特別な日のデート費用って普段とどれぐらい違うの? 年代・年収で比較
気付けばもう10月中旬に。そろそろ今年のクリスマスはどうしよう? と考える人も多いのではないでしょうか?
前回、マッチングアプリ「Omiai」を運営する株式会社ネットマーケティングが現在独身で恋人がいる男女464名を対象に行った「デート時のお財布事情」の調査結果をもとに普段のデート費について紹介しましたが、今回は誕生日や、これから来たるクリスマスなどの「特別な日」にはどうなるのか?
年代はもちろん、年収によっても「普段のデート」と「特別な日のデート」の差が変わってくるのか? 一緒に見ていきましょう。(前回の「普段のデート時のお財布事情」についての記事が気になる方はこちらから。)
年代別では30代は堅実派が多数。普段からパートナーと落ち着いた関係を築けているからこそ♡?
■特別な日に支払うデート費用
「特別な日」に支払う費用について調査したところ、20代は男性が9,980円→18,420円の1.85倍、女性が8,024円→14,522円の1.81倍と飛躍的な伸び率。普段とは違った「特別な日」に大奮発していることが伺える20代に対して、30代の「普段のデート」と「特別な日」の差は、男性については1.5倍となっていますが、女性は他の年代と比べてもそこまで差が開いていないことがわかります。
■特別な日のプレゼント費
プレゼント費については、40代が男女ともに大奮闘。前回の記事で40代男性は、普段のデートにおいて一番堅実派でしたが、特別な日には奮発してくれるよう。一方30代を見てみると、女性はどの年代と比較しても一番差が少なく、男性に至ってはほぼ差がなし。30代は、普段から落ち着いた関係値をパートナーとしっかりと築けているため「特別な日」にそこまで焦点を当てすぎない人が多いのかもしれません。
年収によっては「特別な日」のデート費は普段の4倍も…?
■年収別の「普段のデート費」と「特別な日のデート費」
年収別に「普段のデート費」と「特別な日のデート費」を比較してみると、男女ともに年収が上がるにつれ金額も増額傾向に。中でも注目すべきは年収500万円以上の女性。
いつものデートでは6,504円に対し、特別な日になると26,850円に増額出費しており、特別な日になるといつものデートと比較して4.12倍も多く支払っていることがわかりました。
■年収別の「特別な日のプレゼント費」と「特別な日に期待するプレゼント費」
年収500万円以上の女性は、プレゼントの期待額も32,650円と超高額で、相手に贈ったプレゼントの1.5倍の対価を望んでいることがわかりました。ちなみに「期待するプレゼント費」は、男性がすべてのカテゴリーで9,000円未満なのに対して、学生以上の女性は14,000円~30,000円以上と、ほとんどの女性(学生以外)は特別な日のプレゼントへの期待値が高いということもデータから見てわかりますね。
この結果に対し、前回の記事でも紹介した「恋愛学」の権威として知られ、テレビでも活躍中の早稲田大学国際教養学部教授・森川友義先生は、女性の傾向として、自分を基準にそれ以上の男性を選ぶ「ベースライン思考」が見られると語っています。
女性に「相手の男性の年収はどうあってほしい?」と聞いた Omiai Reportのアンケートでは、自分の年収を上回ると回答した人が約45%もいたそう。
「つまり多くの高年収の女性は、それ以上の男性と交際することを望むので、相手の年収が500万円以上であることが予想されます。そのため、特別な日のプレゼントの期待額も高価になることは当然なのです」
今回は年代別・年収別に「特別な日のデート費」についてご紹介しましたが、あなたの「特別な日」はどう過ごしますか? あなたとあなたのパートナーらしい「スペシャルな日」が過ごせますように…♡
Omiai Reportの詳細はこちら
調査主体:株式会社ネットマーケティング
調査名称:恋人との交際にかかる費用についての調査
調査期間:2022年8月2日~2022年8月9日
調査対象:都市部(東京、大阪、愛知、福岡)に居住する15~ 59歳の男女
調査数:464名
調査方法:Webアンケート