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遠距離恋愛で別れるカップル・別れないカップルの違いって?
「遠距離恋愛は別れやすい」と聞きますが、本当なのでしょうか。大好きな人と遠距離恋愛をすることになれば「別れたほうがいい?」と悩んでしまう人も多いですよね。
でも、遠距離恋愛でも別れずにゴールインしているカップルもたくさんいます! 遠距離恋愛で別れてしまうカップルと別れないカップルの違いを知って、ハッピーな遠距離カップルを目指していきましょう♡
遠距離恋愛が別れやすい理由3選
遠距離恋愛が別れやすいのには、理由があります。よくある理由は、次の3つです。
特徴1:浮気
物理的に距離があることから、浮気をしやすい距離感になってしまうのは遠距離恋愛ならではの課題です。
会いたいときに会えないことから、身近な異性で寂しさを埋めようとしてしまい浮気しやすくなるのは、遠距離恋愛でありがちな展開です。特に寂しがりややひとりで居るのが苦手な人ほど、遠距離恋愛の孤独感に耐えられず、浮気に走りやすい傾向も…。
遠距離恋愛での浮気は致命傷に発展しやすく、相手の浮気を知ったときに「こちらは会いたいときに会えない寂しさを我慢していたのに、相手はその間に浮気をしていたなんて…」と裏切られた気持ちをより強く感じ、即・破局を迎えやすい傾向もあります。
特徴2:会えない時間によって気持ちが冷める
会えない時間が多くなっていくと、相手への気持ちが冷めてしまう人もいます。パートナーを完全に嫌いになったわけではなくても、遠距離恋愛になる前と比較して相手への熱量がどんどん下がってしまって、恋人関係を続けていくモチベーションが下がりやすいのも遠距離恋愛によくある展開です。
「好きな人とは常に一緒に居ないとダメ」と考えている人が遠距離恋愛になると、このパターンで別れてしまう話も少なくありません。
特徴3:結婚のタイミングが難しい
一時的な転勤など終わりが見えている遠距離恋愛であれば別ですが、実家の事情などで長期にわたって遠距離恋愛をしなくてはならない場合には、結婚に進むタイミングが見えにくいことも遠距離恋愛が別れやすい理由のひとつ。
婚活を意識している人ほど「このままでは結婚できない」、「遠距離恋愛ではない人を探したい」という心理にも至りやすく、別れを考えるきっかけにもなりえます。
そのまま付き合い続けていても関係を先に進めるのが難しいとなると、適齢期になっている人ほど別の相手を探したくなるのも仕方ないのかもしれませんが、ちょっと切ない理由です。
遠距離恋愛は自然消滅? 上手に別れるには?
遠距離恋愛には、自然消滅で終わってしまう関係も珍しくありません。でも、できればふたりの今後のためにも、上手な別れ方をしておくに越したことはないですよね。
では、遠距離恋愛での上手な別れ方って? ポイントを3つまとめました。
1:できれば会ってきちんと話し合いをする
遠距離恋愛の終わり際は、別れ話をするためにわざわざ遠方に出向いて話をするのを面倒に感じる人も多くなります。けれど、これまでの関係に感謝を伝えて円満に別れるためにも、最後もきちんと会って話し合いをするほうがお互いに誠意を感じられるはず。
「別れるけれど、お互いに相手の幸せを願っている」という関係で別れ話を終わらせたいなら、会って話をするのがマナーですし、後日のトラブルも防ぎやすくなります。
2:会えなくてもせめて電話で本人と話す
片方が海外にいるなど物理的にかなり距離があって会うのが難しい場合や、どちらかが多忙を極めていてなかなかふたりのスケジュールが合わせられない場合には、会えなくてもせめて電話で別れ話をするほうがベターです。
メッセージやメールだけで別れ話を進めるのと違って、電話なら相手の声のトーンから微妙な雰囲気を感じ取ることもでき、会うほどではないものの相手への誠意も伝えやすくなります。少しでも誠意のある別れ方をしたほうが、お互いにとって不満が残りにくく、わだかまりのない別れ方ができますよね。
3:別れたい理由を本人に話す
理由も告げずに「別れたい」と伝えるだけでは、相手が納得しないまま別れることになりかねません。そのため、別れ話を切り出す側が、“なぜ別れたいのか”を相手に伝えることはとても大切!
別れる理由が言いにくいことだったとしても、きちんと思っていることを伝えるほうが、お互いに「もう無理だ」と納得して別れやすいため、結果的にトラブルになりにくい別れ方ができます。
これはNG! 遠距離恋愛のダメな別れ方
遠距離恋愛でご法度とされる別れ方をしてしまうと、あとからトラブルを招いてしまう場合も…。きちんと別れ話をするのが面倒だからと言って、次のような別れ方をしてしまうのはおすすめできません!
1:連絡を取るのが面倒になって音信不通になる
すでに気持ちが冷めているなどの理由で、連絡をとりたくないと思ってしまい、自然消滅を狙おうとするのは避けたほうが安全。相手から連絡がきているのに音信不通になって無視をしてしまうと、相手に心配をかけるだけでなく無用な言い争いも招くきっかけにもなりかねないですよね。
別れると決めたら、きちんと相手に連絡をして、別れ話をするのがマナーでもあります。
2:別れる前に別の人と付き合い始める
きちんと別れる前に、別の人と付き合い始めてしまえば、それは「二股」…。恋人に対して不誠実な行動であるのはもちろん、新しく付き合う人に対しても失礼でしょう。
「遠距離恋愛だからバレないはず」「絶対に見られない自信がある」と思っても、人の噂などでいつかは相手の耳に入るかもしれませんし、新しい恋人に二股からのスタートだったと知られれば、そちらでもトラブルになりかねません。別れ話をしないまま別の人と交際を始めても、新しい人との“いい展開”も望めないと心得て。
3:LINEやSMSで短文のお別れメッセージを一方的に送る
自分が別れると決めたからといって相手との話し合いを避けてしまうのも、ふたりの間でトラブルになりやすい別れ方です。LINEやSMSで一方的に別れ話が書かれたメッセージを送り、相手からの返信は無視をするなどの強行突破に出てしまうと、別れ話をされたほうは不満を募らせるだけでなく恨みの感情すら抱きかねません。
別れ話をするときには、相手と“話し合う姿勢”がとても大切。これまでの感謝を伝えて、これからは一緒に居られない理由をきちんと伝えるほうが誠実です。
遠距離恋愛で別れずに済む方法は?
遠距離恋愛でも、愛を育みゴールインへと進むカップルもたくさんいます。そんなカップルたちが、どんなふうに愛を育てているかと言うと…?
1:カップルで将来について話し合う
カップルで将来について話し合うことは、ふたりが同じ方向に向かっていくためには、とても大切な時間です。こまめに話し合いをすることで相手が考えていることもわかりますし、物理的な距離を埋めるだけの安心感も得やすくなります。
「今は離れているけれど、考えていることや理想とする方向性は同じ」だとお互いに思えれば、なかなか会えない遠距離恋愛でも、ふたりの信頼関係が深まります…♡
2:どちらか一方の負担が大きくなる付き合い方をしない
遠距離恋愛で切っても切れない問題が「お金の負担」や「時間の負担」。住んでいる場所が離れているほどに、デートにかかる交通費や移動の時間もそれなりになってしまいますよね。
どちらか一方だけが負担が大きくなる付き合い方をしてしまうと、負担が大きい側の不満が溜まりやすく、これが喧嘩や別れ話の引き金にもなりかねません。上手に愛を育てていくためには、どちらか一方だけの負担が大きくなりすぎないよう、ふたりで話し合いをして無理のないお付き合いを続けることも大切です。
3:連絡をとりにくくなってきたらまずは会う
遠距離恋愛をしていると、どうしても連絡がとりにくくなるタイミングも訪れがちです。
特にどんなカップルにも訪れる「倦怠期」を迎えてしまうと、お互いに連絡をとるのが面倒になってしまって、気づいたら何週間も声を聞いていなかった… というシチュエーションにもなることが。これではうまくいく関係も簡単に壊れてしまうので、連絡をとりにくくなってきたと思ったら、まずは会ってデートをするよう心がけることも大切です。
遠距離恋愛だと、ただでさえ会う頻度が少なくなりやすいので、顔を合わせる機会を増やすことによって、ふたりの仲を再確認できるチャンスを増やしましょう。
遠距離恋愛でも別れないカップルになりたい♡
お付き合いをしている人と離れた場所に暮らすなんて、考えただけでも「いやだ!」と思う女性も多いですよね。しかし仕事の都合などで仕方なく遠距離恋愛になってしまったら、ふたりの努力で「別れないカップル」を目指したいもの。
付き合い始めた頃の気持ちを忘れずに、遠距離に負けない愛を育んでいければ最高ですよね♡
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※画像はすべてイメージです。
並木まき
ライター・時短美容家、メンタル心理カウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。