結婚してはいけない男図鑑 #62 優しい言葉で束縛する男
結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!
分類:さげちん目(もく)モラハラ科
先日、筆者は「今の彼と同棲してから、友だちとまったく遊べなくなってしまいました。彼はとっても優しいし、家のこともちゃんとやってくれます。でも彼と一緒にいる時間が長すぎて、他の人とまったく会えないのが悩みです」というアラサー女性に会いました。うーん、これって… ちまたにポツポツと生息している「優しいフリして束縛男」じゃないですかね…!?
口調や言葉は優しくても、いわゆる“束縛”をしてくる男性を夫にすると、確実に妻の自由を奪います(きっぱり!)。お友だちとも会えないだけでなく、どこかに出かけるときに「もれなく夫がくっついてくる」or「そもそも妻が出かけるのを嫌がる」という地獄のような生活になるリスクも上がりますし、優しい言葉でアレコレと妻に指図して、モラハラ夫として君臨していくのも“あるある”でしょう。
こういう男性って言葉や口調が優しいから、モラハラと気づかないままドツボにハマっていくパターンも少なくありません。一方的な指図や意見が多く、それによってパートナーの自由が制限されるとなれば、どんなに優しい人に思えていたとしてもやっていることは「モラハラ」。つまり“さげちん注意報”ですね。
付き合っているだけならきっとそこまでの害はないから大丈夫。でも運命共同体として夫婦になると考えると、支配的な夫に従わなくてはならない毎日が待ち受けていると思います。優しい男性は夫候補として人気がありますが、真の優しさなのか、ただ単に口調や言葉が優しいだけなのか…、よーく見極めて損はありません♡
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次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。