃を受けるんです。新しい音楽に触れることで「もっとこうしたい」とまた新たな欲も湧いてきますね。
サッシャ:新しい楽曲をもらったときは、みんなで聴くんですか? それとも別々?
YUMA:なるべく全員で聴くようにしています。そしてみんなでイメージを話し合うんですが…そこから先は自分との闘い。&TEAMは、全員が一曲をすべて歌ってから、プロデューサーさんがパートを決めていくスタイルなんです。
サッシャ:それは大変! メンバーはライバルでもあるんですね。
YUMA:そうなんです。ひとつの曲をつくりあげるという意味では仲間ですが、いい意味でのライバルでもありますね。
![左から:YUMAさん、FUMAさん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-4.jpg)
▲左から:YUMAさん、FUMAさん
サッシャ:担当パートをめぐって、バチバチしたりするんですか?
K:バチバチということはないですね!(笑)。MAKIは歌いたいパートがすごく明らかだよね。
MAKI:『雪明かり(Yukiakari)』でも、YUMAくんに歌いたいパートを見事に当てられました(笑)。
YUMA:MAKIはひとクセあるパートが好きだよね。でも、そういう難しいパートを消化できるうまさとパワーがある。だから、好きなパートは似合うパートでもあると思う。あとはTAKIもわかりやすいかも! そのパートばっかり練習してるから(笑)。
全員:(笑)
TAKI:僕は気持ちをなかなか口に出さないタイプなんですけど、だからこそ行動でバレちゃうんだと思います(笑)。
サッシャ:歌いたいパートの希望は叶うことが多いんですか?
TAKI:最終的には希望とは違うパートを担当することが多いんですけど(笑)、練習していくうちにそのパートをどんどん好きになっていきますね。
サッシャ:曲づくりの裏側をのぞくことができたみたいで、なんだかうれしいです。
2025年の目標
アーティストとしてのひとつの基準に到達したい
サッシャ:さて、皆さんにご登場いただく2月号は2024年の年末に発売されるということで…2025年の目標、今後の夢を教えてください!
K:もっと大きな会場でライブしたいです!
サッシャ:即答ですね!
HARUA:みんなで「やっぱりいつかドームでやりたいね」ってよく話しているんです。
K:その先の目標ももちろんありますが、ドームでライブをすることが、ひとつの基準になってくると思うんです。日本でしっかりとドームを回ることができる、まずはそんなチームになりたいです。
EJ:観客としてドームライブを観させていただくこともあるんですが、ステージがすごく小さく見えるのに、アーティストさんのエネルギーがドーム全体に広がっている。そんなライブを体感したことがあって、自分たちもそういったステージをやる立場になりたいなと思いました。
サッシャ:ドームでやりたいこと、ありますか?
FUMA:トロッコです!
HARUA:それは絶対にやりたい!
YUMA:ワイヤーで空を飛びたい!
FUMA:ヘリコプターで登場したい!
サッシャ:それはドームじゃなくない!?(笑)
HARUA:荷台やボードに乗って、舞台裏を大移動! とかもやってみたいです!
夢はワールドツアー
夢とともに続いていく、終わりのない9人の物語
サッシャ:ドームのステージに立てた人だけができる経験、いいですよね。では、そんなドームライブの先に見据えている、さらに大きな夢はなんでしょう?
NICHOLAS:ワールドツアーですね。&TEAMはいろいろな国や地域から来たメンバーがいて、たくさんの言語をしゃべることができる。そのよさをはやく生かしていきたいです。
サッシャ:&TEAMって、全員で合計何言語をしゃべれるんですか?
K:日本語、英語、韓国語、中国語、ドイツ語…の5言語です。
サッシャ:これだけ多彩な言語が話せるグループ、なかなかいないですよね。行きたい場所はありますか?
K:僕はニューヨークですね。
サッシャ:エンタメの本場!
K:メンバーの4人でダンスを勉強しにいったことがあって。そのときのダンスの先生に「次は僕たちの単独ライブでニューヨークに戻ってきます」と約束したんです。この約束を叶えられたら、すごくエモいなって。
JO:僕はジャカルタでライブをしてみたいです。
![左から:JOさん、MAKIさん、EJさん](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-5.jpg)
▲左から:JOさん、MAKIさん、EJさん
FUMA:どうしてインドネシアなの?
JO:アジア地域の音楽文化がすごく盛り上がってるって聞いたことがあって。
サッシャ:そうそう! インドネシアってK-POPをはじめ、エンタメへの熱気がすごく高いんですよ。
JO:ライブができたら、グローバルチームとしてまたひとつ認めてもらえるんじゃないかなって。
サッシャ:夢がどんどんふくらみますね!
EJ:僕にとって、&TEAMはまさにそんな「夢」のような存在なんです。アーティストになるという夢を叶える瞬間をずっと想像しながら、つらいときも練習してきたし、デビューした今も、なんだか夢の中にいるようで。&TEAMのみんなと進んでいく未来も、すごく楽しみで夢みたいだなって。
FUMA:僕にとっての&TEAMは「物語」。
YUMA:Whoo! かっこいい!!
FUMA:恥ずかしいって(笑)。僕もアーティストという夢を叶えるためにずっと頑張ってきました。でも、今がゴールではなくて、これから歩んでいく先がある。&TEAMは、僕にとって人生という名の物語なんじゃないかと思うんです。
サッシャ:ドームライブ、そしてワールドツアー…終わりなく続いていく、9人の物語。これからも追いかけていきます!
【Information】2ndアルバム『雪明かり(Yukiakari)』大好評発売中!
![&TEAM『雪明かり(Yukiakari)』](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-8.jpg)
1stシングル『五月雨(Samidare)』、2ndシングル『青嵐(Aoarashi)』、デジタルシングル『十五夜(Jyuugoya)』に続き、春夏秋冬を通じて結束する少年たちの物語の最終章を描いたフルアルバム。新しい始まりと希望の冬を表現する。[通常盤]¥2,530(ユニバーサル ミュージック)
◆サッシャさんが語る! 「インタビュー後」談話もチェック!
サッシャさんがお届けする“あとがき”ならぬ“あと語り”コーナー。サッシャさんの肉声によるインタビュー後コメントはこちら!
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《衣装》
[EJさん分]ジャケット¥356,400・ブラウス¥117,700・パンツ¥356,400・靴/参考商品(フェンディ ジャパン〈FENDI〉) その他/スタイリスト私物
[NICHOLASさん分]ジャケット¥528,000・パンツ¥191,400・靴¥136,400・ピアス[右耳/片耳価格]¥44,000・ブローチ¥183,700・リング¥80,300(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉) その他/スタイリスト私物
[TAKIさん分]トップス¥225,500・靴¥168,300・ジャケット・パンツ/参考商品(フェンディ ジャパン〈FENDI〉) その他/スタイリスト私物
[YUMAさん分]ジャケット¥418,000・シャツ¥256,300・パンツ¥152,900・靴¥136,000・ピアス[片耳価格]¥29,700・ブローチ¥121,000(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉)
[HARUAさん分]ジャケット¥594,000・トップス¥310,200・パンツ¥191,400・靴¥162,800・ピアス[左耳・バロックドロップ/片耳価格]¥25,300(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉) その他/スタイリスト私物
[JOさん分]ジャケット¥550,000・トップス¥310,200・パンツ¥171,600・靴¥133,100・ブローチ¥183,700(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉)
[Kさん分]スーツ[スリーピース]¥1,100,000・トップス¥310,200・靴¥156,200・ネックレス¥60,500・ブローチ¥167,970(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉) その他/スタイリスト私物
[MAKIさん分]Tシャツ¥111,100・靴¥149,600・ジャケット・パンツ/参考商品(フェンディ ジャパン〈FENDI〉) その他/スタイリスト私物
[FUMAさん分]ジャケット¥550,000・トップス¥305,800・ベスト¥191,400・パンツ¥191,400・靴¥143,000・ブローチ¥122,100・リング¥56,100(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン〈DOLCE&GABBANA〉)
[サッシャさん分]スーツ[オーダー価格]¥660,000〜・ベスト[オーダー価格]¥165,000〜(イザイア ナポリ 東京ミッドタウン〈イザイア〉) その他/スタイリスト私物
2025年Oggi2月号「働く私にMusik」より
撮影/SASU TEI(RETUNE Rep) スタイリスト/横田勝広(YKP/&TEAM分) 久保コウヘイ(サッシャさん分) ヘア&メイク/富樫明日香・服部有莉亜・十島成美(CONTINUE/&TEAM分ヘア)、河本 茜・髙木早枝・内藤 森(&TEAM分メイク)、新地琢磨(Sui/サッシャさん分) 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部
![](https://oggi.jp/wp-content/uploads/2025/01/andtm-3.jpg)