野菜不足が気になるときに食べたいスープレシピ
「仕事に集中していたらもう20時!」これからご飯を作るのも億劫だし、コンビニで済ませるのも罪悪感…。
20時に仕事を切り上げ、21時に食べる夜ごはんという絶妙なタイミングにぴったりの、働く女性のためのレシピを紹介。
前回は、「素麺で作る具だくさんの和え麺」をお届けしましたが、今回は「食べるトマトスープ」のレシピです。
少量の豚肉とたっぷりの根菜で栄養満点「食べるトマトスープ」
ダイエット中や野菜不足を解消したいとき、トマトスープをよく作るという人も多いのでは? お鍋ひとつで簡単にできて栄養満点なので、21時の美容メシにもぴったりです! よく作るトマトスープだからこそ、ほんの少しの工夫でアップデートしてみませんか。
野菜だけで作るより、ほんの少し動物性のものが入るだけで一気にコクが出て旨味がプラスされます。今回はスーパーでも買いやすい豚こま肉を使用。50gと少々ですが、入れるのと入れないのでは雲泥の差です。また、野菜は水分の多い野菜よりも根菜を使うことで、食感も腹持ちもアップするので、根菜を2〜3種類以上入れるのがおすすめ。特に、ボリュームアップさせるじゃがいも、シャキシャキ食感を楽しむれんこんはマスト。他の野菜は冷蔵庫に残っているものでアレンジOKです!
我が家では何十回と作っているトマトスープ。リピートしたくなるおいしさです。
【このレシピの簡単&ヘルシーポイント】
・根菜をゴロゴロ入れてボリュームアップ
・味付けは発酵調味料の醤油とみりんを使用
・お肉を少量入れることで、満足度アップ
【材料/3〜4食分】
・豚こま肉:50g
・じゃがいも:2個
・れんこん:50g
・にんじん:1/3本
・ピーマン:1個
・えのき:1/2袋(100g程)
・トマト缶:1缶
・水:300cc
・醤油:小さじ2と1/2
・みりん:小さじ1
・塩:適宜
・オリーブオイル:大さじ1/2
【作り方】
1. 豚肉は1cm幅にカット。じゃがいも、れんこん、にんじん、ピーマンは1cm角の角切りにし、えのきは1〜2cm幅にざく切りにする。
2. 鍋にオリーブオイルをひいて中火で熱し、豚肉を入れて火が通るまで炒める。
3. 野菜をすべて加えて、油が回るまで炒める。
4. トマト缶と水を加え、煮立ったら弱火にして10分煮込む(じゃがいもが柔らかくなったらOK)。
5. 醤油とみりんを加えてひと煮立ちさせたら完成。味を見て、塩で適宜味をととのえる。
【ポイント】
トマトスープの味付けといえばコンソメを使いがちですが、今回は醤油とみりんで味付けをします。発酵調味料を使うことで、奥行きが出て味わい深くなりますよ。醤油はベースの味付け、みりんはトマトの酸味をまろやかにしてくれて食べやすいスープになります。
これまでのレシピ一覧はこちら♡
フードデザイナー 須賀いづみ
化粧品会社に勤めたのち、健康と美容の根本は“食”だと気づき、料理の世界へ。料理家のアシスタントに付き、苦手だった料理をイチから徹底的に学び独立。フードデザイナーとして、広告や雑誌のフードスタイリングやレシピ制作を行う。食を通してヘルシー&ウェルネスなライフスタイルを提案中。
Instagram @izumisuga