独身女の勇気の源! 落ち込まなくなった独女生活
彼氏ナシの独身生活を送る女性たちが珍しくなくなってきた令和の時代。でもアラフォーが近づいて、周りの人たちが既婚者ばかりになると「結婚できなかったらどうしよう…」という思いも? そんな“生涯独身者候補”でも落ち込まなくなったという独女の生活をのぞき見!
いつの時代も独女の見本! 有名独女を知る(Y樹子さん・34歳)
「周りを見渡せば、同世代は既婚に子持ちがほとんど。20代の頃は当然私も結婚できるものだと思っていたけれど、彼氏ナシのまま30代を迎えてもうすぐでアラサーも終わり。
40代50代での結婚も期待はしつつ、このまま独身なのかもなという思いもあります。けれど、いくら私の周りが既婚者ばかりだと言っても、世の中にはたくさんの独女が。エイジレスな独女女優さんたちのプライベートを垣間見られるSNSが、私のバイブルでもあります。
新五千円札の肖像になる津田梅子さん、あの有名なココ・シャネルさんだって結婚はしなかったようです。
私が尊敬するのは、男女の性差を焦点に当て活動された政治家の土井たか子さん。彼女も独女のお一人。独身女性の見本にたくさんの有名人がいることは、現代独女の私に勇気を与えてくれます」
家族が揃う幸せ♡ 地方独女の再チャレンジ(S香さん・33歳)
「大学時代から10年ほど都内で生活し、たくさんの友達や多くの人脈を築けたけれど、“結婚”には結びつきませんでした。このまま独身で東京にいる意味があるのかな? と思い始めた頃に彼氏と別れたことがきっかけで、30歳にしてUターンをすることに。
両親は大歓迎だったし、先に結婚して近所に住んでいる妹や姪っ子・甥っ子たちも喜んでくれて。都内住みだった時なんて仕事もプライベートもそれなりの忙しさで、年に1度会えるか会えないかくらいの頻度でしか実家へは帰れなかったからね。都会にはなかった“家族”が独女の私を癒やしてくれる。
お金はそこそこ貯まっているから、今は地元密着のお店でもやってみようと計画中! 東京にいた頃よりは遊びに行く機会が減ったから、その分再チャレンジにより力を入れられています♪」
人生は老後で決まる? 目指せ高級老人ホーム!(N凪さん・34歳)
「実家で一緒に暮らしていた、要介護のお婆ちゃんが老人ホームに入所する際、私の将来を決める出来事がありました。私全然詳しくなくて、すぐにホームに入れると思っていたのですが、まず空きが全然ないんです!
“特養”と呼ばれる特別養護老人ホームだと、お婆ちゃんの年金で入所できる額だったのですが、何年も待つ必要があるのだそう。通常のホームではぐっと費用は上がって、とても我が家では入所させてあげることができません。
運よくお婆ちゃんは手頃なホームに入ることができたけれど、30代独女の私も決して他人事ではないんですよね。一方“高級老人ホーム”と呼ばれる施設は、財産・入所金が豊富に必要だけれど特養に比べれば長期間待つ必要がなく、最高の設備とサービスで老後を暮らせる。
まだまだ先だと思っていた老後は確実にやってくる。そんなことを考えていたら、結婚できない不安が吹っ飛びました! 私は入所先に困らないほどの多額の貯金をして、高級老人ホームで余生を過ごすことを目標に。
今のうちからしっかりお財布の紐を絞めていきたいと思います。ひょっとしたら70代80代になったら入所先の高級老人ホームでセレブリティおじいちゃんと結婚なんてことも期待しつつ♪」
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「将来結婚したい」と願う20代30代男女の多くは、実際現在恋人がいないという調査もあるようです。彼女たちのように独身を悲観しすぎず、生涯独身者として生活していく未来を楽しく計画するのもいいかもしれませんね。
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OLライター タケ子
恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪