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2022.08.04

ZARAが日本初上陸した1998年、Oggiには「キレまろ」「スポーツシック」などキャッチーな見出しが躍動!

1992年、グローバルに活躍するキャリア女性を目ざす、働く女性のためのファッション誌『Oggi』が創刊! 創刊30周年を記念して、創刊号から最新号までの軌跡を時代背景と共に1年ごとに振り返っていきます。今回振り返る1998年には「ZARA」が日本初上陸。『Oggi』ならではのキャッチーな言葉が誌面を飾り、トレンドの移り変わりにスピード感のあった年でした。

通勤スタイルの洗練が止まらない! 1998年はOggi流甘辛ミックスが確立

“抜け感”、“キレまろ(キレ=辛口、まろ=甘口)”、“バーチャルスーツ”、“スポーツシック”など、Oggiならではのキャッチーな言葉が誌面を飾った’98年。

トレンドものや定番ものに頼りすぎない、自分自身のセンスで通勤服を着こなす価値観が定着しつつありました。

春には刺しゅうワンピースがトレンドとなり“キレまろ! で甘辛ミックスを提案したかと思えば、秋にはスポーティな素材を通勤服に取り入れた“スポーツシック”が登場。

トレンドの移り変わりにスピード感のあった’98年。人気コンテンツ「1か月コーディネート」が単独企画として誕生した年でもありました。

1998年の注目記事をピックアップ!

1月号「抜け感で見違えるオフィススタイルの公式」

オフィスできちんと見せつつも新鮮なおしゃれを楽しむコツとして、“抜け感”というワードが初登場。

シャープなのに堅すぎず、開放的なのに品がある理想のオフィススタイルは、ミラネーゼにも通じる肩の力が抜けた着こなしを彷彿させるもの。

襟元や足元の適度な肌見せ、かっちりジャケットに女らしさを加えるなどして抜け感の演出を提案。

ただトレンドのものを身につけるだけではない、かといって定番ものに落ち着くだけではない、新しい着こなしの価値観として“抜け感”がフィーチャーされました。

2月号「スタイルよく見せるが大前提」

スタイルよく見せたいという願いは今も昔も変わらずですが、この時代はなんと言ってもすらっとした「細身シルエット」が主流でした。

そこで、いかにバランスのいい着こなしでスタイルをよく見せるかを研究した大特集。

まず、「スタイルがいい」という曖昧な概念を、『Oggi』では「まろやかストレート」と命名。

全体の印象はすらっと細長いストレートだけれど、単に細かったり極端なメリハリでスタイルのよさをアピールしたりするのではないバランス感覚を指していました。

3月号「1か月着回しコーディネート」

ついに「1か月コーディネート」の単独ページが誕生! 3月号では冬物と春物のミックスコーディネートがテーマ。

ちなみに、7月号ではモデルのSHIHOさんが主演となり、鮮度の高いトレンドアイテム10個で夏を快適に過ごすための着回しを提案しています。

そして8月号からは、いよいよ1か月コーディネートが連載化。固定ワードローブをストーリーに絡ませて着回す試みは、Oggiならではの企画でした。後々、モデルのキャラクター設定や具体的なシーンが盛り込まれるなど、回を重ねるごとにブラッシュアップされていきます!

4月号「センスがいい人って言われたい」

少し前のようなブランド志向が薄れ、圧倒的なカリスマ性のあるスタイルもなくなった’90年代後半。

通勤スタイルを素敵に見せるためには、今まで以上に「センス」が問われるようになりました。

そこで、「センスがいい人」について著名人からの意見や読者のリアルな声を拾いながら検証していった企画。

その声を見てみると、ただファッションセンスがいいだけではなく、“知性が香る”ことも重要なことであることがわかります。人生の積み重ね、仕事へ向き合う姿勢こそがセンスに繋がるという概念は、当時のOggi世代の知的向上心にも火をつけたことでしょう。

4月号「この人に今、これが聞きたい!」

これまでもOggiが注目している著名人のインタビューページはありましたが、現在まで続く長寿連載「この人に今、これが聞きたい!」がスタートとしたのも1998年。記念すべき第1回のゲストはRIKACOさん(村上里佳子さん)でした。

5月号「オフィスでキャミソールどれを選んだどう着る?」

当時、大ブームとなっていたキャミソール。巷では極細な肩紐のキャミソールを一枚で着る人も多く、キャミワンピも流行っていました。Oggiではオフィスでも浮かないよう、ジャケットなどのインナーとして提案。

ディテールやカラーバリエーションも豊富だったので、女性らしいソフトさで抜け感を出すことに活用。

6月号「これからは『キレのよさ』と『まろやかさ』2つのテイストを自在に操る」

Oggiらしい定番人気のシャープなアイテムと、当時トレンドだった刺しゅうワンピースなどのロマンティックなアイテム。この相反するアイテムが人気を二分していたとき。

「キレ(=辛口)」と「まろ(=甘口)」のどちらかに振るのではなく、両方のテイストを自在にミックスした着分けようという提案。

甘辛コーディネートがついに確立!

10月号「『バーチャルスーツ』なら、飽きない毎日」

移り変わりの早いトレンドについていけない、通勤スタイルのバリエーションが増えて逆に迷うなど、リアルな読者の声を拾い「通勤マイスタイル=自分らしく着こなしていくこと」を提案した大特集のPart1。

まずは、スーツに匹敵するくらいのきちんと感を備えたコーディネートとして“バーチャルスーツ”が登場します!

たとえば、同系色かつ質感の異なる上下、ヘリンボーンや千鳥格子のウールなどの真面目素材のワンピース+はおりもの。

ジャケットライクなシャツなどを活用することで、より快適なスーツスタイルを実現させました。

11月号「待っていた着こなし! 通勤『スポーツシック』」

6月号では「キレのよさ」と「まろやかさ」で甘辛ミックスを確立させたOggiでしたが、秋からは一転「スポーツシック」へ。

刺しゅうやレースなどのロマンティックな素材ブームから、この冬はタンク型トップス、スタンドカラー、フリース素材、ジップアップなどシャープでキレのいいスポーツテイストが主流に。

そこに、光沢感や大人っぽい配色、上品なシルエットを組み合わせることでOggiらしい「スポーツシック」が完成!

この後もスポーティなテイストは通勤スタイルを席巻するのでした。

IT系企業の快進撃が始まった1998年。ZARAが日本初上陸するなど、ファストファッションブームも到来

丸みを帯びたフォルムとスケルトンのクリアカラー展開が話題となった「iMAC」が登場したのもこの年。アップルはデザイン性の高いパソコンで新たなファン層を獲得し、爆発的にヒットしました。

また、この年はスペインのファストファッションブランド、ZARAが日本初上陸。ユニクロのフリースがヒットするなど、ファストファッションブームが本格的に加速し始めた年でもありました。

1998年の時事トピックまとめ

和歌山毒物カレー事件発生/完全失業率過去最悪など、戦後最悪の不況続く/長野・冬季オリンピック/サッカーW杯フランス大会に日本が初出場/郵便番号7桁化/X JAPANのギタリストhideが死去/映画監督の黒澤明が死去/アップルより「iMAC」発売/“ユニクロ”のフリースが大ヒット/Google創業/J・Kローリング著『ハリー・ポッター』発売/GLAY『誘惑』、ラルク・アン・シエル『HONEY』、SMAP『夜空ノムコウ』などがヒット/ドラマ『GTO』、『ショムニ』放送/映画『タイタニック』公開

※本記事では当時の誌面を使用しています。無断転載はお控えください。

文/HATSU

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誤)Alladin X
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