女性のリアルな声を大調査!今後のキャリアのために必要なものって?
社会の中で、より一層「女性の活躍」が望まれる昨今。一方で、企業の取り組みが不十分だったり、ジェンダーギャップを感じることが多かったりと、完全な男女平等への道はまだまだ長そうですよね。
では実際、どのくらいの女性が「職場や社会で活躍できている」と感じているのでしょうか。
本記事では、全国の20代~50代の女性1,136名に対し、AI英会話「スピークバディ」の開発・運営を行う株式会社スピークバディが行った「女性のキャリア・自己実現と学びに関する調査」結果の一部をご紹介しながら、女性がより社会で活躍するためのヒントを紐解きます。
職場や社会での活躍を実感している女性は45.6%!
Q.あなたは現在、職場や社会において十分に活躍できていると感じていますか?
活躍できている…9.5%
まあまあ活躍できている…36.1%
活躍できているとは言いづらい…24.2%
全く活躍できていない…17.3%
わからない…12.9%
まずはじめに、「あなたは現在、職場や社会において十分に活躍できていると感じていますか?」と質問したところ、「活躍できている / まあまあ活躍できている」と答えた女性は合計で45.6%となりました。
一方で約半数の女性は活躍できていないと感じている状況にあり、まだまだ課題は多そうです。
「今後、職場や社会でさらに活躍するためには、どのような学び・スキルが必要ですか?」という問いには、1位「コミュニケーションスキル(プレゼン・交渉など)」26.5%、2位「英語・語学」(21.5%)、同率2位「ITスキル(プログラミング・データ解析など)」(21.5%)が上位に上げられています。
一方、前問で「活躍している」と回答した人(n=108)に絞ると、総じて全体比に比べて「学び(スキル習得)」を求める傾向が明らかになりました。
特に「英語・語学」が全体比に対して+14.6pt(36.1%)と圧倒的に高く、より高みを目指すためには語学力が必要だと考えている人が多いようです。
「特にない/わからない」と答えている人は全体比より-18.4ptとなっており、「活躍している」と思えている人ほど、きちんと明確に自分に足りないスキルや、高みを目指したい学び・スキルが把握できていると言えそうです。
立ちはだかる産休・育休問題…「休業期間にやっておけばよかった」ことは?
いつかは家庭を持ち、仕事と両立したいと考える女性にとって、立ちはだかるのは「産休・育休」問題。男性の育休取得の促進や、地域のサポートなども増えてきたとはいえ、産前産後に休業せざるを得ないのは必然であり、保育園の問題などもあって、なかなか不安は尽きません。
実際、出産や育児、介護など家族のケアを理由に休業したことがある女性に話をお伺いしました。
Q.休業中に、自分のキャリアの停滞や社会から取り残された感覚がありましたか?
強く感じた…30.2%
感じた…42.3%
あまり感じなかった…18.6%
全く感じなかった…8.9%
なんとこの問いには72.5%の方が「強く感じた」もしくは「感じた」と回答。やはり少なからず「取り残された」という感覚を抱く方はいらっしゃるようです。
「休業中に、その後のキャリアのために取り組んだことや、やっておけばよかったと感じることを教えてください」と質問したところ、「ITスキル(プログラミング・データ解析など)」(26.4%)、「英会話・語学」(26.1%)が上位となりました。
一方で、「特にない」と回答した人は34.5%にとどまり、65.5%の女性は産休・育休などの休業中においても今後のキャリアのために「学び」を求めていることがわかります。
約3人に1人が「自己実現やキャリア選択に必要」と回答
Q.英会話力は、あなたの自己実現やキャリア選択(就職先や働く場所の選択)にどの程度影響を与えていますか?
非常に強い…10.8%
やや強い…25.2%
あまり感じない…34.5%
全く感じない…29.5%
最後に、「英会話力が自己実現やキャリア選択に与える影響」を尋ねたところ、約3人に1人が「非常に強い / やや強い」とその影響力を回答。
英会話力があるからこそ目指せるキャリアだったり、自らの英会話力に自信がないからこそ諦めてしまったキャリアだったり。現代社会において、持つべきスキルのひとつだと言えそうです。
これから先、より社会に貢献できているという実感や、キャリアのさらなる高みを目指すためには、学び・スキルがあるに越したことはありません。
仕事とプライベートが充実していて、さらに産休・育休中なんて、とてもじゃないけど学ぶ暇なんてない…。現実はそうかもしれません。
それでももしほんの少し気持ちと時間に余裕ができたならば、「なりたい自分自身」を叶えるために、必要な学び・スキルを見直してみませんか?
【調査概要】
「女性のキャリア・自己実現と学びに関する調査」
調査対象:20代〜50代の女性1,136名(20代:358名、30代458名、40代212名、50代108名)
調査期間:2024年2月26日〜3月3日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社スピークバディ