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2022.07.06

可憐な花を咲かせる「アベリア」とは? 特徴や花言葉、育て方を紹介

「アベリア」は小さな葉と小さくて可憐な花を咲かせるのが特徴の低木です。耐寒性が強く、育てやすいため園芸初心者の方にもおすすめの植物として知られています。今回は、「アベリア」の特徴や花言葉、育て方を紹介します。

「アベリア」の特徴

(c)Shutterstock.com

「アベリア」は道路沿いや公園などでも見かけることのある、人々の生活に馴染んだ植物です。実際に目にした方も多いでしょう。まずは、「アベリア」の基本情報について紹介します。

「アベリア」の基本情報

「アベリア」はスイカズラ科ツクバネウツギ属に属する園芸品種です。4月や9月、10月に苗を植え付けると、5月の中頃から10月にかけて小さい花を咲かせます。落葉低木で、花は白色や淡いピンク色。小ささと相まって可憐な印象を与えてくれるのが特徴です。

「アベリア」は交配によってできた園芸種で、中国原産の「シナツクバネウツギ(Abelia chinesis)」と「ユニフローラ(Abelia uniflora)」を掛け合わせた品種だといわれています。

「アベリア」はいつの誕生花?

「アベリア」は7月7日の誕生花です。日本では七夕という一大イベントの日ですね。「ラッキーセブン」ともいわれますし、特別感のある誕生花といえます。

「アベリア」の由来

「アベリア」の学名は「Abelia」です。この学名は「クラーク・エーベル(Clarke Abel)」という人物に由来しています。彼は、19世紀に中国で植物の研究を行った、イギリス人の医師で博物学者だった人物です。

英語では「光沢」や「艶」を意味する「Glossy」をつけて、「Glossy abelia」とも呼ばれています。

「アベリア」の和名

「アベリア」の和名は、「花衝羽根空木」といいます。一見しただけでは読めないかもしれませんね。「花衝羽根空木」は「ハナツクバネウツギ」と読み、羽子板に由来しているそう。

実のところにがく片が残る「アベリア」が羽子板のはねに似ていることから、このような和名が付けられたといわれています。

「アベリア」の香り

実は「アベリア」の花に顔を近づけると、ほんのりと優しい香りを楽しむことができます。開花時期が長く、道路沿いや公園など街で見かけることもあるかと思うので、ぜひ見かけた際は香りを楽しんでみてくださいね。

「アベリア」の花言葉

(c)Shutterstock.com

次に、「アベリア」の花言葉を紹介しましょう。「アベリア」の花言葉は「謙虚」「謙譲」「強運」です。「謙虚」や「謙譲」という花言葉は、その小さくて控えめな花のすがたにふさわしいといえるのではないでしょうか。

「強運」という花言葉は、長い期間咲く花の強さにちなんでいるといわれています。

「アベリア」の育て方

(c)Shutterstock.com

「アベリア」は耐寒性があり、育てやすい植物として知られています。「これから園芸を初めてみたい!」という方にもおすすめです。交配によって「四季咲き」といわれるほど長く花が咲くので、常に場を明るくしてくれるのも嬉しいポイント。それでは、詳しい「アベリア」の育て方について見ていきましょう。

栽培環境

栽培場所は水はけがよく、日当たりの良い場所が適しています。日光をたっぷりと浴びられて、冬場には乾燥した風が当たらないような場所が好ましいようです。

肥料

植えるときの土質は特にこだわる必要はありません。肥料に関しては、寒肥を2月から3月に、緩効性化肥料を9月の中ごろに混ぜてあげましょう。

水やり

夏などの猛暑日や、土の乾燥が気になる日は朝か夕方に水やりをしてあげると良いですよ。しかし、庭植えの場合にはそこまで気にしなくても大丈夫です。

病気と害虫

病気や害虫の心配が少ないのも、「アベリア」が育てやすい理由のひとつです。乾燥した冷たい風に当たると葉が痛む可能性があるので、そこは少し気を配ってあげたほうが良いかもしれませんね。

「アベリア」の種類

(c)Shutterstock.com

育てやすい「アベリア」にも、いくつかの品種が存在します。いくつかの種類を植えて楽しんでみてはいかがでしょうか。

1:カレイドスコープ

「カレイドスコープ」とは、英語で「Kaleido scop」と表記します。「カレイドスコープ」とは、いわゆる「万華鏡」のこと。その名前の通り、「カレイドスコープ」という品種は、季節によって葉の色が変わるのが特徴です。

春は、葉に黄緑や黄色みがつよく表れ、夏になると濃い緑色に変化します。秋から冬にかけては赤みが増し、一年を通して万華鏡のように色が変わるところが美しいですね。

また、一般的な「アベリア」よりも背が低いため、他の「アベリア」と並べて植えると、高低差がでて面白いかもしれません。

2:グランディフローラ

「アベリア」の品種のなかでも特に一般的な品種に、「グランディフローラ」といわれるものがあります。白色や淡いピンク色の花を咲かせるのが特徴。がくの部分が赤いため、白や淡いピンク色が良く映えます。

3:エドワードゴーチャ

「エドワードゴーチャ」、なんだか不思議な響きですね。秋になると葉が赤く染まるのが特徴です。葉は他の品種と比べるとやや小さめで、きゅっとコンパクトに収まった印象を受けます。

4:フランシスメイソン

「フランシスメイソン」も園芸によく用いられる品種のひとつです。葉に艶があり黄色の斑があるのが特徴。庭に植えるとぱっと明るい印象を与えてくれます。

5:コンフェティ

「アベリア」の数ある品種の中でも特に美しい品種といえるでしょう。「コンフェティ」の葉には、緑色にクリーム色の斑が入っています。新芽はクリーム色とピンク色が混ざりあっていて、冬になるとピンク色に染まるのが特徴です。ベースとなる緑色と、指し色のクリーム色、ピンク色の組み合わせが非常に美しいといえるでしょう。

ちなみに、「コンフェティ」は「Confetti」といって、「紙吹雪」を表しているようです。カラフルな葉や白くて小さな花が紙吹雪のように見えることから、そのように名付けられたのかもしれませんね。

6:ホープレイズ

「ホープレイズ」は葉の縁にクリーム色っぽい黄色が入っているのが特徴です。段々と白色に変化していくカラーリーフでもあります。

「ホープレイズ」は、非常にガーデニング向きな「矮性(わいせい)」をという特徴をもっており、この「矮生」によって、成長しても大きくなりすぎることはありません。そのため、手入れが非常に簡単です。

最後に

小さな葉と可憐な花を咲かせるのが特徴の「アベリア」。品種も豊富で、葉の色も多彩なことから庭を華やかにしてくれる植物です。丈夫なので育てやすく、園芸初心者に向いています。

「ガーデニングに挑戦してみたい!」という人は、ぜひ本記事をひとつの参考にしてみてくださいね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

【花言葉】


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