乾燥肌の人がボディソープを選ぶときのポイント
洗浄成分は「弱酸性のアミノ酸系」がおすすめ
洗剤化学のスペシャリスト・かずのすけ先生によると、お風呂上がり肌が乾燥してしまうのは、ボディソープが肌本来の皮脂・保湿成分まで洗い流してしまうからだそう。
「実は、体を洗うのにボディソープはそれほど必要ありません。汗をかきやすい部位や体毛の多い部位はボディソープで洗った方がいいですが、ほとんどの身体の汚れは湯船に浸かるだけで落ちます。入浴習慣がある人は、本来ボディソープで全身をゴシゴシ洗う必要はないのです」(かずのすけ先生)
とはいえ、いきなりボディソープを使わないというのはちょっと… という人も多いはず。乾燥肌さんや肌が弱い人におすすめなのは「弱酸性のアミノ酸系ボディソープ」だそう。
「石鹸は、弱アルカリ性で油脂成分の洗浄力に非常に長けています。人の皮脂の主成分も油脂なので、石鹸で洗うと皮脂はよく落ちます。
皮脂が十分に分泌される肌質の人は構いませんが、皮脂量が少ない人だとそれだけで洗いすぎになり乾燥肌になってしまうことも。
アトピー肌だと弱アルカリ性が皮膚刺激になることもあるので、乾燥肌や肌が弱い人は弱酸性のアミノ酸系ボディソープなどを試すと良いでしょう」(かずのすけ先生)
【お風呂上がりの乾燥問題】見直すべきはボディクリームよりも“アレ”でした!
肌にうるおいを与える保湿成分が配合されているものを選ぶ
肌が乾燥しやすい人は、保湿成分配合のボディソープが推奨されています。
たとえば「ヒアルロン酸」や「セラミド」「コラーゲン」などが保湿成分でよく知られているもの。
肌が十分保湿されると、ターンオーバーも正常になってコンディションが整いやすくなります。
背中ニキビが気になる人は薬用有効成分配合のものが◎
保湿はしたいけれど、皮脂の多い背中はニキビが気になるという人もいるかもしれません。
そんな方は、抗炎症作用や抗菌作用がある成分など「薬用有効成分」配合のものを選びましょう。
たとえば「グリチルリチン酸」や「イソプロピルメチルフェノール」がそれにあたります。背中ニキビだけでなく、体全体のケアにもつながるのでGOOD。
また、香料や界面活性剤など刺激になりやすい成分が配合されていないかどうかも、ぜひチェックしてみてくださいね。
保湿力が高いおすすめの優秀ボディソープ
【市販】ダイアン ビートゥルー|ボディソープ HEALTHY(ヘルシー)マイルドモイスチャー ¥770
▲本体:400mL、詰替:340mL
保湿成分「シカ(ツボクサエキス)」配合のボデイソープ。皮膚が敏感な人も、90%天然由来成分なので安心。ボタニカルセラミド(※1)やオーガニックバジルエキス(※2)、アボカドオイル(※3)も配合で、使用感はしっとり。洗うだけで乾燥が気になるボディがすべすべに!
※1:グルコシルセラミド、パイナップル果実エキス(保湿成分)
※2:カミメボウキ葉エキス(保湿成分)
※3:アボカド油(保湿成分)
ボディがガサガサ… 彼に触れられて恥ずかしくないしっとり肌に「シカ」配合のボディソープが時短!
【美容成分たっぷり】ドロアス|クレイボディウォッシュ モイスト ¥770
▲400mL
保湿力に優れたモイスチャークレイクレンズ処方のボディソープ。ブラジル産レッドクレイをはじめ4種類のクレイ、さらにヒアルロン酸が持つ保湿力の3倍と言われるスイゼンジノリ多糖体など美容成分たっぷり。ふんわりとなめらかな泡で肌を保湿ケアしながら汚れをオフ。
これ待ってた! “天然泥”シャントリシリーズ待望のボディウォッシュでスッキリ肌
【いい香り】オブ・コスメティックス|ソープオブボディ・01-HS ¥3,920
▲300ml
アミノ酸・ヤシ油・糖などを由来とする洗浄成分で作られた、弱酸性ボディソープ。保湿成分として、アロエや甘草、オーガニック植物オイル&エキスなどを配合。うるおいある健やか肌へと整えてくれる。バラペンフリー。
「軽く泡立てるだけで、驚くほどきめの細かいクリーミーな泡が! しっとりやさしく包んでくれながらも、とても泡切れがよくて洗いあがりはさっぱり。
そして特筆すべきは、その香り。何気なく試してみたわけなのですが、7種類のブレンド精油の香りが好みど真ん中。いままで使ったことがあるボディソープの中で一番好きといっても過言でないくらい。
爽やかながら甘さや苦みも感じさせる奥深い香りで、洗いあがり後に残る香りの加減まで絶妙。バスルームを出た後までふわっと香って、心地よさがずっと続きます」(川原莉奈さん)
これ以外使いたくない! とさえ思う【ボディソープ】に出合った♡
【かゆみがある人に】モイストダイアン ボタニカル|プロテクト ハンド&ボディ ソープ ¥710
「EC-12乳酸菌(※エンテロコッカスフェカリス・保湿)」配合のボディソープ。乳酸菌の保湿力やプロテクトパワーに注目して作られており、カサつきやかゆみに悩まされている人に◎。90%以上が天然由来成分、さらにサルフェートフリー(ラウレス硫酸Naなど)、パラベンフリー、合成着色料フリーなど「6つの無添加」で、デリケートな肌にも使いやすい。
乳酸菌で時短美容!? 秋からの頑固なカサカサにおすすめなプチプラ3品!
【安心処方】オルビス|リリースバイタッチ ボディシャンプー ¥1,100(写真:左)
▲500ml
なめらかで濃厚なテクスチャーのボディソープ。すすいだ直後はスッキリ、しっとりつるつるの肌に。天然成分使用の安心処方なので、デリケートな肌にも◎。
自分を労わる贅沢バスタイムで心までほぐれる♡【オルビス】から新ヘア・ボディケアシリーズが誕生
【オーガニック】ネイチャーズウェイ|ドクターブロナー オーガニックシュガーソープ ティートゥリー ¥2,420
▲355mL
しっとりとうるおう、天然由来成分100%使用のオーガニックソープ。ボディだけでなく、顔や手もこれ1本でOK。古い角質をスッキリ落としながら、柔らかくなめらかな肌へと導いてくれる。合成添加物は一切不使用。
「泡立ちのいいキャラメル色のリキッドソープ。乾燥肌なのですが、洗顔後も肌がつっぱらず、しっとりとした洗いあがりに驚きました。ウッド系のエッセンシャルオイルの香りも癒し効果抜群です」(ライターK)
ズボラさんの救世主! 顔、ボディ、ハンドをしっとり洗える【保湿】スキンケア|オフィス美人化作戦
乾燥肌さんが試したい体の洗い方もチェック
皮脂腺が活発に動く部位はしっかりめに
デコルテや背中は皮脂腺が活発に働く部位なので、しっかりめに洗うことが大事。
垢が気になる人は必要に応じて、週に1〜2回ボディタオルを使ってOKですが、基本的にはたっぷりの泡で「手洗い」しましょう。
その他の部位は優しく手で洗う
その他パーツについても手で洗いますが、ゴシゴシ洗いは必要以上に肌のうるおいを奪ってしまうのでNG。
ボディソープをしっかりと泡立て、摩擦が起きないようなでるように洗っていくのが基本です。
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