スマホの文字入力方法は主に4パターン
【1】トグル入力
トグル入力とはガラケーでおなじみの、ボタンをポチポチと連続して押し進め、目的の文字を引き出す入力方法です。
たとえば「う」と入力したい場合、あ行を3回タップして「う」を呼び出します。「ろ」と入力したい場合、ら行を5回タップして「ろ」を呼び出します。
【2】フリック入力
フリックとは英語で「素早く動かす」「はじく」という意味を持つ「flick」からきている言葉。「画面を指で押してから、はじくように短く滑らせる」方法で文字を入力します。
たとえば「あ」を長押しすると、その左サイドに「い」、上に「う」、右サイドに「え」、下に「お」が表示されます。「あ」を入力したい場合は「あ」を軽くタップするだけですが、「い」を入力したい場合は左へスッと指をスライドさせて離す操作方法です。
「う」を入力したい場合は上にスライドして離す、「え」を入力したい場合は右にスライドして離す、「お」を入力したい場合は下にスライドして離します。
トグル入力は目的の文字までタップし続けなければなりませんが、このフリック入力は目的の文字の行をタップしたらそのまま4方向のどれかにスライドするだけなので、慣れると高速で文字入力ができるようになります。
「スワイプ」の正しい使い方は? フリック等との違いや便利な使いこなし術もご紹介
【3】フルキー入力
フルキー入力とは、パソコンのキーボードのように文字がすべて表示された中から画面をタップして入力する方法。
ローマ字入力や英字入力ができ、パソコン操作に慣れている方は両手を使って高速で入力していく人も多くいます。
ただし1文字に対するキーサイズが小さいため、打ち間違いが頻繁に起こるデメリットがあります。
【4】音声入力
音声入力とはその名の通り、音声で文字が自動入力されていく方法。
画面に触れることなく、スマホに向かって入力したい言葉を話すだけなので、便利かつスピードが速いと愛用している人も多いよう。
文字入力が速くなるスマホの裏技テクニック
フリック入力をマスターする
どの操作に慣れているかで文字入力のスピードは変わりますが、もしすべてをマスターしたと仮定した場合、先ほど紹介した4パターンの中でもっとも速く入力できる方法は「フリック入力」だと言われています。
トグル入力に慣れている方がフリック入力をマスターするのは少し時間がかかるかもしれませんが、フリック入力のほうが明らかに画面をタップする回数が少なく高スピード。
フリック入力は、フルキーを使ったローマ字入力よりもタップ数が少なく、かつ片手操作も楽ちんです。
音声入力も楽ではありますが、マイクボタンをタップしたり、音声を文字に変換するまでの時間、さらにうまく聞き取れなかった場合の誤変換などを考えると、やはりフリック操作のほうが使いやすく確実だと感じている人が多いようです。
「ユーザ辞書」を活用すればさらに入力の手間が省ける
たとえば会社の住所やURL、「お世話になっております」といった定型句。これらは最初の1、2文字打つだけで変換候補が出てくる「ユーザ辞書」に登録しておくことで、入力の手間がグッと省けます。
設定 →〈一般〉→〈キーボード〉→〈ユーザ辞書〉
赤丸の+マークから、使う頻度の高いワードを登録しておきましょう。
よみは2文字程度にするのがおすすめです。
スマホでめんどうな文字入力、ユーザ辞書の活用で手間を省く方法があるんです!
カッコの入力に手間取ってない? 素早く入力する方法をマスター!
カッコを引き出すのに時間がかかっている人も多いかもしれません。実はカッコは数字のキーボードに切り替えなくてもひらがなの〝や〟を長押し、もしくは左右にスワイプするだけで表示されるのです。
これを知っておくだけでも、文字入力はかなり速くなるはず!
スマホでカッコの入力は時間がかかる… 素早くできる方法をご紹介!
パスワードを毎回入力するのが面倒くさいなら自動入力を!
オンラインショッピングのようなWebサイトに設定しているID・アカウント・パスワード…。これ、いちいち毎回入力するの、とても面倒ですよね。
そんなときは、入力スピードを速くするよりもスマホに記憶させて自動入力してしまったほうが高効率。
設定→〈パスワードとアカウント〉→〈パスワードを自動入力〉をオン
そもそも入力する手間が省けるなんて、とても便利ですよね。
オンラインショッピングに便利♡ スマホでID・パスワードを自動入力する方法
打ち間違いや変換ミスに注意! みんなのおもしろ誤爆LINE
アップルもびっくり
「彼氏とデートの前日、久々に会えるということで、ウキウキしてました。当日の天気が気になったので、その話を話題にすると彼から『尻に聞いてみるわ!』とメッセージが届いて、爆笑w。iPhoneの機能の“Siriと尻”を間違えたようです。不意をつかれて笑っちゃいました」(27歳/化粧品会社)
上司からのエロ誤字
「上司にプロジェクトの進捗具合を聞かれたときのこと。『昨日家に持ち帰って仕事したので、もう少しで終わりです』と答えると上司から『それはエロいね!』と返答が(笑)。
誤字だと思いましたが、なんだか指摘しにくくて、そのまま放置していたら『ごめん、エロくはない。偉いんだ』と訂正文が届きました。確かにエロくはないですよね(笑)」(29歳/電気メーカー)
『尻に聞いてみる!』ってなに? 思わず爆笑した誤字・誤変換LINE
一体何と結婚してたの…
「私の旦那は家事に積極的な男性で、終わったことを報告してくれるのですが… 今回『洗濯物、取りこんできました』と送りたかったようなのに、まさかの『洗濯物と離婚できました』と誤変換になっていたんです(笑)。今まで何と結婚していたのよと思わずクスッと笑ってしまいました」(Yさん・29歳)
洗濯物と離婚? 結婚式で色仕掛け!? 家族LINEで自爆… 恥ずかしい誤変換LINE3
会社にあるイヤラしい場所
「ある日後輩ちゃんと飲みに行くことになったのですが、私は仕事が終わらなくて遅れると彼女にLINEしました。後輩ちゃんは快く了承してくれて、待ち合わせ場所を教えてくれたのですが、なんだかイヤラしく聞こえる部屋の名前を送って来たんです(笑)。
後輩ちゃんが教えてくれた待ち合わせ場所は、“更衣”室ではなく、“行為”室。初め見た時は、何の行為をするんだ?ww とついイケナイ妄想をしてしまいました(笑)」(Kさん)
菌をまき散らかす上司
「うちの会社の入社式前日の上司とのLINEのやりとりです。去年の入社式はオンライン開催だったので、私たちは1年ぶりの社内での開催に張り切っていたのですが、上司が今のご時世には絶対やってはいけない誤変換をやらかしました…(笑)。
上司は、新入社員のためにいっぱい“席”を出すと打ったつもりが、“咳”を出すと私に送って来ました。私は間違いとすぐに分かったので良いのですが、このご時世に絶対やってほしくないことを朝早くからやっている会社ってとんでもないですよね(笑)」(Kさん)
不快な仲だったの? 行為室って? 一見、まちがいと分からず困った誤変換LINE3
勤務開始前のカミングアウト
「この日は電車が遅延してしまい出社が遅れそうだったので、そのことを上司にLINEをしたんです。その後、到着してから急いで上司に連絡したのですが、まさかのカミングアウトみたいな誤変換になっていました…。
LINEをよく見たら“出勤”が“失禁”になっていたんですよ。焦っていたこともあり、小さい『ゅ』を打ち忘れたみたいです。おかげで上司に、遅延証明を持っていった時に大笑いされました…(笑)」(Yさん)