【メズム東京、オートグラフ コレクション】アフタヌーンティーで楽しめるメニューは?
毎回世界的に有名な絵画をモチーフに、遊び心あるスイーツとペアリングのモクテルをセットにした大人気のメズム東京の新感覚アフタヌーンティー「アフタヌーン・エキシビジョン」。
去年の春に登場し、大好評だった17世紀に活躍したオランダの画家ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにしたメニューが前回から進化して再登場!
画家ヨハネス・フェルメールの生涯や17世紀当時のオランダの人々の暮らしや食文化などを楽しみながら堪能できるセットメニュー(5,350円 税・サービス料込 平日15食限定)を10月31日(月)までの期間で〝再展示〟しています。
席に着くとテーブルにはイラストが飾ってあり、これから絵画の展示会が始まるようなワクワク感が!
オリジナルで制作されたアンティーク調の特別なプレートには、実際に17世紀のオランダのお料理の本からインスピレーションを受けた色鮮やかなスイーツとセイボリーの数々がズラリと並びます。
手前の「ペアリングモクテル」はオランダの名産の一つであるリンゴをイメージしたノンアルコールのモクテルです。色鮮やかなルビーカラーのハイビスカスティーとリンゴジュースがベースになっており、ホエーシロップで味に柔らかさと酸味を追加。
ソーダとレモンを加えることで爽やかでさっぱりとした軽い口当たりになり、暑い季節にもぴったりな一杯! トッピングされたドライアップルもかわいいんです!
それでは、セイボリーとスイーツを順にご紹介します!
◆「タイガーブレッドバーガー」
オランダが発祥と言われる、カリッとした表面の模様が特徴的なパンのタイガーブレッドを使用したバーガー。自家製のジューシーな粗挽きハンバーグ、チェダーチーズをサンド。
フェルメールが誕生した1632年頃のオランダでは、他国との貿易で得たスパイスが盛んに流通していたと言われており、ナツメグやブラックペッパーなどのスパイスをハンバーグに混ぜ込むことで、当時の時代背景を再現しているそう。
◆「セモリナプディング」
小麦粉の一種であるセモリナ粉と牛乳をゆっくり煮詰めて焼き上げ、ベリーソースをかけて仕上げた「セモリナプディング」。シナモンの香りとセモリナ粉特有のもっちりとした食感が新鮮です。
◆「パート・ド・フリュイ」
フェルメールは当時、高級品で画材として通常使用されるものではなかったラピスラズリが原料のウルトラマリンを、顔料として絵画に取り入れていたそう。
代表作である「真珠の耳飾りの少女」でも見る人を惹きつけるこのブルーを、グレープフルーツやライチをゼリー状に固め、爽やか風味のスイーツにしたパート・ド・フリュイ。
◆「パンプディング」
フェルメールの代表作の一つ「牛乳を注ぐ女」に描かれる食材をパンプディングで再現した一品。牛乳に浸したパン・ド・カンパーニュ(田舎風のパン)のしっとりとした味わいと素朴な優しい甘さが口の中に広がり、どことなく懐かしい気分に!
◆「ワインゼリーシャーベット」
フェルメールの絵画「紳士とワインを飲む女」に着想を得た一品です。
安全な飲料水を飲むことが難しかった当時、水分補給としても親しまれていたワインちなみ、アルコール分は飛ばしつつ芳醇な赤ブドウの風味が口いっぱいに広がるひんやりシャーベット。
◆「スペキュラース・サレ」
オランダで、ミラのニコラオスの日やクリスマスに食べられている硬めのクッキー。近年フェルメール初期の傑作「窓辺で手紙を読む女」が修復され、背景に描かれた弓矢を持ったキューピッドの姿が公開されたことにちなみ、天使を模した形に。シナモンやジンジャーなどのスパイスが入ったクッキーは、長期保存が必要だった当時を再現し、硬いザクっとした食感はちょっぴり新鮮です。
◆「パンネクーケン」
オランダの家庭料理であるパンネクーケンはモチモチ食感が特徴の少し厚めのクレープ生地のような食べ物です。オランダの名産品でもあるゴーダチーズの濃厚な口当たりと、オランダ産のホウレンソウや、オランダで古くから親しまれているチコリの食感の違いも楽しいところ。
◆「タルトプルーン」
17世紀頃にオランダで出版された料理本のレシピをもとに再現したタルトプルーン。旬のプルーンの甘酸っぱさと濃厚な果肉感がしっかり伝わる食べ応えのある食感としっとりとしたアーモンド生地の優しい甘さがたまりません。
◆「真珠の耳飾りの少女」を表現したケーキ
そして、メインで登場したのが食べるのを躊躇してしまうくらいの綺麗な「真珠の耳飾りの少女」を表現したケーキ。
絵画の印象的なシルエットを大胆に表現したケーキは、周りに、映える印象的な青と黄色の美しいターバンをイメージ。フェルメール・ブルーに仕上げたホワイトチョコレートとクレープが添えられ、まるで絵画そのものを見ているよう!
ふんわりとした食感のローズムースは優しく上品で女性らしい味わいです。ローズの香りと、ラズベリー、ブルーベリーの酸味の華やかなマリアージュが口いっぱいに広がります。
上に乗ったマスカルポーネは柔らかくフワフワとした食感で、繊細な味わい。ムースの底に敷かれたパイ生地は、ミルフィーユのようにサクっとした口当たりで、食感のアクセントになっています。
ひとつひとつ手作りで作られた飴細工の、真珠。
真珠を割ると、中からパッション&オレンジの爽やかな酸味と甘みの効いた、香り高いソースがあふれ出ます。
クレープと一緒にいただくと、フランス菓子「クレープシュゼット」として楽しめちゃいます。
「ペアリングモクテル」は、ヨーロッパ地域の夏の定番ドリンク、エルダーフラワー・コーディアルをイメージしたモクテルです。エルダーフラワーを砂糖水に漬け込んで作った自家製のシロップに、マスカットジュースとソーダを加え、さらにレモンを加えしっかりとした酸味がポイントの涼やかで夏らしいモクテルです。
すべて自家製で作られているスイーツとセイボリーは、ひとつひとつの大きさも丁度よく、それぞれのバランスがベストなのも嬉しいポイント!
バー&ラウンジ「ウィスク(Whisk)」は天井も高く窓も大きく広々としているので、17世紀のフェルメールが生きた時代に浸り疑似体験しながら、贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
【詳細】
アフタヌーン・エキシビジョン
5,350円(税・サービス料込)