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【女性100人に聞いた】ヘアカラーをする頻度はどのくらい?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
定期的にヘアカラーをしている方に染めなおしの頻度についてアンケートをとったところこのような結果に。
5位:2週間に1回(3.3%)
4位:1ヶ月に1回(14.8%)
3位:3ヶ月に1回(23.0%)
2位:2ヶ月に1回(27.9%)
1位:それ以下(31.1%)
日差しの強い季節や使用しているヘアケアアイテムなどでもカラーのもちは異なりますが、3ヶ月以内に一度はヘアカラーをしている方が7割を占めています。
高頻度でヘアカラーをする理由
「2週間に1回」から「1ヶ月に1回」程度の頻度でヘアカラーをしている方の意見を紹介します。
褪色や伸びた部分が気になる
数週間や1ヶ月程度でも、日常生活のなかで髪にダメージを受けて褪色します。気になる方は高頻度でヘアカラーをしているようです。
「気になるから」(30代・愛知県)
「プリンになってしまう」(30代・茨城県)
「褪色が気になる」(30代・千葉県)
ヘアカラーが好き
ヘアカラーをするとあか抜けたり雰囲気が変わったりするので、おしゃれのひとつとして短いスパンで髪色を変えているという意見もありました。
「髪色を染めるのが好きだから」(20代・茨城県)
「きれいな髪色をキープしたい」(20代・東京都)
「色んな色を試したい」(20代・福島県)
白髪がある
白髪には白髪染めのイメージがあるかもしれませんが、最近は普通のカラーリングと同じ感覚で楽しめて今っぽいアッシュ系や明るいニュアンスカラーも選べるようになっています。
「白髪があるから」(30代・兵庫県)
「白髪が目立ってくる」(30代・埼玉県)
「白髪隠し」(30代・愛知県)
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低頻度でヘアカラーをする理由
「2ヶ月に1回」から「それ以下」の頻度でヘアカラーをしている方の意見を紹介します。
金銭面
コストがかかってしまうため、あまり高頻度ではヘアカラーをしないようにしているという意見もありました。
「お金がかかる」(30代・大阪府)
「美容院に行く度に染めるとお金がかかる」(30代・島根県)
「頻繁にカラーに通う費用も時間もない」(30代・香川県)
プリンが目立つ
髪は1ヶ月に約1cm伸びると言われているので、2ヶ月以上経過すると根本が気になってくる方が多いのではないでしょうか。特に明るい髪色ほどプリンが目立つため、ヘアカラーをしたくなるタイミングかもしれません。
「プリンが目立つようになる」(30代・広島県)
「伸びてきた部分の髪の色が気になる」(20代・愛知県)
「根元が暗くなる」(30代・東京都)
褪色する
はじめは綺麗な色が入っていても、2ヶ月以上経つと明るくなりすぎたり、はじめのころの色とはかなり違ってみえたりするようになります。
「色が消えるから」(20代・長崎県)
「色落ちと根元が伸びてくるころ」(30代・東京都)
ダメージを受けすぎないため
髪を染めることは少なからずダメージはあります。髪と頭皮を健康に保つために、感覚をあけてヘアカラーをしているという意見もありました。
「頭皮のダメージが気になる」(20代・福島県)
「髪が傷まないようにする」(20代・神奈川県)
ヘアカラーのおすすめの頻度
おすすめの頻度は「1~2ヶ月に1回」
ヘアカラーをしている場合は、カラーにもよりますが1~2ヶ月に1回くらいのペースで美容院に行くといいでしょう。
暗めに染めている場合は根元が目立ちにくいため、2ヶ月に1回くらいの頻度で問題ないといわれていますが、明るめに染めている場合は、根元が目立ちやすいため頻繁にリタッチがおすすめ。
ダメージが気になるようなら、ヘアケアを行いながら髪の状態を見極め、カラーの頻度を決めてみてはいかがでしょうか。
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ヘアカラーのこだわり
イメージを変えられるヘアカラーですが、皆さんはヘアカラーをするときにどのようなこだわりがあるのでしょうか。アンケートに寄せられた意見を紹介します。
色にこだわる
一番多く寄せられたのは「色味」についての回答でした。色が入りやすい髪質やパーソナルカラーなど人それぞれ合う色は異なります。イメージをしっかり伝えたり、質問をしたり遠慮なく美容師さんに相談するのもおすすめです。
「なるべく色味を濃く染めてもらっています」(20代・愛知県)
「色味。イエベなので明るめでお願いしてます」(30代・北海道)
「派手すぎない色」(30代・福岡県)
「色落ちすると赤っぽくなりやすいので、赤みを抜いたグリーン系のカラーを入れてもらう」(30代・神奈川県)
「地毛が赤の色が強いため、緑系のマットな色で染める」(30代・大阪府)
ダメージが少ない
カラー剤にはダメージが少ないものもあります。カラーをする際に美容師さんにおすすめを聞いてみてもいいかもしれません。
「なるべく傷まないカラーを選ぶ」(30代・東京都)
「傷まないことが一番」(30代・茨城県)
「肌に優しいものを選ぶ」(20代・福島県)
「ヘナカラーをする」(30代・兵庫県)
「ブリーチはしない」(20代・奈良県)
ヘアカラーの仕上がり
大切な髪なので、仕上がりは重視したいですよね。カラー後はトリートメントをプラスするとツヤッとした仕上がりに。よりよい仕上がりにしたいときは、美容師さんに相談してみましょう。
「ツヤ感のある色にしてもらっています」(20代・神奈川県)
「仕上げの綺麗さ」(30代・滋賀県)
「透明感」(20代・東京都)
ヘアカラーを長持ちさせるための6つのポイント
1. 最低でも24時間はシャンプーしない
一般的にはヘアカラー後、48時間以上はシャンプーをしないことが推奨されています。48時間経つまでは色素成分がまだ定着しておらず、シャンプーによって落ちてしまう可能性があるからです。
しかし48時間もシャンプーをしないのは、なかなかつらいですよね。そのため、実際は「24時間は我慢」と言われることが多いようです。
24時間でもキツい、という方もいるかもしれませんが、できるだけ色を定着させるために、お休みの日を利用してシャンプーしない時間を長引かせると良いでしょう。
2. 洗浄力が強すぎないアミノ酸系シャンプーを選ぶ
シャンプーは通常、以下の3タイプに分けられます。
・アミノ酸系
・石鹸系
・高級アルコール系
この中でヘアカラー後におすすめなのは「アミノ酸系シャンプー」。洗浄力が穏やかで、低刺激。地肌や髪に優しいのが特徴です。
一番避けたいのは「高級アルコール系シャンプー」。高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強いため、カラー後のシャンプーで使用すると色落ちしてしまう可能性が高くなります。
3. ダメージ補修や保湿効果が高い成分配合のシャンプーを選ぶ
ヘアカラー後は、ひどくダメージを受けている状態です。せっかくきれいな色を入れても、髪がパサパサでは台無し。できるだけ毛髪補修成分を配合したシャンプーを使用し、ダメージを最小限に食い止めましょう。
たとえば「加水分解ケラチン」や「ヒドロキシエチルウレア」「加水分解卵白」など。
また、髪を乾燥から防ぐ保湿効果のある成分配合シャンプーも使いやすいでしょう。髪を乾燥から守ることで、褪色しづらくなるメリットがあります。
「セラミド」や「コラーゲン」「ホホバオイル」など、保湿効果が高い成分をチェックしてみましょう。
4. 染料が含まれているカラーシャンプーを選ぶ
染料が含まれているカラーシャンプーで、髪に少しずつ色を入れ褪色を防ぐのもおすすめ。髪色に合ったカラーシャンプーを選ぶことで、髪の色落ち速度をおさえることが可能に。
パープル
色落ちにより黄みが目立つ髪に。深めのカラーの褪色防止にもGOOD。
アッシュ
くすみ系カラーをキープしたい人に。アッシュ系のヘアカラーをした人にも。
ピンク
レッド系やピンク系の褪色防止に。金髪から淡いピンクにカラーチェンジしたい人にも。
ブラウン
ブラウン系の褪色防止はもちろん、深みやツヤのあるカラーに。白髪が気になる人や黒髪、暗髪の人、深い色の褪色防止にも。
5. 熱すぎるお湯での洗髪や過度なシャンプーはしない
髪は38度前後のぬるま湯で洗うのが推奨されています。熱すぎるお湯でのシャンプーは頭皮や髪を傷める原因に。
さらに過度なシャンプーも頭皮や髪のダメージにつながるNG行為。一見清潔に思えますが、基本的には夜1回、シャンプーで頭皮と髪をきちんと洗い流すだけでOKです。
6. シャンプー後はすぐにドライヤーで乾かす
濡れた状態での放置は、髪にとってもっとも良くない習慣。キューティクルが簡単にダメージを受けてしまうため、シャンプー後は一刻も早く髪を乾かして!
吸収性の高いタオルで優しく揉み込みながらタオルドライ後、高温風で熱を分散させながらドライヤーを当てます。完全に乾いてしまう一歩手前で低温にしてしっかり乾かし、最後は冷風で仕上げましょう。
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最後に
ヘアカラーは、使用するシャンプーや乾かし方など日常的にできる簡単なケアをすることで、きれいな色を長持ちさせることができます。今度サロンにいくときは、カットだけでなく気分転換でヘアカラーも楽しみたい! 自分に合う色がわからない場合や今っぽい髪色がわからない場合は、遠慮なく美容師さんに相談するのがおすすめです。
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