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LOVE

2023.04.29

気持ちが重すぎるうれしくないプレゼント… 母の形見、家の合鍵、借金をしたお金まで!?

恋人、友達、家族。プレゼントをもらうと嬉しい気持ちになりますが、なかには“友達以上恋人未満”の相手からもらった重すぎるプレゼントに困惑した人も! その内容とは…?〈OLライターのタケ子の恋愛連載〉

OLライター タケ子

友達以上恋人未満の“重すぎる”プレゼント

期待が膨らむ『友達以上恋人未満』の関係は、ある意味1番楽しい時期かもしれません。けれど、本格的な交際前に恋人同然の行動を取ると相手を驚かせてしまうことも。

今回はそんな間柄でもらった“重すぎる”プレゼントをアラサー男女に聞いてみましょう!

「超巨大花束&母親の形見ジュエリーが重かった」(U莉さん・27歳)

芍薬の花束
(c)Shutterstock.com

「重すぎて思わず顔が引きつってしまったプレゼント… ありますね。相手はマッチングアプリで知り合った30代後半の男性なのですが、1回目のデートで意気投合。すぐに2回目のデートを約束してドライブデートに出かけたのですが、その時に巨大な花束をプレゼントされました。車の中に入ったらいきなりピンク色の芍薬(シャクヤク)の花束がドーン!

1回目のデートで好きな花の話をしたので、それを覚えてくれていてプレゼントしてくれたみたいなのですが、芍薬ってひとつひとつが大ぶりじゃないですか。それが束となるともう超巨大で(笑)。ドライブデートだったので持ち歩かなくてよかったのが幸いでしたが、その次のデートではもっと衝撃的なものをプレゼントされたんです。

そのトドメのプレゼントというのが、お母様の形見のジュエリー! 『母の形見です』と象牙のブローチを差し出された瞬間、思わず『えっ!?』と結構大きめの声を出してしまいました。まだ出会って3回目の顔合わせで、キスもなければ手さえ繋いでいないのに受け取れるわけないですよね(苦笑)。

一瞬『これは一目惚れされたの!? 交際0日婚ってこと!?』と思いましたが、5回くらいデートをしてからも交際を申し込まれることなく、徐々にメッセージも減り、普通に疎遠になりました。ほんと何だったんだ(笑)」

「交際前に突然渡された合鍵が重かった」(T樹さん・34歳)

家の鍵を渡す女性
(c)Shutterstock.com

「俺は、恋愛至上主義! みたいな女の子が苦手で、今までも気軽に付き合える子とばかり知り合ってきました。まあでも30歳を超えるとなかなかそういう子もいなくなって、周りは結婚生活や子育てを頑張る人が増えてきますよね。俺は結婚する気はないのでスタンスは変わらないんだけど、最近知り合った“サバサバ女子”とはうまくやってました。

会いたければ気軽に会えて、ノリもよくて、男には依存しませんというようなあっさりしたタイプの女性。たまたま家も近くだったから、付き合うことになったとしても便利でいいな〜くらいに思っていたら『暇な時、勝手に使っていいから』と言われて、彼女の家の合鍵を渡されました。

いや… 別に俺もちゃんと家あるのに… わざわざ合鍵を渡してくるってことはライトに付き合う以上のことを望んでいる可能性もあるのでは? と思ってしまって、なんか怖くなってそれきりになってしまいました。正直、恋人でもない俺に合鍵をプレゼントするのは重いっしょ」

「借金したお金を渡されていたことが衝撃」(K菜美さん・30歳)

一万円札を出す男性
(c)Shutterstock.com

「以前友達の紹介で知り合った年上男性なのですが、私にものすっっごくゾッコンだったんです。初対面の時から『かわいいかわいい』とすごくアピールされて、一緒に行った食事代はもちろん、立ち寄ったデパートでのコスメ代や、目をつけていた洋服代まで出してくれたんです。

最初は『物貢がれてるな』という自覚があったくらいなのですが、そのうち『はいこれ家賃代』『はいこれ定期代』と、私の生活費まで現金で渡されるように。受け取れないと断っても強引にバッグに入れてくるので、お金が有り余っているのかな? と思って一旦受け取り、使わずに貯めていました。

とても優しいし穏やかだし『まあ彼氏にしたら不自由ないか』と思い始めた頃、私の誕生日がありました。まあそれはそれは盛大にお祝いをしてくれて、高級ホテル宿泊+豪華フレンチ+ハイブランドバッグをプレゼントしてくれたんです。っていうのをインスタに投稿したら、彼を紹介してくれた男友達から『あいつ低月給だから借金しまくってるんだぜ。ほどほどにな〜』と連絡がきました。

もう衝撃ですよね。今まで貢がれた物やお金、誕生日の宿泊代やブランドバッグ代まで全て借金だったんです。もちろん使わずに貯めていたお金は全て彼に返金。その後一切の連絡を経って怖いので引っ越しもして心機一転しましたが、どうしてもと言われたブランドバッグだけが手元に残りました。でもなんか怨念がこもっそうでとても使えないですよね…」

* * *

“気持ちが重すぎるプレゼント”はもらった後のお返しをどうするかも悩みどころのひとつ。お返しを悩ませるほどのプレゼント=重いプレゼントと認識しておくべきでしょう。たとえ高価なものでなくても、思いがこもり過ぎているものは相手に負担がかかってしまいますよね。もらう側も渡す側も付き合う前のプレゼントはお互いに温度差が生まれないよう気をつけたいものです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

OLライター タケ子

恋愛コラムや指南書を読み漁り、婚活の糧にしているOLライター。スイーツや食にも興味あり♪

【OLライター・タケ子の恋愛連載】

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