「いじられキャラ」とは?
「いじられキャラ」の人は、周りの人から愛されていて、人気者であることも多いですよね。そんな「いじられキャラ」を羨ましいと思う人もいるのではないでしょうか? まずは、「いじられキャラ」とはどんな人なのかを見ていきましょう。
「いじられキャラ」とは、周囲の人から話の種にされたり、つっこまれたりする人のこと。「いじられキャラ」の人がいると、その場が和んだり、盛り上がったりするので職場や学校などでも人気者扱いされていることも多いですね。「ムードメーカー」「いじられ役」などと言い換えることもできるでしょう。
なお、「いじられキャラ」のなかにもいくつかパターンがあります。まず挙げられるのは、もともと天然な「いじられキャラ」。次に、自ら笑いをとりにいこうとする「いじられキャラ」。お笑い芸人の「いじられキャラ」はこのパターンが多いでしょう。
そのほか、温厚で良い人である「いじられキャラ」もいます。話を振りやすい、親しみやすいという点はどのパターンにも共通して言えますね。
「いじられキャラ」の特徴とは?
では、「いじられキャラ」に共通する特徴を紹介しましょう。自分が当てはまるか診断してみると面白いかもしれません。
1:表情豊か
「いじられキャラ」は、いじったときのリアクションが良かったり、いつも笑顔であったりと表情豊かな人が多いです。話を振ったときに良い反応を返してくれるので、周囲の人から一緒にいて楽しいと思われます。また、いつもニコニコしている点も親しみやすさの秘密といえるでしょう。
2:天然
「いじられキャラ」のなかには、どこか抜けていたり変わっていたりする人が多いのも特徴。本人は自覚していなくても、周囲の人からしたらツッコミどころ満載なケースも。何もないところでつまずいたり、斜め上をいく言い間違いをしたりと、天然な言動は周囲の人を和ませます。隙のある印象を与えるため、異性からモテることも多いですね。
3:心が広くて優しい
「いじられキャラ」の特徴として、心が広くて優しいところも挙げられます。周囲の人からいじられて不快に思ったとしても、怒ったりせず、笑って受け流す人も多いでしょう。温厚でお人好しな面もあるので、場の雰囲気を壊すくらいなら、自分が我慢すればいいと考えていることも。「いじられキャラ」の人が優しいからといって、不快にさせるようないじりは注意したいものです。
「いじられキャラ」女子・男子はモテる? 愛される理由とは
「いじられキャラ」は女性であっても男性であっても、モテることが多いですよね。美人・イケメンなのに「いじられキャラ」な人もいて、そのギャップが異性を引きつけるケースも。「いじられキャラ」の男性・女性がモテる理由を解説します。
1:<男女共通>親しみやすく、一緒にいて楽しい
「いじられキャラ」は、親近感があり、異性が話しかけやすい雰囲気を持っています。そのため、お堅いクールなキャラよりは、異性との交流する機会が自然と多くなりますね。また、コミュニケーション能力が高く、相手を笑わせたり、普段からニコニコしていたりするため、一緒にいて楽しいと思われます。
異性と話していると緊張してしまうという人でも、「いじられキャラ」の前ではリラックスして話せることも多く、たくさんの人から好意を抱かれる傾向にあるでしょう。
2:<女性の場合>天然で可愛い
「いじられキャラ」の女性の場合、天然であることが多いです。男性からすると、どこか抜けている「いじられキャラ」は、「可愛い」「守ってあげたい」と思われることも。また、おっとりした性格の人が多いので、一緒にいて癒される点は、モテるポイントでしょう。
3:<男性の場合>ギャップにキュンとする
「いじられキャラ」の男性の場合、普段は周囲からいじられていて、どこか頼りない印象を与えることも。しかし、ここぞというときに頼り甲斐のある一面が見られ、仕事に熱心に取り組む様子を目にしたときには、その男らしさとのギャップにキュンとする女性も多いようです。
「いじられキャラ」が辛いときの脱却方法
「いじられキャラ」の人は、あまりにいじられすぎたり、遠慮のないいじられ方をすると、「疲れる」「嫌われてるのでは」と思うことも少なくないでしょう。そこで、「いじられキャラ」が辛いとき、どうすれば脱却できるかを紹介します。
1:いじる人になるべく近寄らない
いじってくる人のなかには、悪意のある人や、相手の気持ちに配慮できない人が多いですよね。こうした人に直接「やめてほしい」と伝えても、どれだけ自分が嫌に感じているか十分に伝わらないことも。また、こちらの気持ちを無視して、お構いなしにいじってくる可能性も考えられます。そのため、いじってくる人には近寄らないことが1番でしょう。
2:リアクションを薄くする
いじることが好きな人は、「いじられキャラ」の反応が面白くていじってくる場合が多いです。逆に考えると、リアクションを薄くしたり、反応をしなければ、相手が「つまらない」と感じて、次第にいじってこなくなります。もし、相手がいじってきた場合には、無表情で「そうだね」などと話を流してみるといいかもしれません。
3:はっきりと気持ちを伝える
いじられるのが辛いという気持ちを、相手にはっきり伝えることも大切です。いじる人のなかには、「いじられキャラ」の人が辛いと思っていると想像すらできていないケースも。勇気が必要ですが、「本当はいじられるのが苦手」「実は傷ついている」と、正直な気持ちを伝えてみてください。相手もハッとして、いじるのをやめてくれるでしょう。
最後に
周囲の人から話の種にされたり、つっこまれたりする「いじられキャラ」。場を和ませてくれたり、笑顔にしてくれたりと、「いじられキャラ」の人がいると会話が楽しくなりますよね。
ただし、度を超えたいじりや、相手を傷つけるいじりは、「いじり」ではなく「いじめ」となってしまいます。お互いが気持ちよくコミュニケーションできるよう、周囲の人は「いじられキャラ」の人の気持ちも考えて接するようにしましょう。
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