お金は自由へのパスポート
「なんとなくだけど、将来が不安……」
今、このように思っていませんか?
「お金」の心配は、誰にでも一生ついて回ります。現在、独身の方は将来や老後への不安、結婚されて子どもがいる夫婦は子どもにかかるお金などなど。ここ最近は円安などの影響もあって、食料品をはじめ、さまざまなものの物価が上がっています。収入はそんなに変わっていないのに……。
そういった「お金」に対する不安が、日常的に「なんとなく不安」を生み出している大きな要因になっているんです。もしお金に余裕ができれば、将来への不安もやわらぐため、やりたかったことも思い切ってできるようになりますよ!
たとえば、行ってみたかった国に旅行できるし、嫌な仕事を辞めて、好きなことにもチャレンジしてもいいですよね。
あなたのこれからの人生を、さらに豊かに自由にするものがお金! でも、お金を貯めるのはなかなか難しい……。
そこで、離婚して貯金ゼロから5年で1000万円貯め、8年で4000万円まで資産を増やした私が、誰にでも、今日からできるお金のつくりかたをお伝えしていきます。
お金を貯める第一歩目は家計簿をつける
あなたは家計簿をつけていますか?
面倒くさい、何度かやってみたけど途中で挫折した、という方も多いのではないでしょうか?
私もそうでした。家計簿なんて面倒ですし、そんなことをしなくても「私は節約している! お金がないのは会社が悪い!」と思っていましたからね……。
でも家計簿は、お金を貯めていくうえでは、絶対に欠かせないものです。
もし今、家計簿をつけていない方は、一度ご自分の支出を明確化してみてください。思ったよりも無駄な支出が多いことに気づけますよ。
私の場合は、セール品のまとめ買いや、アウトレットへわざわざ行って洋服を買ったり、ゲームに課金したりなどなど。家計簿をつけ始めた最初の月は、なんと40万円以上も支出していることが判明しました! もちろん固定費、食費などの必要費用なども込みですが、毎月の手取り金額をはるかに超えています。
とくに、女性で高くなりがちな支出は洋服代ではないでしょうか?
服を買うことでストレス発散にもなるし、女子会やデート、友人の結婚式などに参加するときは、毎回新しい服が欲しくなりますよね。
私もそういった理由で、年間で30万円以上も服飾代に使っていたんです。
結局、「私は節約している!」というのは思い込みで、家計簿をつけ始めると、浪費が多いことに気づけました。
だから、あなたも毎月、何にいくらお金を使っているかを、まず自分自身で把握することから始めてみましょう。
女性らしさを失わない節約方法
あなたは、服を何着持っていますか?
私は、常に洋服は200着以上持ち、年間で30万円以上もお金をかけていました。
ミニマリストになった今では、めったに服は買わなくなり、その数は最大でも20着しかありません。
平日は私服を制服化して、同じ服を複数を持ち着回すようにし、土日にはお気に入りのワンピースを着ています。でも、そのワンピースも1着だけです。土日とも同じ人に会うことなんて、まれですからね。
このようにして、平日と土日でわけて、実用性と女性らしさのバランスを取っています。
ちなみに絶対にワンピースは1着にするというわけではなく、状況に合わせて2着以上にしてもいい、くらいの気持ちでいます。
数はあくまで目安にして、実際に試してみながら、自分自身が心地良いと思えるバランスでいることが大事です。
あまり自分自身に制約をかけすぎると、続かなくなるのは何でも同じですね。
洋服はあくまで一つの例ですが、そのほかにも節約できるところはいろいろあります。
次回からは、私が実践しているお金が貯まっていく節約術をご紹介していきます。
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