あの人気ヨガYou Tuberが別府でリトリートを開催!
大分空港から約45km。日本を代表する温泉地・別府の明礬(みょうばん)地区に位置する「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」。
館内各所に見て取ることができるグローバルリゾート×別府温泉らしさの融合と、洗練されたラグジュアリーな空間には、国内のみならず世界各国からのトラベラーが足を運びます。そんな同ホテルが、2023年5月27日(土)~29日(月)の3日間に渡ってスペシャルなプライベートリトリートを開催!
ライターでヨガインストラクターでもある筆者が、完全密着してきました。
「B-life × ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」プライベートリトリート
今回のプライベートリトリートは、「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」と「B-life」のコラボ企画。
「B-life」とは、インストラクターのMariko先生と映像クリエイターのTomoyaさんによって創設されたヨガ&フィットネスブランド。2016年の活動開始から4年間でYouTubeのチャンネル登録者数は100万人を超え、2023年現在では194万人の登録者数を誇ります。
Mariko先生によるさまざまな体の悩みを解決するヨガ・エクササイズとTomoyaさんによる絶妙なカメラワーク・ライティング・編集から織りなされる動画は、「見やすい」「わかりやすい」「続けやすい」と多くのファンから支持されています。
「B-life」初のリトリートイベント
2022年5月には、同ホテルで動画を7本ほど撮影した「B-life」のお2人。その反響のよさ・寄せられたリクエストをきっかけに、今回のプライベートリトリートが実現したのだそう。開会を前に、Mariko先生、Tomoyaさんから意気込みをうかがいました!
「普段はオンラインが中心で、こういったリトリートは今回が初めてなんです。ご参加のみなさん、1人1人とお話しできるのが楽しみです」(Mariko先生)
「ホテルの方々のホスピタリティが素晴らしく、ずっと印象に残っていました。また絶対に来たいなと思っていたので、こういうかたちでリトリートが実現して嬉しく思います。ヨガのセッション以外にも、観光や食事の時間も充実しているので楽しみにしています」(Tomoyaさん)
筆者にとっても、じつに数年ぶりのリトリート参加。開会前からソワソワ、今か今かと待ちわびていました。
2泊3日、ヨガセッションや食事、観光と充実のリトリートスタート!
参加者は、関東や関西、九州などさまざまな地域から集まった15名。開会式のあとは、3階「ホワイエ(宴会場)」にてリラクゼーションヨガのセッションがおこなわれました。
重い荷物を持って疲れた前腕や上腕、背骨のストレッチは、長時間移動後の体をじんわりとほぐしてくれます。
ヨガ初体験の方から毎日「B-life」の動画を見て実践している方、インストラクターの方など参加者のヨガ歴はさまざまですが、約45分のセッションではみなさん気持ちよく体を動かせたよう。
1日目のディナーは大分の食を堪能できるヘルシーなコース料理
ヨガのあとはスマートカジュアルな服装に着替え、別府湾を望む「アジュール(宴会場)」でスペシャルディナー。このリトリートのために特別に用意された、ヘルシーなオリジナルメニューがコーススタイルで提供されます。
前菜は「大分食紀行」。大分県北部に位置する安心院(あじむ)オーガニックファームの新鮮でみずみずしい葉野菜や湯布院サーモン、中津産 鰻、大分和牛をはじめとする地元の食材がふんだんに使われています。
メインは、豊後水道産 真鯛のローストと姫島産 車海老。デザートには、京都「茶園清水屋」の抹茶ティラミス。
体を動かしたあとに嬉しいヘルシー&美味しいメニューの数々に、参加者一同舌鼓。食後の自由時間には、館内の露天風呂に浸かったり、併設されているジムに行ったりして各々の時間を過ごされたようです。
リトリート2日目は南立石公園でのモーニング・ヨガから!
2日目の集合時間は、7時半。ホテルから車で10分ほどの場所に位置する南立石公園で、モーニング・ヨガセッションからスタートです。別府市の緑のシンボル・楠が200本以上、キンモクセイは30本以上植栽されているという公園内は、全方位が目に鮮やかな新緑。そして心地よい気候のなかで、体を動かすのは格別!
緩やかなストレッチで徐々に体が目覚めてきたあとの体幹を鍛えるシークエンスでは、汗をかいてスッキリ。
ヨガ後のブランチは、ピクニック形式で。栄養価の高いスーパーフード・チアシードやクコの実が使われたフレッシュなサラダとたっぷりのフルーツ。メインはホテルメイドのクラブハウスサンドです。軽くなった体×青空・新緑×美味しい食事×参加者同士でのまったりとした時間=至福の極み!
この時点でもかなり濃密な時間を過ごした感覚なのですが、2日目はまだ半分といったところ。一旦ホテルに戻ったあとは、午後の選択制(鉄輪ガイドツアー、スパトリートメント、ワーケーション)のフリータイムに備えて小休憩です。
午後は鉄輪温泉エリアをめぐるツアーへ
13時、昼寝から目覚めた筆者が参加したのは、別府八湯のひとつ・鉄輪(かんなわ)温泉エリアをめぐるツアー。地獄と呼ばれる温泉噴出口を間近で拝める“地獄めぐり”や、温泉地ならではの湯けむり立ちのぼる路地を大分生まれ・大分育ちのホテルスタッフによるガイドが付いたオリジナルツアーです。
自分たちだけでは知りえない地元ならではのプチ情報や、ちょっとした裏道なんかに入ったりしての散策では、観光マップには載っていない情緒ある街並みを存分に満喫することができちゃう!
忘れてはいけないのが、温泉地といったらの温泉卵。地獄から噴出する蒸気の熱を利用した“地獄蒸し温泉卵”は、なんと22時間も蒸されているそうです。燻製のような深みのある味がとっても美味しかった!
2日目のディナーは野菜中心のビュッフェ
さて、ホテルに戻ってきたらお待ちかねのディナーです。
ディナーは野菜中心の“ベジセントリック”。ビュッフェ形式でいただきます。大分県産とうもろこしが使われたシュリンプサラダや豊後牛もも肉のローストビーフ、コンフィなど、ヘルシーな調理法の料理がズラリ。
毎回違ったメニューでかつ、幅広く地元の食材を堪能できるなんて贅沢すぎる!
朝ヨガから始まりピクニック、観光、ディナーとあっという間に2日目も夜が更け…。最後は、ナイト・ヨガセッションで締めくくります。
じっくり、じわじわとキープ時間長めの体を労わるポーズの数々に、目の疲れを癒すツボ押しなど。胃袋も全身も満たされたあとのシャヴァーサナ(ヨガの最後におこなう仰向けで寝転ぶ“屍のポーズ”)では、寝息を立ててしまったのは筆者だけではないはず…。
リトリート3日目はプールサイドでモーニング・ヨガからスタート!
最終日の朝は、インフィニティプールの前でモーニング・ヨガセッション。
プールの先には、湯けむりが立ちのぼる別府市内。さらにその先には緑豊かな山々や青空を望むことができる最高のロケーションに、参加者からは感嘆の声。
別府ならでは、もといここでしか見られない景色は素晴らしいのひと言ではあらわせない圧巻の光景でした。
最後の朝食は、絶品のフレンチトーストを♡
プールサイドでのヨガのあとは、ビュッフェ形式の朝食。その最後には、しっかり体を動かしたご褒美に…と言わんばかりのフレンチトースト!
卵液に長時間漬け込んだシェフ渾身のフレンチトーストは、表面はカリッとしているのに中は信じられないほどしっとり・柔らか。筆者史上もっとも美味しいと思っていたフレンチトーストが、ひと口でサラッと上書きされてしまったからビックリ。1度食べたら忘れられない思い出の味とともに、リトリートを終えたのでした。
心身ともにリフレッシュ! ヨガリトリートは最高すぎました!
ヨガセッションや食事が素晴らしかったのはもちろん、ちょっとした休憩時間に過ごす客室、ホテル館内の施設もリトリートにふさわしい五感を刺激し、日々の心身の強張りを優しくほぐしてくれる最高の環境でした。
日常に戻ってからもしばらく余韻が続き、また頑張ろう! そう思わせてくれるリトリートは、毎日を忙しく過ごす人に向けての需要がますます高まっていくのではないでしょうか。
「ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ」館内にある「ハーンヘリテージスパ」では、フィットネスアクティビティとして曜日ごとにピラティスやヨガのレッスンも開催されています。詳しくは公式WEBサイトをチェックしてみてください。
Mariko先生おすすめ! 自宅で簡単にできる夜のストレッチ
プライベートリトリートの講師を務めてくださった「B-life」のMariko先生に教えていただいた、自宅で簡単にできる夜のストレッチはこちらから!
リトリートやヨガのレッスンになかなか参加できないお疲れ女子のみなさん。動画を見ながら疲れた体を労わって、明日からまた頑張りましょう!
大分県別府市大字鉄輪 499番地18