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LIFESTYLE

2022.07.13

「アボカド」が黒いのはなぜ? 食べ頃の見分け方や変色を防ぐ方法を紹介

スーパーで「アボカド」を買ったら、中が真っ黒だったなんて経験はありませんか? 栄養満点で美味しいけれど、選び方にいまいち自信がないという方も多いはず。今回は、「アボカド」が黒くなってしまう原因や、腐っているかどうかの見分け方、美味しい「アボカド」の特徴などをまとめて紹介します。

クリーミーで濃厚な味わいが人気の「アボカド」。しかし、スーパーで買ってみたら、中が真っ黒でがっかりした… なんて経験はありませんか? 「アボカド」は、切ってみるまで中の状態がわからないので、食べごろの見極めが難しいのが悩ましいところ。

そこで今回は、「アボカド」が黒くなる原因や、美味しい「アボカド」の見分け方など、「アボカド」についての気になるあれこれをまとめて紹介しましょう。

黒くなった「アボカド」は食べられる?

(c)Shutterstock.com

栄養豊富なことから「森のバター」とも呼ばれている「アボカド」。特に女性を中心に人気があり、サラダや副菜として馴染みがある食材ですよね。「アボカド」は、葉酸などのビタミンから、ミネラル、食物繊維などがバランスよく含まれているので、スーパーフードとしても注目を集めています。

食べたい! と思った時に、食べ頃の美味しい「アボカド」が選べるようにいくつかのポイントをチェックしましょう。

「アボカド」が黒くなる原因

「アボカド」が黒く変色する原因は、「アボカド」に含まれるポリフェノールが酸化するため。このポリフェノールは、「アボカド」だけでなくリンゴやバナナ、ゴボウなどにも含まれます。黒い斑点や黒い筋になるのは、主に栄養素や水分を運ぶ維管束の部分で、果肉よりも酸化しやすいので、すぐに黒くなってしまうのです。

見た目が悪いので、食べても大丈夫なのか不安に思う方も多いかもしれません。しかし実が白く、斑点や筋が黒くなっているだけでしたら、問題なく食べることができますよ。

腐っているかどうかの見分け方とは?

ただし、注意したいのが、「アボカド」からツンとした異臭がしたり、カビがみられる場合。他にも以下のような特徴がある場合は、腐っている可能性があるので注意しましょう。

・果肉全体が黒く柔らかい。
・ヘタの部分にカビが生えている。
・種が柔らかくどろっとしている。

筋や黒い斑点だけでなく、全体的に黒くどろっとして、嫌な匂いがするものは食べない方が安全かもしれませんね。

筋だらけの「アボカド」の食べ方

中には、実は白いけれど黒い筋があって食べるのに困るという場合もありますよね。黒い筋は、食べると繊維っぽくあまり美味しくはありません。そんな時には「アボカド」をザルで裏ごししてみましょう。

食感が悪くなる原因である筋を取り除き、ペースト状にすることで変色も気にならなくなりますよ。裏ごしした「アボカド」は、醤油やワサビをつけてそのまま食べたり、野菜用のディップやパスタに和えたりすると美味しくいただけます。

美味しい「アボカド」の見分け方

「アボカド」好きの人にとって、美味しい「アボカド」を選ぶポイントはぜひ知っておきたいもの。ここでは、美味しい「アボカド」にみられる3つの特徴を紹介します。スーパーで選ぶときの参考にしてみてくださいね。

(c)Shutterstock.com

1:皮と実の間がスカスカしてない

まず、「アボカド」を手にもち、ヘタの部分に隙間が空いていないかチェックしてみましょう。皮と実の間に隙間が空いていたり、べこっとへこんだりしているものは、中に空気が入っている証拠。つまり酸化していることになります。

2:皮にハリと艶がある

美味しい「アボカド」を選ぶときは、見た目をよく見ることも大切です。「アボカド」の表面が艶々としていてハリがあるものは新鮮な証。また、見た目は丸くて形がいいものを選びましょう。変形していたり、形が細すぎるものは生育不足な可能性も。たくさんある中でも、とりわけ形が丸く、皮にハリ艶があるものを選んでみましょう。

3:皮の色もチェック

「アボカド」は熟し具合によって色合いが変わります。一般的には黄緑色→緑→深緑→黒と皮の色が変化していき、黒っぽい色になったら食べ頃です。また、手に持った時にずっしりとした重みがあるものは中に実がきっちりと詰まっています。その日のうちにすぐ食べたい場合は黒っぽいもの、何日か後に食べる予定の場合はやや緑色のものを選ぶと良いでしょう。

「アボカド」が黒くなるのを防ぐ方法

半分だけ残しておいた「アボカド」が、次の日に黒くなっているとがっかりしますよね。空気に触れると黒くなってしまうのは仕方ないことですが、ある方法を試すことで変色を抑えることができるのです。早速チェックしてみましょう。

(c)Shutterstock.com

1:レモン汁をかける

カットした「アボカド」を保存する時には、レモン汁がおすすめです。「アボカド」の表面にレモン汁をかけてしっかりとラップで密閉し冷蔵庫に入れましょう。「アボカド」は空気に触れるとすぐに酸化してしまいやすいので、できるだけ早めにラップで包みます。レモンがない場合には、酢で代用することもできますよ。

2:冷凍保存する

「アボカド」も他の野菜のように冷凍保存することができるって知っていましたか? 「アボカド」は、生で保存すると変色したり、追熟が進んだりして長期保存が難しいものですが、冷凍することで約1ヶ月ほど保存することができるんです。適当な大きさに切ったものをラップして、ジップロックに入れて冷凍庫に入れてみましょう。食べるときには自然解凍すれば良いだけなので簡単です。

3:オリーブオイルを塗る

オリーブオイルには、酸化を防ぐオレイン酸という成分が含まれているので、「アボカド」の変色を抑える効果があります。やり方は簡単で、アボカドの表面にオリーブオイルを塗って、ラップなどで密閉して冷蔵庫に入れるだけ。ただし、塗りムラがあるとその部分から変色してしまうので、全体にまんべんなく塗るようにしてください。

最後に

今回は、スーパーフードとしても注目を集めている「アボカド」について紹介しました。「アボカド」が黒くなる原因や美味しいものの見分け方は理解できましたか? 「アボカド」は好きだけど、失敗するのが怖いから手を出せないという方は、ぜひ本記事をひとつの参考に、食べ頃の「アボカド」を選んでみてくださいね。色どりも鮮やかで、美味しくて栄養もある「アボカド」を、ぜひ自宅の料理でも活用してみましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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