職場恋愛って嫉妬しがち…
職場恋愛は、同じ職場に恋人がいる環境だけに、嫉妬の原因となるシチュエーションも多いもの。そのため「職場恋愛は嫉妬しやすい」と言われることも少なくありません。
仕事中にも好きな人の存在を感じられる恵まれた環境である反面、見たくないことや聞きたくないことを見聞きする機会も増えますから、嫉妬心を抑えたくても上手にコントロールできない自分に悩む人も多いのです。
職場恋愛は嫉妬しやすい理由5選
職場恋愛は、職場が異なる恋愛関係と比べると、恋人に対して嫉妬をしやすい環境です。そこで、職場恋愛で嫉妬が生まれやすい理由の代表的なものを5つ見ていきましょう。
◆異性と親しげに話す様子が見えてしまうから
恋人と職場が同じだと、相手が自分以外の異性と親しげに話す様子が見えやすいことは、嫉妬を招きやすい理由のひとつです。独占欲が強い人であれば、なおのこと嫉妬心が湧きやすい環境でしょう。
自分と話すときよりも恋人に笑顔が多かったり社交辞令であっても相手を褒めていたりといった場面を目の当たりにしてしまうと、独占欲もあってメラメラと嫉妬心が湧いてきがちです。
◆飲み会に同席することがあるから
職場が同じだと、ふたりが同じ飲み会に同席するシチュエーションも起こりがちです。
お酒が入った席では、職場にいるときに比べてリラックスした人間関係になりやすいことから、恋人が自分の知らない一面や心を許したかのようにだらしない姿を他の人に見せていると、それが発端となって嫉妬心が芽生えることも少なくありません。
◆職場に恋のライバルがいる場合も多いから
職場恋愛では、恋のライバルが同じ職場にいるパターンも珍しくありません。
自分の恋人を狙っている存在が身近にいるというだけで警戒心が強まり、少しでも疑わしい行動を見てしまえばそこから強い嫉妬心が生まれる場合も多いでしょう。
ライバルが身近にいる緊張感もあって、些細なことにも嫉妬しやすい環境です。
◆恋人同士であることを秘密にする場合も多いから
職場恋愛を推奨している勤務先でない場合には、恋人同士であることを、結婚が決まるまでは公にできないパターンもあります。
この場合は、秘密主義を貫かなくてはならないプレッシャーも大きいうえに周囲は恋人関係にあることを知らないで接してくる場合も多いので、恋人に関する聞きたくない噂を耳にするなど、恋愛における「雑音」も入りがちに…。ふたりの関係を隠さなくては行けないプレッシャーも影響して、些細な出来事をきっかけに相手への嫉妬心が大きくなりやすいのです。
◆自分より優秀な人の存在に落ち込みやすいから
職場に自分よりも明らかに優秀な同僚がいると、ただでさえ自信を喪失してしまいがちです。そして仕事や能力への自信喪失がそのまま自己評価ダウンにもつながり、恋愛にも自信がもてなくなりやすくなります。
自己評価が下がるとどうしても周囲への嫉妬心が強まりやすく、職場恋愛においては不必要な嫉妬を招きやすい状態に陥りやすいのです。
職場恋愛での嫉妬を乗り越える方法5つ
職場恋愛で嫉妬心が芽生えても、自分の心をうまくコントロールできれば乗り越えることも難しくありません。そこで、職場恋愛をしていても、嫉妬を抑えながらイライラやモヤモヤを乗り越える方法を5つご紹介します。
◆自信をもって相手を信じる
職場恋愛においては、嫉妬心は避けられない感情のひとつです。しかし感情のままに嫉妬心を出してしまえば、職場恋愛では仕事にも支障が出かねません。
自信を持って相手を信じることができれば、多少のことは気にならなくなり、安定したメンタルで仕事に向き合えるだけでなく、ふたりの間に不必要な衝突も避けやすくなります。
◆仕事中は恋愛を忘れる
職場は本来、恋愛をする場所ではなく仕事をする空間です。そのため職場恋愛をしているとしても仕事に集中し恋愛関係を忘れることができれば、恋愛による悪影響を防ぎやすくなるだけでなく、恋人の職場での動向も気になりにくくなるでしょう。
嫉妬心を抑えるためには、ビジネスパーソンとしてプロフェッショナルな態度を保つ心がけを持つのも有効な方法です。また、職場での業務と恋愛のバランスを上手にとれるよう、自分から努力する意識も求められます。
◆職場を離れたらラブラブ時間をつくる
ひとたび職場を離れたら、恋人同士のラブラブな時間を大切にしましょう。
仕事とプライベートをお互いが意識的に切り替えていけば、デートや趣味を通じて絆を深めやすくなります。職場以外でのふたりで過ごす時間が充実すればするほど職場での嫉妬心を抑えやすくなり、多少のことでは動じない関係を築きやすいでしょう。
◆日頃のコミュニケーションを大切にする
日頃からふたりのコミュニケーションを大切にしておけば、職場で嫉妬するような出来事があっても、イライラしたりモヤモヤしたりする原因を取り除きやすいはずです。
お互いが嫉妬を避けながら信頼関係を築いていくために、なるべくオープンな関係を心掛けましょう。職場での人間関係についても、お互いが事前に身近な異性の同僚との関係性について説明をしておくと、無用な嫉妬を避けやすくなります。
◆自己成長の機会だと思って努力を忘れない
職場恋愛は、どうしても嫉妬する環境が増えやすい環境なのは仕方のないこと。どんなに気にしないようにしていても、気になるシーンも多いものです。でも、そこでいちいちイライラしてしまうとふたりの仲にも響きかねません。
発想を少し広げて、職場での恋愛を自分が成長する機会だと捉えることで、イライラしても怒りや嫉妬心を抑えようと努力をしやすくなるでしょう。安定したメンタルを保つ練習をすると、自分の成長につながるだけでなく、ふたりの関係が安定する術にもつながります。
職場恋愛でも健全な関係を築きたい♡
職場恋愛は嫉妬の原因に溢れているので、喧嘩が増えたりパートナーに対して疑心暗鬼になったりしやすいのは否めません。しかしネガティブな感情が渦巻くほど、ふたりの関係は不健全なものに…。
職場恋愛でも、嫉妬心を上手にコントロールするよう心掛けて、健全な関係を築いていきましょう♡
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並木まき
ライター・時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。