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2022.07.29

日本中が祝賀ムードに包まれた1993年、働く女性のおしゃれの必需品とは!?

1992年、グローバルに活躍するキャリア女性を目ざす、働く女性のためのファッション誌『Oggi』が創刊しました! 創刊30周年を記念して、創刊号から最新号までの軌跡を時代背景と共に1年ごとに振り返っていきます。今回は、スカーフ、ショールなど巻き物がマストアイテムだった1993年のトレンドをチェック。

スカーフとショールでエレガントに決める、それが1993年のOggi流スタイル

1993年のOggi世代の間では、上品でエレガントに仕上がるスカーフやショールなどの巻き物が大流行。定番人気はスカーフなら“エルメス”、ショールなら“エトロ”。

通勤から休日、そして会社終わりのパーティーにと、さまざまなシーンで多用していました。

また、当時はパリ、NY、ロンドンなど海外で働く女性たちの等身大のファッションがバイブルで、彼女たちのポジティブな生き方や働き方から刺激を受けて、感性を磨いていました。

この年の重大ニュースといえば、当時の皇太子殿下と小和田雅子さんのご結婚!

ハーバード大学卒で女性初のキャリア官僚というバリバリのグローバルキャリアだった雅子さん(皇后雅子様)は、『Oggi』にとっても憧れの女性。その輝かしいキャリアを手放して結婚に踏み切ったことに、世の働く女性たちは衝撃を受けたものでした。

1993年の注目記事をピックアップ!

1月号「N.Y. 東京 PARIS グローバルキャリアのライフスタイル比較」

世界3都市の働く女性に取材をし、リアルな「今」を徹底的に掘り下げた大特集。

通勤服はもちろん、週末のリラックススタイル、インテリアなど情報が盛り沢山で読み応えたっぷり!

3都市とも、通勤にはスーツもしくはジャケット着用率が高いことがわかります。

特に面白かったのは、当時のトレンド情報。

N.Y.ではシンプルなストレートの髪にサイドだけレイヤーを入れたシンディ・クロフフォード(当時のスーパーモデル)のヘアスタイルが大流行。ヘルシーなのに色気も漂わせるところがN.Y.的。

東京はバッグもアクセサリーもハイブランド志向が強め。アクセサリーは小ぶりの“カルティエ”や“エルメス”、バッグは“MCM”が人気でした。

一方のパリは大きなトレンドはないものの、ワンポイントでアニマル柄を使う小粋なスタイルが「らしさ」を感じさせます。

3都市の働く女性たちのおしゃれ哲学は、今見ても刺激的!

2月号「大きな国産車より小さな外車」

当時は小回りの利くヨーロッパメーカの外車を“自分で買って”乗りこなすことがステイタスでした。

自宅から表参道に買い物に行くときに、小さい車の方が駐車スペースも取らず、お店の雰囲気も壊さない、そんなおしゃれで小さな外車に人気が集中。

誌面では“ローバー・ミニ・クーパー”、“フォルクスワーゲン・ゴルフ”、“プジョー205”などを紹介。

4月号「小田和雅子さんの仕事スタイル」

語学も堪能で、ユーモアを交えた社交性もあり、グローバルな視点で問題に取り組む。そんな小和田雅子さん(皇后雅子様)の仕事ぶりやエレガントな佇まいは、『Oggi』が掲げていたグローバルキャリアそのものでした。

さっそうとトレンチコートを着こなし、TPOに合わせた上品でシックなスーツスタイルなど、知性あふれるファッションは働く女性の憧れそのものでした。

5月号「スーパーモデルの愛・結婚最新事情」

‘90年代前半といえば、リンダ・エヴァンジェリスタ、ケイト・モス、シンディ・クロフォード、ナオミ・キャンベルなどのスーパーモデルが一世を風靡していた時代。

誌面でも、グローバルキャリアのお手本として多くの特集が組まれました。

恋愛や結婚さえもキャリアアップに繋げるなど、セルフ・プロデュースに長けていた彼女たちの生き様はとてもパワフル!

また、創刊時からスタートした幸田シャーミンさんの対談連載のゲストには元祖スーパー・モデルのブルック・シールズ(1月号)が登場。ゲストもグローバルで豪華でした!

5月号「結婚でキャリアを捨てられますか?」

小田和雅子さんのご結婚はおめでたいことだけれど、それと引き換えに輝かしいキャリアを手放したことに衝撃を受けた当時の働く女性たち。そんな“小和田さんショック”がきっかけで始まったのが「キャリアの結婚」シリーズの短期連載。

結婚適齢期なんて言葉も存在し、見えないプレッシャーと闘っていた当時の働く女性たち。今以上にキャリアアップの道は険しく、複雑に揺れ動く女性の本音に斬り込んだ企画は、当時の女性を勇気づけたに違いありません。

12月号「仕事帰りのパーティ・スタイル」

アフター5にパーティがある日のスタイル提案。業種別のベーシックなスーツスタイルから、小物アレンジでパーティ仕様にアレンジする提案が楽しい!

たとえば、セットアップのパンツスーツに白シャツを合わせてパリっと決めた証券アナリストの場合。シャツを脱いでジャケットのボタンを閉め、大振りのクロスチョーカーを合わせる。マイナスするだけのシンプルアレンジだけど、ぐっと華やかに。

レザーのパンツスーツがマニッシュでかっこいいキュレーターの場合。インナーをレースのトップスに着替えて、ファーをプラスすることで、ぐっと女らしくチェンジ。

どのスタイルも、通勤バッグにチェンジアイテムを忍ばせて、会社のトイレでもささっと着替えられるよう想定しているのがリアルで実用的(笑)!

1993年にサッカー「Jリーグ」が開幕。高揚感にも包まれた

バブル崩壊後の不況が続く中、5月にはサッカー「Jリーグ」が開幕。新しいプロスポーツが始まる高揚感で、日本中が熱気に包まれた年でもありました。「商用インターネット」が日本でスタートしたのも’93年。当時はまだ一般層にまでインターネットが普及していませんでした。

皇太子徳仁親王、小和田雅子様ご成婚/米大統領にビル・クリントン氏就任/大型不況深刻化、企業はリストラに拍車/サッカー「Jリーグ」開幕/円、戦後最高値/新幹線「のぞみ」が運行開始/「横浜ランドマークタワー」が開業/細川護煕内閣発足(8月9日〜)/「レインボーブリッジ」が開通/サッカー日本代表がW杯出場を逃す(ドーハの悲劇)/商用インターネットが日本で開始/ZARD『負けないで』『揺れる想い』、CHAGE&ASKA『YAH YAH YAH』などがヒット/ドラマ『ひとつ屋根の下』が放送/映画『ジュラシック・パーク』公開

※本記事では当時の誌面を使用しています。無断転載はお控えください。

文/HATSU

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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