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2022.10.01

「だから言ったよね」自己保身ばかりの“責任転嫁マン”はモラハラ夫になりかねない【結婚してはいけない男図鑑】

魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類。「こんな男とは結婚してはいけない!」をズバッと指南します。

並木まき

結婚してはいけない男図鑑 #53 丁寧に見せかけて“責任転嫁”が得意な男

結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!

分類:ムセキニン目(もく)モラハラ科

喧嘩をするカップル
(c)Shutterstock.com

ちょっと前に、30代半ばの友人が婚約者と破局しました。その理由は「彼があまりにも責任転嫁ばかりするから」。友人は結婚前に妊娠したのですが、彼のほうは「俺は子どもなんてまだ欲しくなかったのに。婚約したから妊娠しても構わないと言った君が悪い」という衝撃的な責任転嫁を論じたそう。そんな彼に対して一気に愛情が失せたどころか憎しみすら沸いた友人は、婚約破棄へと至りました。

さて「責任転嫁する男性を、結婚相手に選ばないほうがいい」は、改めて聞くと当たり前すぎる話ですよね。ところが渦中にいるときって「彼が責任転嫁をしていること」に気がつかないまま、彼のペースに巻き込まれている女子も少なくないんです…!

「彼は丁寧な人」「しっかり者」なんて思い込んでいるときほど騙されがち。何かが起きたときにどんな対応をするかは、冷静に見極めたほうがいいですよ。

責任転嫁が得意な男性は「君が言ったから」や「君が言わなかったから」だけでなく、もうちょっと高度なやり方で「間違いがないか君が確認してね」と、後から自分が責任逃れしやすいよう事前に言っておく… なんてことも。そして結果的に“なんらかの不都合な出来事”が起きると「だから僕は言ったよね〜」的なノリで相手を責め立てるわけです。これも巧妙なモラハラ。こんな毎日が続くと、女性は精神的に疲弊していきます。

一見すると丁寧に物事を進めているように見せかけておいて、実は自己保身でしかない… という最悪パターンもある“責任転嫁マン”。夫に選んでしまえば、イライラや不信感が止まらない毎日しか待っていないでしょう。もしも彼氏にこの兆候がある場合は、残念ながら結婚はやめておいたほうが無難だと思います♡

* * *

次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!

※画像はすべてイメージです。

並木まき

並木まき

ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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