全部で7種類!【ホテル雅叙園東京】2022年クリスマスケーキ
今回は、ホテル雅叙園東京のクリスマスケーキ発表会に伺って来ました! 2022年クリスマスの新作ケーキの実食レポートをお届けします。
ホテル雅叙園東京のコンセプトである「日本美のミュージアムホテル」らしく、クリスマスケーキはどれも個性的で美術工芸品のような芸術性溢れる美しさに定評があります。
見た目だけでなく食材同士の組み合わせや、ミリ単位まで調整したケーキの層など、ペストリー料理長 生野剛哉氏のこだわりが細部まで感じられます。
2022クリスマスケーキのラインナップをお見せします
■定番人気! 嘉山農園の苺ショートケーキ 4,500円〜
肥料や栽培法にこだわった香り高く旨みの詰まった嘉山農園の苺をふんだんに使用し、苺の良さが際立つようスポンジ生地の口どけや生クリームの甘さを計算しベストなバランスに仕上げた、これぞ王道! な「嘉山農園の苺ショートケーキ」(4号 4,500円/5号 5,500円)はアルコール不使用なので小さいお子さんでも楽しめます!
■毎年購入するファン多数! 玉手箱 31,000円
毎年購入される根強いファンもいるホテル内の文化財「百段階段」や、ショップの天井、ラウンジなど、館内各所を飾る組子細工をモチーフにしたチョコレートで組まれた2段の重箱にケーキやショコラなどがぎっしりと詰められた芸術的な「玉手箱」(31,000円)。
新作ケーキは4種お目見え! どれも秀逸♡
全貌をお伝えする前に試食用サイズの写真から。手前左から時計回りに、「オレンジ・アールグレイ」、「抹茶栗のモンブラン」、「タルトショコラ・ミルティーユ」、「フレーズ・シャルドネ」。
どれからいただこうかと、ワクワクしました!
それでは、新作4種を詳しく紹介していきます。
■新作 オレンジ・アールグレイ 5,200円
オレンジを皮ごと煮込んだ香り豊かなコンフィチュールを混ぜ込んだケークの土台に、アールグレイの、濃厚クリームとさっぱりムースが上品な味わい深さを演出。
白のグラーデーション層の間にはほわほわ食感のオレンジクリームとアーモンドのビスキュイで、食感の変化が楽しめる仕上がりに! オレンジの爽やかな香りと酸味がアールグレイと相性抜群です。
■新作 抹茶栗のモンブラン 5,000円
ビスキュイにたっぷりのウイスキーをしみこませた大人な味わいのモンブラン。上に盛られたモンブランクリームは、白あん、抹茶、栗のペーストを裏ごしして竹串で付けていく和菓子の技法を使用。
間には、栗のクリームや抹茶ようかん、味わい深い贅沢な栗のグラッセを挟み、抹茶の苦みの後に、ウイスキーと栗の豊かな香りが鼻から抜けるように計算された和菓子と洋菓子の両方が楽しめる大人のモンブランです。
■新作 タルトショコラ・ミルティーユ 5,200円
ブルーベリー、ブラックチョコレートにナツメグを合わせたちょっと珍しい組み合わせのチョコレートケーキ。こちらは、今回シェフが一番冒険したフレーバーで「チョコレートとナツメグ」「ブルーベリーとチョコレート」それぞれの相性は良いとされていますが、その3種をかけ合わせることで新たな味わいが誕生!
ナツメグを効かせたバニラムースと、苦みの強いブラックチョコレートのムースが舌の上で溶けたあとに、ブルーベリーガナッシュの粒感が残る、食感と味の変化が楽しいケーキです。チョコレートケーキがあまり得意ではない私もこれはもっと食べたい! と思ってしまうほど。
■新作 フレーズ・シャルドネ 5,200円
ジューシーで甘酸っぱい苺のなめらかムースと爽やかな香りが漂う甘さが控えめの白ワインムースは口の中でとろける柔らかさ。水を一切使わず苺の水分だけで作ったジュレのフレッシュさと焼き込んだピスタチオのクレーム層との絶妙なハーモニーも深い味わいです。
美味しさが格別な定番シュトーレンも見逃さないで!
最後は、日持ちもして季節感も感じられる12月の手土産におすすめなのが「シュトーレン」3,500円。レーズン、チェリー、オレンジピールなどフルーツのうま味を損なわないように洋酒への漬け込み期間にもこだわった定番人気の「シュトーレン」。
カルダモン、シナモン、ナツメグなどのスパイスが効いたしっとり生地の真ん中には、ドイツ製最高級のローマジパンを使用。薄くスライスしてワインのお供にも。
10月1日(土)から予約スタートなので気になるケーキは売り切れてしまう前に早めの予約をおすすめします!
【詳細】
ホテル雅叙園東京
PATISSERIE「栞杏1928」
予約期間:2022年10月1日(土)~12月16日(金)
引渡し期間:2022年12月22日(木)~12月25日(日)
03-5434-5230(11:00~20:00/PATISSERIE「栞杏1928」)
手土産姉ちゃん 大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上(多いときは週5日)はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。(現在も金額は日々更新中!)
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。