デート時のお財布事情に30代から変化が?
デート代、あなたはいくらかけていますか? 「基本的に割り勘が良い」「全部とは言わずとも多めに出してくれると嬉しい」「いやいや、全部おごってほしい!」など、人によって様々…。
今回、マッチングアプリ「Omiai」を運営する株式会社ネットマーケティングが行った、「デート時のお財布事情」に関する調査結果を見ると年代によって違いが見えてきました。気になる30代の実際のデート時のお財布事情と男女の意識の違いなどを見ていきましょう。
そもそもデートはおごりたい? おごられたい?
【デート費用についての女性の期待】
まずは、デート費用に関する女性の「期待値」について見ていきましょう。20代は48%とほぼ半数の人が「割り勘にしたい」と回答しているのに対し、30代では「おごってもらいたい・おごってもらわないまでも、多めに出してほしい」人が56%と6割近くが占め、40代・50代になるにつれて増加傾向に。
【デート費用についての男性の期待】
反対に男性の回答はこちら。20代までは52%の男性が「おごりたい・おごらないまでも多めに出したい」のに比べ、30代は収入が上がるからか、「多めに出したい派」が66%まで増加。50代に関してはなんと84%と、大人の余裕が伺えます。しかし、意外にも40代の男性は54%と20代男性とあまり変わらない結果に…。彼の年代によっても彼のデート時の羽振りの良さは変わってくるのかも…?
実際の支払金額は…? 30代以降の女性はおごられ上手に
「普段恋人と会う際に、あなたが支払う平均的な費用」に関するアンケート結果を見ると、20代の「デート代」は、男性と女性が1回のデートで支払う金額(男性9,980円と女性8,024円)はわずか1,956円の差。しかし、30代になると差分4,271円(男性12,240円と女性7,969円)と20代のなんと2.2倍に。
前の設問でのデート費用に関する期待値を見ても「割り勘」派が多いの20代と比較しても、「おごってもらいたい・多く払ってもらいたい」派が多い30代。そして、経験豊富なところもあってか、実際に多く払ってもらうことが多く、おごられ上手な人が多いのかもしれません。
「恋愛経済学」的には、おごる、おごられる値段は、相手につけた値段と、自分につけられた値段…?
「恋愛学」の権威として知られ、テレビでも活躍中の早稲田大学国際教養学部教授・森川友義先生によると、「恋愛経済学」的視点では、男性視点ならデート代は相手につけた「値段」で、女性視点だと自分につけられた「値段」だそう。
「男性は価値の高い女性に対し、より多くのデート代を出さないと他の男性との競争に負けてしまいます。女性はおごってもらうと「価値の高い女」と評価されたことになるので、おごられたいと思うのは当然のことだと考えられるからです。繰り返しますが、これは恋愛をお金でとらえた「恋愛経済学」的な視点で考えた場合の仕組みです」
たまには「おごられ上手」になっちゃおう♡
とはいえ、二人の関係性によって違ってくるそれぞれのデート費用事情。「おごられたから私は価値が高い、おごられなかったから低いのか…」なんてことは考えず、30代からはもっと気軽に多めにだしてもらったり、おごってもらったりと、気ままに「おごられ上手♡」になるのも良いのかも。
いつもは「割り勘派」のあなたも、たまには彼におごってもらう週末を過ごしてはいかがですか?
Omiai Reportの詳細はこちら
調査主体:株式会社ネットマーケティング
調査名称:恋人との交際にかかる費用についての調査
調査期間:2022年8月2日~2022年8月9日
調査対象:都市部(東京、大阪、愛知、福岡)に居住する15~ 59歳の男女
調査数:464名
調査方法:Webアンケート