そもそも「ホットビューラー」とは? 使うメリットって?
熱の力でまつ毛をカールさせるアイテム
まつ毛を挟んでテンションをかけ、上向きカールを作る一般的なビューラーとは違い、ホットビューラーは〝熱〟の力を使ってまつ毛を上向きにカールさせます。
スティック型とカーラー型があり、スティック型は好みのカールを作りたい人やメイクのお直しに便利。目の形に関係なく使用できるのもポイントです。
カーラー型はしっかりまつ毛全体を上げることができるため、まつ毛が下がりやすい人やまだホットビューラーに慣れていない人におすすめされています。
通常のビューラーよりもカールが長持ちしやすい
ホットビューラーは、まつ毛を挟み圧をかけてカールさせる通常のビューラーよりも、カールが長持ちしやすいと言われています。
そのためまつ毛がすぐに下がってしまう人や、なかなかメイク直しができないという人におすすめ。
スティック型は目の形、まぶたの形状に関係なく使用できるので、通常のビューラーでは皮膚を挟んでしまいがちな人やうまくまつ毛を挟めないという人にも安心して使うことができます。
初心者でもできる! ホットビューラーの順番&使い方
まずはスクリューブラシでまつ毛を整える
▲シャンティ チャスティ|ソフトカーブアイラッシュブラシ ¥935
眉を整えるときに便利なスクリューブラシですが、まつ毛を整えるのにも使えます。
まつ毛があちこちと向いた状態ではきれいなカールが作れません。まずはスクリューブラシを使って根元から毛先へと丁寧にとかし、まつ毛を整えてあげましょう。
ビューラーでまつ毛をカールさせる
まつ毛を整えたらビューラーを使ってまつ毛をカールさせます。
ホットビューラーの前に、テンションをかけてカールさせる通常のビューラーでまつ毛をカールさせておくことで、まつ毛がしっかり上向きにカールされ、持ちも格段にアップ。
手順は根元→中央→毛先の順。力を入れすぎると不自然なカールになってしまうので注意が必要ですが、根元をしっかり立ち上げておくことで時間が経っても下がりづらいまつ毛をキープできます。
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マスカラ下地をまつ毛に塗布する
次にカールキープ力のあるマスカラ下地をまつ毛に塗布します。
塗るべき場所はまつ毛の「根元」。根元に下地を数秒当ててキープしましょう。
ホットビューラーをまつ毛の根元に当てる
カールキープ下地をまつ毛根元に塗ったら、ここでホットビューラーの出番!
ホットビューラーをまつ毛の根元に数秒当てて、立ち上がりをフィックスさせます。そのまま毛先に向かってすべらせ、セパレートさせましょう。
ホットビューラーは程よい温度で下地が溶けないものがおすすめ!
▲パナソニック|まつげくるん セパレートコーム EH-SE51 ¥3,300(編集部調べ)
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マスカラをサッと塗る
最後はマスカラをサッと塗ります。
マスカラは余分な液がダマの原因になるため、塗る前に軽くティッシュオフしておきましょう。これによりまつ毛のセパレートを保つことができます。
マスカラのブラシをまつ毛の根元に差し込みます。この状態で3秒ストップ! そこから毛先へ向け、サッととかしあげるように塗ります。
これで、繊細な上向きカールまつ毛が完成。
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デメリットもある! まつ毛のケアも同時進行
熱によるダメージでまつ毛が傷む可能性も
上向きカールを長くキープできるホットビューラーですが、熱を利用してまつ毛を上げるため、まつ毛がダメージを受けてしまう可能性もゼロではありません。
長くまつ毛に熱を加えることのないよう、メーカーが推奨する使用時間はしっかり守りましょう。
また、使い方を間違えるとまぶたをやけどさせる恐れも…。メーカーによって使い方が多少異なる可能性もあるため、事前に使用方法をチェックし安全に使うことが大切。
まつ毛美容液でしっかりケアを
ダメージを受けたまつ毛は、抜けたり切れたりもろくなりがち。ホットビューラーを毎日使うという人はとくに、まつ毛美容液を使ったケアをぜひ定期的に行って。
まつ毛美容液はまつ毛のキワに直接すべらせて塗布します。アプリケーターを使ってたっぷりとつけましょう。理想は朝晩使うことです。
※価格は税込み表示