「チューリップ」の花言葉は本数や色で変わる？種類や特徴と合わせて紹介

「チューリップ」は、赤や黄色、ピンクなど、さまざまな色のものがありますよね。実は、「チューリップ」は色別に花言葉が異なります。本記事では、「チューリップ」の特徴から花言葉や、本数や色ごとに異なる意味について解説します。

【目次】
・「チューリップ」全般の花言葉
・「チューリップ」の色別に違う花言葉
・「チューリップ」の花言葉は本数で変わる？
・「チューリップ」の特徴
・「チューリップ」の種類
・最後に

1 「チューリップ」全般の花言葉
2 「チューリップ」の色別に違う花言葉
3 「チューリップ」の花言葉は本数で変わる？
4 「チューリップ」の特徴
5 「チューリップ」の種類
6 最後に

「チューリップ」全般の花言葉

「チューリップ」全般の花言葉は、「思いやり」「博愛」です。この花言葉の由来になっているのは、オランダの少女の話。昔、オランダのとある村に、美しい少女がいました。その少女に恋をした三人の騎士は、それぞれの家宝である王冠、剣、黄金をプレゼントし、求愛をします。しかし、心優しい少女は、一人を選べませんでした。

そこで、花の女神フローラに、「自分を花に変えてください」とお願いするのです。これにより、少女は「チューリップ」に姿を変え、その花は王冠を、葉は剣を、球根は黄金をあらわしているのだとか。この心優しい少女の話が由来となって、「思いやり」「博愛」という花言葉がつけられたのだそうです。

「チューリップ」の色別に違う花言葉

「チューリップ」は、赤や黄色、ピンクなど、さまざまな色のものがありますよね。色別に花言葉が異なりますので、一つひとつ紹介していきます。

赤の「チューリップ」の花言葉

まず、「チューリップ」の代表的な色である赤から花言葉を見ていきましょう。赤い「チューリップ」の花言葉は、「真実の愛」「愛の告白」です。好きな人に告白する時、その気持ちとともに赤い「チューリップ」を贈れば、その思いがきっと実を結ぶでしょう。

ピンクの「チューリップ」の花言葉

ピンクの「チューリップ」の花言葉には、「愛の芽生え」と「誠実な愛」があります。淡い恋心が芽生えた時や、恋が愛に変わった時、可愛らしいピンクの「チューリップ」を相手に贈ってみてはいかがでしょうか。

オレンジの「チューリップ」の花言葉

オレンジの「チューリップ」の花言葉は、「照れ屋」。恥ずかしさでほんのりと顔を赤らめるようすがオレンジの「チューリップ」に重なるため、つけられた花言葉だそうです。

紫の「チューリップ」の花言葉

高貴なイメージを与える紫色の「チューリップ」。その花言葉には「不滅の愛」「永遠の愛」があります。可愛らしいピンクなどとはまた違う、大人の愛情を感じさせるような花言葉ですね。

黄の「チューリップ」の花言葉

黄色の「チューリップ」の花言葉は、「正直」「希望のない恋」「高慢」「名声」です。子供のように真っ直ぐな印象を与える色なので、「正直」という花言葉はぴったりですね。いっぽう、「希望のない恋」や「高慢」といったネガティブな花言葉があるので、贈る時には気をつけましょう。

白の「チューリップ」の花言葉

白い「チューリップ」の花言葉は、「新しい愛」「失われた愛」「失恋」です。まっさらな色である白に、「新しい愛」という花言葉がつけられたのは納得ですね。しかし、黄色い「チューリップ」同様に、「失恋」などのネガティブな花言葉も持っていますので、プレゼントにするのは避けたほうがいいかもしれません。

黒の「チューリップ」の花言葉

「チューリップ」には、赤紫がかった黒色の花を咲かせる品種もあります。その花言葉は、「私を忘れて」。黒という色自体が、死を連想させるためつけられた花言葉なのだとか。こちらも贈り物にするのは避けたほうが無難でしょう。

緑の「チューリップ」の花言葉

珍しい緑色の「チューリップ」の花言葉は、「美しい目」です。由来ははっきりしていませんが、瑞々しい緑色は「美しい」という表現がぴったりといえますね。

「チューリップ」の花言葉は本数で変わる？

「チューリップ」を贈る時、本数で意味が変わるのか気になりますよね。実は、「チューリップ」もバラなどと同様、本数で意味が変わります。シチュエーションごとにいくつか紹介しましょう。

まず、告白やプロポーズの時に良いのは、1本「あなたが私の運命の人」、3本「あなたを愛しています」、4本「あなたを一生愛します」、9本「いつまでも一緒にいてください」、12本「恋人になってください」、40本「永遠の愛を誓います」、99本「永遠の愛」、108本「私と結婚してください」など。

日頃の感謝を伝えたい時には、8本「思いやりに感謝します」が良いでしょう。

ただし、15〜17本はネガティブな意味を持ちます。15本「ごめんなさい」、16本「不安な愛」、17本「絶望の愛」です。贈る時にはしっかりと本数のチェックをしましょう。

「チューリップ」の特徴

「チューリップ」はユリ科の球根植物です。現在日本で流通している「チューリップ」のほとんどがオランダ産ですが、原産は実はトルコ。6世紀末に描かれたトルコの壁画に、「チューリップ」の姿があるのだそうです。開花時期は、品種によって異なりますが、3月下旬の早咲き品種、4月の普通咲きの品種、4月下旬〜5月の遅咲き品種の3つに分けられます。