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2022.08.02

「通勤ベーシック」という言葉が初登場した1997年。ファッション誌の超鉄板企画の原点となる特集も!

1992年、グローバルに活躍するキャリア女性を目ざす、働く女性のためのファッション誌『Oggi』が創刊しました! 創刊30周年を記念して、創刊号から最新号までの軌跡を時代背景と共に1年ごとに振り返っていきます。消費税5%がスタートした1997年は、安室奈美恵産の『CAN YOU CELEBRATE?』などJ-POP界が勢いを増した年。Oggiでは、あの人気コンテンツの原点となる企画が登場!

1997年は、モード感のあるスタイルに“女らしさ”を加えた「コンサバルネッサンス」が始動!

“女らしく”がキーワードになった1997年の通勤スタイル。ストレッチ素材をはじめ、ベロア、ハラコ、シースルー、オパール加工など「ひとくせ素材」の大ブレイクも目立ちました。

カバーモデルに女優・松たか子さんが登場!

カバーモデルの松 たか子さんは、ドラマ『ロングバケーション』や『ラブジェレネーション』でブレイクしたばかりで、フレッシュな魅力が印象的!

1997年の注目記事をピックアップ!

1月号「’97年は『コンサバ ルネッサンス』から始まる!」

クールでモード感のあるスタイルにスポットが当たった前年に比べて、’97年は「コンサバ ルネッサンス」に回帰。

トレンドに流されすぎない、でもきちんと感のあるスタイルにはアップデートが必要ということで、“女らしさ”をまとった通勤スタイルを新機軸として提案します。

ニット素材のジャケットやボックスプリーツのひざ上丈スカート、細身のシャツ、品よく仕上がるネイビーのアイテムなどを使って、新発想のコンサバスタイルを掘り下げました。

2月号「過ごし方が変わる、休日スタイル」

仕事と休日のオン・オフをしっかり切り替えてこそ、デキる女性! ということで、このころから休日ファッションの提案が増えていきます。

平日はスーツでバッチリ決めている女性も、休日はアウトドアを楽しむためにスポーツウエアに身を包んだり、リラックス感のあるきれいめカジュアルでホームパーティを楽しんだり。ライフスタイルの充実にもスポットが当たり始めた年です。

6月号「カジュアルだって、変わらなきゃ!」

スーツ一辺倒の通勤服にカジュアルの波が押し寄せ、週の半分以上は単品コーディネートでオフィスに出勤することも当たり前の時代に。

『Oggi』らしいシンプルさにカジュアルを加えるとしたら、小物合わせや配色、素材使いの「こだわり」がカギ。

そしてジャケットも一重仕立ての軽やかな「はおりもの」へと進化し、仕事のためだけではない「ON・OFF共用アイテム」の提案がここにも登場します。

平日と休日のボーダーレス化がどんどん加速したころでした。

10月号「どこまで変わる!? 主役の『通勤ベーシック』」

この号から「通勤ベーシック」というワードが誕生。

シンプルなスタイルに小物で変化をつけるのが『Oggi』流ですが、この特集では「ひとくせ」あるアイテムを中心に通勤スタイルを再構築!

シャツとジャケットの中間に位置する「ライティジャケット」、デザイン編みなど表情豊かな「ニットアンサンブル」、程よいモード感が加わる「レザー&フェイクレザー」などがその代表例となり、新定番に加わりました。

10月号「1週間ワードローブ」をとことん追求!」

ベーシックなアイテムであっても、コーディネート次第で通勤服にバリエーションをつけることができると、1週間の着回しを再現した企画。

そんな1週間の着回しページの後、「私たちの通勤スタイルは1週間では終わらない!」と「『1ヵ月通勤ワードローブ』カレンダー」が登場します。

人気コンテンツ「1ヵ月コーディネート」の前進となる、記念すべきページがさりげなく差し込まれていたのでした。

10月号「最新コーディネートイラスト図鑑」

素材の進化によって、通勤服がどんどん快適化&表情豊かに。素材を知ることで、よりおしゃれの幅を広げようという特集です。

ベロア同士でも異なる表情のアイテムを組み合わせて立体感を出したり、光沢のあるフェイクレザーとマットな質感のパンツで大人っぽい表情を引き出したり、ドレープの入ったトップスにあえてマニッシュなツイードパンツを合わせるなど、シンプルな中にもインパクトが潜んだスタイリングが新鮮です!

12月号「お金をかけずにここまでできる1ヵ月通勤コーディネート具体例」

10月号の「1ヵ月コーディネート」ページが好評で、早くも再登場! スタイリストの高橋リタさんが“総額30万円台、使える15アイテム”というテーマでコーディネートを提案します。

デザインはシンプルだけれど素材で主張したり、ジャケットも2wayのものを選ぶことで着回し力をアップさせたりするなど、リタさんのテクニックが光っていました。

1997年はこんな時代! 時事トピックまとめ

消費税5%、大手金融機関の相次ぐ破綻…
私たちの生活はどうなるのかと不安に包まれた‘97年

アジア通貨危機に端を発し、日本でも長引く不況で金融システムが不安になり「山一証券」など大手金融機関が次々に倒産。経済が一気に収縮した一方で、安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』はダブルミリオンを突破するなど、J-POP界の勢いは増すばかり。映画では『もののけ姫』や社会現象にまでなった『新世紀エヴァンゲリオン』のアニメ劇場版も公開されるなど、日本のエンターテインメント界は好調。ちなみに『週刊少年ジャンプ』で『ONE PIEACE』が連載をスタートしたのも’97年でした。

「山一証券」が破綻/香港が中国に返還/ダイアナ元皇太子妃が交通事故死/アジア通貨危機(IMFが韓国に金融支援)/マザー・テレサが死去/消費税5%スタート/サッカーW杯が初の本大会出場へ(ジョホールバルの歓喜)/裏原宿スタイルが流行/デジカメ、MDプレーヤー人気/「たまごっち」大ヒット/安室奈美恵『CAN YOU CELEBRATE?』、SPEED『STEADY』、KinKi Kids『硝子の少年』などがヒット/ドラマ『ラブジェネレーション』『バージンロード』放送/映画『もののけ姫』『失楽園』『タイタニック』公開

※本記事では当時の誌面を使用しています。無断転載はお控えください。

文/HATSU

Oggiが歩んだ30年を振り返ろう!


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