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2022.08.07

世紀末の1999年、Oggiは、「クール・フェミニン」で“かっこいい”を再構築!

1992年、グローバルに活躍するキャリア女性を目ざす、働く女性のためのファッション誌『Oggi』が創刊しました! 創刊30周年を記念して、創刊号から最新号までの軌跡を時代背景と共に1年ごとに振り返っていきます。ノストラダムスの大予言や、来たるミレニアムブームに沸いた1999年。『Oggi』では「クール・フェミニン」なファッションが登場!

表紙モデルに青山恭子さんが登場!「クール・フェミニン」を体現

通勤スタイルは華やかさとカラフルな色が加わったスタイルに♡

『Oggi』が掲げてきた“かっこいい”の定義を再構築するため、「クール・フェミニン」を提唱。

そして4月号からは表紙を黒谷友香さんから青山恭子さんへとバトンタッチ(’99年4月号〜12月号)。

まさに、女性らしさと凛々しさを兼ね備えた雰囲気が「クール・フェミニン」なテイストともマッチしていました。

働く女性のための人気連載もスタート!

10月号から「私の給与明細」がスタート。読者のリアルな通帳をもとに、仕事に対する向き合い方やライフスタイルのこだわり、働く女性としての本音にまでフォーカス。

なかなか他人の通帳を見ることができないだけに、とても貴重なレポートとして今なお続く長寿連載です。

1999年の注目記事をピックアップ!

3月号「『働く私の7つ道具』大賞」

読者1,000人アンケートを実施し、バッグや靴、システム手帳、スキンケア、携帯電話、クレジットカードなど、Oggi読者にとってのマストアイテムをランキング形式で紹介。

バッグ部門の大賞は、当時大流行していた“プラダ”のナイロンバッグ。

軽い上に収納力抜群で、どんなシーンにも合うシンプルなデザインがOggi読者のツボを押さえ、堂々の1位に。

機能性とファッション性を兼ね備えたブランドとして“プラダ”人気は一世を風靡しました。

また、今はスマホでスケジュール管理をする人も多いですが、当時は分厚いシステム手帳が必須のお仕事アイテムでした。

なかでも“ルイ・ヴィトン”のエピシリーズが人気アイテムに!

5月号「『かっこいい体』にはセンスが宿る」

知的セクシーなスタイルの提案として、「かっこいい体」にフィーチャー。扉には、その代表格として藤原紀香さんが登場。

「かっこいい体」とは恵まれたスタイルがあればいいということではなく、自分自身をよく知り、それをかっこよく見せるための試行錯誤を経ることで「かっこいい」というセンスに昇華される…。

この考え方は、改めて心に留めておきたいテーマです。

5月号「『快適に生きる』最新事情HP」

仕事のこと、暮らしのこと、環境問題のこと… 当時の働く女性の生活がもっと快適になるように、最新情報にアクセスできるホームページのような構成になった特集。

‘99年に施行された「改正男女雇用機会均等法」と「改正労働基準法」によって、女性の働く環境がどうなるのかという分析が興味深い。

いくら法律が整っても現場では問題が山積みということは多々あります。

そんなとき、弁護士の中野麻美さんは「法律をどう活かすかは女性たちしだい。他人まかせでは何も変わりません」と働く女性の自覚を促します。

何事も「自分ごと化」が大事、改めてハッとさせられる言葉です。

また、当時のOggi世代(27歳くらい)が新卒(22歳)とどうつきあうべきかという考察にも注目。

小顔で脚長な新卒候補たち(有名人にたとえると、中田英寿さん、観月ありささん、TOKIOの松岡昌宏さんなど)は大学時代に携帯電話が一気に普及した世代で、ネットワークが広いとか。

ググるだけでは発見できない価値観や情報に触れられて、雑誌のいいところがギュッと詰まった内容でした!

6月号「RUIMKO流『メイクでもっとハッピーに!』」

NYを拠点に活動するメイクアップアーティストのRUMIKOさんが登場!

Oggi読者に「メークでハッピーになる方法」を伝授するスペシャルインタビューを掲載。

大流行していたラメは「大人の女性にふさわしいラメのさじ加減」として藤原美智子さんに指南いただくなど、豪華な顔ぶれによる初夏のメイク大特集です。

ちなみに、読者50人に調査したリップカラーの傾向にも注目。

かつてはフューシャピンクが一世を風靡した時代もありましたが、このころになるとスモーキーベージュやほんのり色づいて重ね付けもできるリップグロスなどが人気に。

“ザ・ボディショップ”のグロスは特に所有率が高く人気でした!

7月号「女同士で集まるメッシー会では、センスを競う3つのスタイル」

女性同士でいるときこそ、センスの見せどころ!

ということで、フォーマルな雰囲気のレストラン、旬のレストラン、話題の食べ放題スポットなどシーン別にスタイルを提案。

ちなみに、メッシー会とは社内の有志で月に2,000円程度の会費を積み立てて、部署や年代を超えて集う食事会とのこと。

こうしたネットワークが、当時の職場には存在していたのだそう。オンライン飲み会も10年後の未来には「?」となるのでしょうか…(笑)。

9月号「『iMACカラー』をトッピング」

キャンディのようなクリアなブルーが大人気となった’98年の初代「iMAC」。発売からたった1年後のこの年、5色展開の新機種を発表します。

そのカラー展開からインスピレーションをもらい、いつものコーディネートにもハッピカラーを投入しようという、遊び心満載の特集。

また、当時の街中を見わたすと、「スケルトン」なデザインが大ブームに! 携帯から、時計まで、さまざまな商品が登場しました。

11月号「見せます! 私的ワードローブの1ヵ月コーディネート」

モデル長谷川理恵さんの連載「自分らしさのキーワード探し」の第1回。

Oggiスタッフの間で「私服がおしゃれ!」と評判だった長谷川理恵さんのワードローブを使って、1ヵ月コーディネートに挑戦しています。

行きつけのセレクトショップ、雑貨店、レストランなどの情報もあり、長谷川さんらしいおしゃれな感性が散りばめられた人気連載でした。

11月号「『通勤クール・フェミニン』実例137」

Oggiらしい知的でクールなテイストに、当時を象徴するエッセンスのソフトな女性らしさを吹き込んだ「クール・フェミニン」。

スカート人気が高まったこともあり、「キレまろ」の進化系という印象で、華やかな柄スカート、透け感のあるエアリーニット、ピンクなどの明るいカラーが通勤シーンでも見られるように。

今年の漢字に選ばれたのは「末」。起こることすべてが世紀末現象と呼ばれた不穏の’99年

1999年7月に人類が滅亡するという、ノストラダムスの大予言で日本中が湧いていたのが今となっては平和に思える今日このごろ。

来たるミレニアムブームに沸いた‘99年は、世界中でカウントダウンイベントが行われ、ミレニアム婚なども流行りました。一方で、「2000年問題」でコンピューターの誤作動が懸念されましたが、大きな問題は特に起こらず、無事に2000年の朝を迎えたのでした。

1999年の時事トピックまとめ

欧州に新通貨ユーロ誕生/東海村で国内初の臨界事故/改正男女雇用機会均等法施行/石原慎太郎が東京都知事に就任/犬型ロポット「アイボ」発売/2000年問題/docomo「iモード」開始(パソコンがなくてもインターネットに繋がる携帯電話サービス)/カリスマ美容師が流行語/浜崎あゆみ『LOVEppears』(アルバム)、宇多田ヒカル『Automatic』、モーニング娘。『LOVEマシーン』、速水けんたろう・茂森あゆみ『だんご3兄弟』などがヒット/ドラマ『魔女の条件』放送/映画『アルマゲドン』公開

※本記事では当時の誌面を使用しています。無断転載はお控えください。

文/HATSU

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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