失恋を表す「花言葉」4選
まずは失恋を表すものから紹介していきます。儚い恋を表すものから強い愛を示す片思いを表現するものまで、4つの花言葉について迫っていきましょう。
1:アネモネ
アネモネの「花言葉」は「儚い恋」「見捨てられた」「恋の苦しみ」など失恋のニュアンスを含んでいます。実は色別にも「花言葉」がそれぞれつけられているので、関心のある方はチェックしてみてください。
赤いアネモネ… あなたを愛す
白いアネモネ… 期待、真実、希望
ピンクのアネモネ… 待ち望む
青いアネモネ… 固い誓い
紫のアネモネ… あなたを信じて待ちましょう
2:ワスレナグサ
「花言葉」は「私を忘れないで」。若い恋人の1人が川に落ち、流されながらも摘んだ花を恋人に投げながら「私のことを忘れないで」と叫んで、水の中へ消えていったという中世ドイツの物語が由来となっています。ここから、切ない恋心を表す「花言葉」として使われているのですね。同じ「私を忘れないで」という「花言葉」を持つものとしては、クリスマスローズが挙げられるでしょう。
3:ヒマワリ
実は、ヒマワリの「花言葉」は片思いにぴったりなのです。ヒマワリの中でもいくつかの「花言葉」がありますが、代表的なものとして「私はあなただけを見つめる」というものがあります。夏に太陽に向かって目一杯咲くヒマワリを、太陽を追っていると見立てて、追う心を表しているそうです。
4:コリウス
花だけでなく、葉っぱもカラーリーフにして楽しめるコリウス。「花言葉」には「叶わぬ恋」という切ない意味が込められています。葉の美しさを保つためにコリウスの花を摘み取ってしまう悲しい行為が由来となったそう。叶わないと分かっていても恋してしまう、切ない片思いの気持ちにぴったりと言えるでしょう。
後悔を表す「花言葉」3選
皆さんは今何か後悔を感じていますか? 仕事、恋愛、人間関係など人生の中で後悔は付きものですよね。次は、後悔の意味を表す「花言葉」を3つ紹介していきます。おもしろい由来も一緒に確認していきましょう。
1:カンパニュラ
フウリンソウ(風鈴草)とも呼ばれるカンパニュラ。「花言葉」には「感謝」「誠実」というものもあるのですが、「守れなかった命」という悲しい意味も含まれています。これはギリシャ神話が由来となっているそう。簡単にそのお話を紹介しておきましょう。
果樹園の番人をしているカンパニュールという娘が兵士に命を奪われてしまいました。そこで花の女神フローラは彼女の死を不憫に思い、彼女の姿を鐘の形をした花に変えたそう。それが「守れなかった命」を表す由来となり、後悔のニュアンスを含む「花言葉」になったのです。
2:クロッカス(紫)
クロッカスには白、赤、黄、紫などの色がありますが、色によって「花言葉」は異なります。後悔の意味を表すのは紫のクロッカスで、「花言葉」は「愛したことを後悔する」です。恋愛において後悔する機会ってたくさんありますよね。そんな時はこのクロッカスの「花言葉」を思い出してみましょう。
3:ハルジオン
ハルジオンの「花言葉」は「追想の愛」です。過去に恋愛していた頃を思い返して、懐かしむ様子を表しています。後悔のニュアンスとは少し異なるのですが、過去の恋愛に戻りたい、なぜあの時離れてしまったのだろうと思う人にはぴったりな、「花言葉」かもしれません。
絶望を表す「花言葉」3選
どんどんいきます!次は、絶望の意味を含む「花言葉」を3つ見ていきましょう。皆さんも知っている、あの花の意外な「花言葉」が知れて面白いですよ。
1:マリーゴールド
マリーゴールドには、「変わらぬ愛」「生命の輝き」というような良いイメージの「花言葉」もあれば、「絶望」「悲嘆」などというマイナスなイメージを持つ「花言葉」もあります。このマイナスなイメージを持つ「花言葉」は、太陽神アポロンと水の妖精クリスティからなるギリシャ神話が由来となっているそうです。
2:キンセンカ
キンセンカの「花言葉」は「失望」「別れの悲しみ」「悲嘆」など悲しいものが多いですね。日本だけでなく、西洋でもキンセンカの「花言葉」はネガティブなものとして認識されています。黄色やオレンジ系の色の花を咲かすキンセンカ。実は、黄色はキリスト教を迫害したローマ皇帝を象徴する色であることから、失望という「花言葉」がつけられたと言われているのです。
3:トリカブト
毒を持つ花として有名なトリカブト。実はトリカブトの「花言葉」の中には「あなたは私に死を与えた」というものがあるのです。とても怖い「花言葉」ですよね。トリカブトが毒を持つことから、このような「花言葉」がついてしまったようです。
孤独を表す「花言葉」2選
最後は、孤独の「花言葉」を持つ花を2つ紹介していきます。プレゼントにはあまりおすすめできませんが、どちらもかわいらしい見た目をした花です。「花言葉」と見た目のギャップが楽しめるのも、「花言葉」を知る上で魅力的なことですね。
1:エリカ
エリカには孤独や裏切りという意味の「花言葉」があります。この「花言葉」の由来は、荒野に立つ時の心情を表しているのだとか。エリカは荒野に咲き広がるため、このような「花言葉」がつけられたのでしょう。
2:アザミ
トゲが特徴的なアザミがもつ「花言葉」には、「独立」「触れないで」などがあります。プレゼントには少し不向きなお花ですが、スコットランドでは国花にもなっています
最後に
「悲しい花言葉」を12種類紹介しました。「花言葉」は色んな解釈ができるため、たくさん調べてみるとさらに新しい発見ができるかもしれません。今回はネガティブな意味の「花言葉」が多かったですが、プレゼントをする際に相手への好意を「花言葉」に込めたりすると、とてもロマンチックですよね。
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