結婚してはいけない男図鑑 #35 大変なときに共感してくれない男
結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!
分類:サイコパス目(もく)妻が孤独科
つい先日、アラサー女性から「10歳年上の彼氏は、私がどんなに大変でもまったく共感してくれません。例えば私が『職場で仕事をたくさん押し付けられて、残業続きでしんどい…』と話すと、『そんなこと誰にでもあるよ。効率良くやる方法を考えたら?』と言うだけ。普段はそんなに冷たい性格ではないんですけど、彼は優秀な人だし“俺に弱音を吐くな”って言いたんですかね?」と相談を受けました。こういう男性、ハイスペック男性に意外といるタイプですよね。
“女性は共感してもらいたい生き物”と聞きますが、大変なときや頑張ったときには好きな人から共感してもらえるだけでも元気になるのが女心。それすらも理解しないで、大変そうな彼女を励ましも慰めもしない男性にはサイコパス気質があると見ていいでしょう。
実は「サイコパスなんて、私の身近にはいないはず」と思っている女性も少なくないのですが、程度の差はあってもサイコパスは数十人に1人の割合で存在するという研究結果が数多くあり、身近な人がサイコパス気質でもなんら不思議ではない現実も。
こういった男性は、物事を“事実として捉える”ことはできても、相手に共感したり相手のために何かをしてあげたりといったことができない(しない)ので、言うまでもなく夫に選んでしまえば妻は苦労するばかりでなく、孤独な生活が待っています。
スペックを重視して結婚相手を選ぼうとして内面より経済的な条件を優先すると、サイコパス気質の男性にも引っかかりやすくなります。冷たい彼に対して「彼は優秀だから、私の悩みがバカバカしく感じるのかも」なんて考えないで! 優秀とか優秀じゃないとか関係なく、優しい人ならちゃんと彼女の気持ちに寄り添います。“恋人に共感しない男”は間違いなく“妻に共感しない男”になるので、結婚は避けたほうが確実です…!
* * *
次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!
TOP画像/(c)Shutterstock.com
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。