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LIFESTYLE

2023.12.26

2024年注目の「お酒の最新ニュース」は? 低アル・ノンアルがさらに充実&日本ワインのレベルUP!など

マスクオフや海外旅行の解禁ムードなど、日常を取り戻しつつある2023年。働く30代からのOggi読者のライフスタイルにはどんな変化が…!? 今回は「お酒」の最新ニュースを発表! お酒に詳しい3人のプロが、2023年→2024年の“お酒”を取り巻く旬のニュースを語ります!

種類も飲み方も多様化が進む「お酒」にまつわる最新ニュースとは?

自粛ムードも徐々に解禁され、かつての日常が少しずつ戻ってきた2023年。コロナ禍による行動制限がなくなり、今年は家族や友人とお酒を楽しむ機会も増えたのではないでしょうか?

とはいえ、これまでのお酒の種類や飲み方にも変化が見られるそう。今回は「お酒に詳しい3人のプロ」に「お酒」の最新ニュースを教えていただきました!

教えてくれたのはこちらの3人!

◆仕事終わりの乾杯! はそれぞれのスタイルで楽しむ時代に

中山:(ランキングを見て)お酒を飲む人が結構いて安心しました(笑)。

霜田:最近はあえて飲まないソバーキュリアスという言葉もよく聞きます。

中山:各メーカーも低アル・ノンアルに力を入れていますね。アサヒからはアルコール度数3.5%のスーパードライが出て話題になりました。

大椙:ビスパは微アルのスパークリングワインなんですね! 最近はいろんな種類のノンアル飲料を見かけます。

霜田:ノンアルコールバーも増えていて、Z世代に人気らしい。飲む人も飲まない人も自分のスタイルで楽しもう、という風潮に変わりつつあります。

大椙:お酒の楽しみ方も多様化しているんですね。

中山:多様化でいえば、クラフトビールも種類がめちゃくちゃ増えました。もともとアメリカでのブームが発端ですが、キリンのスプリングバレーなど国内メーカーでも力を入れていますね。

大椙:パッケージがおしゃれだから、つい手に取っちゃう。

霜田:20~30代の層をターゲットにしている感じはしますよね。10月に発売されたBREWDOGのネオンドリームも女子ウケがよさそう。

中山:ちなみに10月の酒税法改正で、ビールの値段が各社10円ほど下がっています。逆に発泡酒や第三のビールは8円ほど値上がり。’26年には税率が一本化され、価格に差がなくなる予定です。

大椙:「節約のために発泡酒にする」意味がなくなるってこと? それならやっぱりビールが飲みたいです(笑)。

霜田:発泡酒などにも固定のファンがいるので完全になくなることはないと思いますが、「せっかく飲むならビールで」と考える人は増えそうです。

大椙:そういえば、今年の個人的なブームは焼酎のだいやめ。香りがフルーティで飲みやすくって、初めて「焼酎おいしい!」って思いました。

中山:フルーティ系焼酎ですね。だいやめはライチの香りですが、ほかにもリンゴやバナナなど、いろんなフレーバーのお酒がじわじわ人気に。また、フレーバーで変化をつけて、味わい自体はすっきり飲める「甘くないお酒」が今年のトレンドになりました。

ハンバーグとレモンサワーの缶 イラスト

霜田:翠ジンソーダは大ヒットになりましたね! タコハイや無糖系サワーなど新商品もどんどん登場して。

大椙:なんでヒットしたんですか?

霜田:食事に合わせやすいからです。家飲み需要が拡大し、食事と一緒に楽しむシーンも増えたことで、自然と人気が出たのかな、と。

中山:来年に向けては、日本ワインに注目が集まっています。つくり手が増えて技術が上がっているのと、ブドウの種類も豊富だからいろんな味があって、和食にも合わせやすいんです。

霜田:スクリューキャップのタイプや、飲み切りサイズの缶ワインの種類も増えてきました。缶だと飲んだ後のリサイクルも簡単。新しい銘柄も出てきているのでチェックしてみてください。

大椙:私のお酒ライフがますます充実しそう! 飲みすぎには注意しまーす(笑)。

2023→2024年に注目したいお酒&キーワードを一挙公開!

【注目したいお酒&キーワード】フードライター/フードアナリスト中山秀明さん

お酒を飲むスタイルも、ここ数年でガラリと変化しています。全く飲まない人からほろ酔いたい人まで、アフター7を楽しくする、至福の一杯とは? 今注目したいお酒をピックアップ!

「低アル・ノンアルなお酒」

“あえて飲まない&スマートに飲む”ための「低アル・ノンアルなお酒」お酒が充実!

サントリー からだを想うオールフリー

▲サントリー からだを想うオールフリー 350ml ¥160(編集部調べ)

アサヒビール アサヒスーパードライ ドライクリスタル

▲アサヒビール アサヒスーパードライ ドライクリスタル 350ml ¥225(編集部調べ)

アサヒビール ビスパ

▲アサヒビール ビスパ 750ml ¥1,598

「甘くないお酒」

近年、糖質を気にする人も増え、甘くないお酒が今年の新たなトレンドに。

サントリー 翠ジンソーダ

▲サントリー 翠ジンソーダ 350ml ¥201

サントリー こだわり酒場のタコハイ

▲サントリー こだわり酒場のタコハイ 350ml ¥163

「日本ワイン」

レベルがどんどんUPしている“日本のワイン”にも注目。

シャトー・メルシャン 藍茜

▲シャトー・メルシャン 藍茜 75oml ¥2,010(編集部調べ)

【注目したいお酒&キーワード】カクヤス 宅配販売統括部 霜田明花さん

「クラフトビール」

クラフトビール人気は年々増す一方。この人気は止まりません!

BREWDOG NEON DREAM(ネオンドリーム)

・BREWDOG NEON DREAM(ネオンドリーム)330ml ¥438

キリン スプリングバレー JAPAN ALE〈香〉

▲キリン スプリングバレー JAPAN ALE〈香〉350ml ¥267

「缶ワイン」

サステナ志向にフィットした、「缶ワイン」が増加中!

メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶

▲メルシャン・ワインズ サニーサイド オーガニック スパークリング 缶 280ml ¥340(編集部調べ)

【注目したいお酒&キーワード】Oggi エディター大椙麻未さん

大椙さんセレクト
  1. 「フルーティ系焼酎」

「フルーティ系焼酎」

焼酎のおいしさに開眼! 飲んだことのない人もハマる可能性アリ。

濵田酒造 だいやめ ~DAIYAME~ 720ml瓶

▲濵田酒造 だいやめ ~DAIYAME~ 720ml瓶 ¥1,380

2024年Oggi1月号「働くわたしの『いいもの』大賞 第5回Oggiアワード2023」
撮影/西原秀岳(TENT) イラスト/green K 構成/佐々木 恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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