ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#102>
前回記事:『またご飯しよう」と言いながら日程を決めない男性は脈ナシですか?』
こんにちは、ライター・安本由佳です。
私のInstagramに届いたお悩みの中から、ぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
【お悩み】
恥ずかしい話なのですが聞いてください。先日飲み会で泥酔してしまい途中からの記憶がなく、起きたら知らない家のベッドで初対面の男性と寝ていたというドラマみたいな展開が起きて動揺しています。しかも「泥酔した女性とワンナイトする男なんて」と思う一方で、事後の対応やその後のやりとりがとても紳士的で、普通に好きになりかけています……。都合の良い関係に陥らず、真面目な恋愛に持ち込む方法があれば教えてください!
ワンナイトから始まる恋もあるけれど……
まず、何より最初に厳重注意させてください。
大前提として、お酒の場で泥酔するのは絶対にやめましょう。恥ずかしいのもそうですが、記憶をなくし、しかも出会ったばかりの男性についていくなんて危険すぎます。
今回は悪い人ではなかったようですが、それはたまたま運が良かっただけのこと。絶対に軽く考えないでください。事件・事故に巻き込まれ、取り返しのつかないことになってからでは遅いんです。
気心しれた仲間とならたまにはハメをはずすのもいいですが、基本的にお酒は嗜むものと心得ましょう。飲んでも飲まれるな、です。
その上での話ですが…… お酒の勢いで、いろんな工程をすっ飛ばして始まった二人でも、そこから真面目な恋愛に発展する可能性は十分あります。
「本命」になりたいなら、2度目のデートが肝要
ただし相手の男性にとって、現時点での相談者さんは「酔ったら初対面の相手と一線超えちゃう女」です。
相談者さんが相手のことを「泥酔した女性とワンナイトするなんて」と思っているのと同じように、いやそれ以上に、相手も相談者さんを「泥酔してワンナイトする女なんて」と思っているかもしれません。自分はさておき女性(本命対象)には貞操を求める男性が多いでしょうから、あっさり「本命外」カテゴリにふるい分けられた可能性も高いです。
このマイナス印象を、まずは綺麗さっぱり拭い去る必要がありますよね。
なので彼に対しては「泥酔してワンナイトしちゃった」のではなく「好意があったから行為に及んだ」と言いましょう。相手があなただからしたんだよ、と伝え、認識を改めてもらうのです。実際、相談者さんは彼に好意を抱いているので、まるっきり嘘でもありませんしね。
そして、ここからが最重要。
たとえ好意があったにせよ、酔っ払って初対面の男性と一線を超えた事実は消えていません。
それなのに、またお酒とその場の雰囲気に流されてしまったら…… もはやどれだけ言葉で「軽い女じゃない」などと言っても説得力がないですよね。デートは思いっきり楽しんでも、適切な距離を保ち、絶対に流されず、泥酔するほど飲まず、互いに名残惜しいと感じる程度でサクッと別れましょう。
都合の良い関係に陥らず真面目な恋愛がしたいなら、彼の自分に対する評価を「本命外 → 本命」に戻すこと。それには2度目のデートが肝要です。
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お悩み相談は、現在もInstagramのストーリーズで受け付けています(匿名も可能)。真剣な相談内容には、種類を問わず可能な限りすべて答えます。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。