3位:ながら作業
3位は「ながら作業」。
ひとつのことだけでなく、複数のことを同時にこなす「ながら作業」によって時間を有効活用できると、同じ時間を使ってできることが増えます。
あまり多くのことに手を出しすぎてしまうと集中力が途切れてしまいかえって混乱してしまう場合もありますが、自分なりに「ここまでなら同時進行できる」と自信がある範囲で行えば高いタイパ効果を得られるでしょう。
毎日のルーティンになっている家事や美容を“ながら”にできると、時間を有効活用しやすいメリットは大きいですよね。
「お風呂に入りながら、語学学習をしています」(33歳・女性)
「シートマスクをしながら、歯みがきとスクワットをしている」(30歳・女性)
2位:冷凍食品の活用
2位は「冷凍食品の活用」。
ここ数年で冷凍食品市場は以前よりも盛り上がっていて、種類が豊富になっているだけでなく味も格段に上がっていると聞きますよね♡
日々の食卓に冷凍食品を活用できると料理にかける時間を少なくでき、その分の時間で他のことができるメリットは大きいでしょう。
「仕事がある日には冷凍食品をフル活用。外食よりも安い」(35歳・女性)
「自分では作らないような手の込んだメニューもチンするだけで食べられる」(37歳・女性)
「家族の食事時間がバラバラなので、熱々を出せる冷凍食品はキッチンに立つ時間を減らせて便利」(36歳・女性)
1位:何事も完璧を求めない
1位は「何事も完璧を求めない」。
完璧を求めてしまうと、物事には時間を要しますよね。完璧な状態で出せればそれに越したことはありませんが、細部にまでこだわりすぎると想定以上に時間を取られる原因にもなりがちでしょう。
あえて完璧を求めないよう心がけることでタイパを実現し、物事を効率的に進める術にもなります。
「仕事もプライベートも完璧主義をやめた。前より自分の時間が取れるようになった」(29歳・女性)
「ミスをしたり抜けたりするのは良くないけれど、完璧を求めすぎるとひとつのことに時間がかかりすぎるからやめた」(33歳・女性)
タイパ効果に「時短家電」や「時短美容」の選択肢も人気
今回のリサーチでは4位に「時短家電」、5位に「時短美容」と続きました。
“時短モノ”は自宅に帰ってからの家事や毎日のルーティンを簡素化してくれますし、上手に取り入れるとストレスを減らす効果も期待できます。
このほかアンケートに寄せられたコメントには、食材キットの活用や倍速視聴、惣菜やお弁当の活用なども寄せられました。
日々の生活で「タイパ」を意識すると、これまで時間をかけていたことが意外とすんなりと終わる場合もあります。
日頃の生活で「もうちょっと時間をかけずに終わらせたい」と考えているものがあれば、タイパ視点で便利グッズを取り入れてみたり“ながら”で工夫してみたりするのも面白いかもしれません♡
【調査概要】
調査方法:2024年4月にOggi.jp編集部にてテーマと設問を設定し、Oggiのメルマガ会員にアンケートを行い、その結果を集計したものです。
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構成・文/並木まき
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