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LIFESTYLE

2022.06.14

上品な「大和言葉」とは? 日常生活やビジネスシーンで使える表現を紹介

日本古来から親しまれてきた「大和言葉」には、自然の美しさや相手への敬意が込められています。お礼の際や贈り物をする際にも覚えておくと、相手からの印象もよくなるはず。「大和言葉」の意味や、日常生活・ビジネスシーンで使える「大和言葉」を覚えて、美しい言葉遣いを身につけましょう♪

「大和言葉」という言葉を耳にしたことはあっても、具体的にどのような言葉を指すのか知らない方も多いのではないでしょうか? 日本人が古くから親しんできた「大和言葉」には、自然の美しさや相手をうやまう心が込められています。日常生活やビジネスシーンで「大和言葉」をさらりと使える知的な女性を目指してみてはいかがでしょうか。

「大和言葉」とは?

(c)Shutterstock.com

「大和言葉」とは、古来から使われている日本語のこと。もてなしや夕暮れ、清らかなど、日本の自然や風土から育まれた柔らかな響きを持つ言葉です。日本語は、「大和言葉」以外に中国から伝わった漢語、西洋から伝わった外来語の大きく分けて3つに分類されます。「大和言葉」でお礼を表す「ありがとう」は、漢語だと「感謝」、外来語ではカタカナで「サンキュー」と言い換えることができますね。

「大和言葉」は、大陸から漢字が入ってくる前から話し言葉として使われていたため、「音」そのものが意味を持つものが多いことも特徴です。「この上なく」「心に染みる」「恐れ入ります」など、ふとした時に使っているこれらの言葉も、実は「大和言葉」となります。

自然にまつわる「大和言葉」

平安時代の和歌や詩歌には、桜や月夜、秋の情景などの自然の姿が詠まれてきたように、「大和言葉」にも自然にまつわるものが数多く存在します。耳にするだけで感性が豊かになるような、四季の美しさが感じられる「大和言葉」を紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

1:花筏

日本を代表する花といえば、桜を思い浮かべる方も多いはず。「大和言葉」には、桜をイメージした美しい表現もたくさんあります。その一つが「花筏(はないかだ)」。散った桜の花びらが川の水面に浮かび、流れていくさまを筏に見立てた言葉です。花が散っていく儚さや、美しい情景が思い浮かぶようですね。

2:うららか

空が晴れて、陽の光が柔らかく照っているさまを「うららか」と表現します。俳句では春の季語にもなっており、作家室生犀星は「靴みがきうららかに眠りゐたりけり」という句を残しています。春風が吹き、日向ぼっこをしたくなるような気持ちのいい天気が思い浮かびますね。

3:山笑う

「山笑う」は、新緑や花が芽吹き、山全体が明るいさまになる様子を表した言葉です。冬には土の中で眠っていた種がぐんぐんと育ち、植物の生命力がみなぎる姿は、まるで人が笑っているように見えたのかもしれません。山や花などの植物を女性の美しい姿や人間に例えるのも、日本特有の感性といえるでしょう。

ビジネスで使える「大和言葉」

ビジネスシーンでは、難しい専門用語やカタカタ語を使う機会が多いもの。しかし、目上の人にお礼をするときや依頼をする時に、より心のこもった表現をしたいと思ったことはありませんか? そんな時に、丁寧さと相手への敬意が込められた「大和言葉」を使えば、相手からの印象もよくなるはず。ビジネスシーンでも使いやすい「大和言葉」を押さえておきましょう。

(c)Shutterstock.com

1:思いのほか

「意外と時間がかかった」は、「思いのほか時間がかかった」と言い換えることができます。自分が思っていた以上の結果になった場合に使える表現です。「意外と」よりも柔らかく丁寧な印象を持つため、目上の人や社外の人と話す時には意識して使ってみましょう。

2:おおむね

上司から「どう? 仕事は進んでる?」などと声をかけられた時、返答に困ることはありませんか? そんな時に覚えておくと便利なのが「おおむね」。「はい、おおむね順調です」「おおむね順調に進んでいます」などと伝えれば、ほぼ予定通りに進んでいることがスマートに伝えられますよ。

3:心待ちにしています

取引先やお客様など、相手の来訪をただ「待っています」と伝えるのは、何となく言葉足らずだと感じたことはありませんか? 会話のやりとりや日程調整のメールの末尾に一言「心待ちにしています」と添えることで、会えることを楽しみにしている気持ちが伝わりますよ。

4:お力添えをお願いします

ビジネスの場面では、上司や社外の人へ支援・援助をお願いすることが多々あります。「ご協力お願いします」ということもできますが、やや強制しているようなニュアンスを感じさせることもあるため、「お力添え」を合わせて覚えておくといいでしょう。より心のこもった言葉を選ぶことで、相手も快く依頼を受け入れてくれますよ。

日常生活で使える「大和言葉」

相手の自宅にお邪魔した際や贈り物をする際に、「大和言葉」をさらりと使いこなせる女性って素敵ですよね。知的かつさりげない優しさを感じさせるフレーズを紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

1:ほんのしるしですが

人に贈り物をする時の枕詞として使えるのが、「ほんのしるしですが」という言葉。「しるし」は、「ほんのわずかな、形だけの気持ち」のことで、相手への謙遜の気持ちが含まれています。同義語である「心ばかりですが」「ささやかなものですが」と比べると、やや古風で奥ゆかしい印象が。出産祝いや快気祝いなどかしこまった場面で使うと、相手への敬意が伝えられますよ。

2:ごゆるりとお過ごしください

上司や目上の人のお宅に訪問したけれど、緊張して落ち着かない… そんな時に相手から「お気遣いなく、ごゆるりとお過ごしください」と言われたら、心がほっと和らぐはず。「ごゆるり」には、丁寧さがありながらも相手の緊張の糸を解くような、「大和言葉」特有の響きがあります。

3:おいとまいたします

訪問先から立ち去る時の丁寧な表現が、「おいとまいたします」。「長くお邪魔してしまいました、そろそろおいとまいたします」と伝えれば、相手も悪い気はしないでしょう。角の立たない言い回しの一つとして覚えておきたいですね。

最後に

古来から日本人の間で育まれてきた「大和言葉」。現代では、何かと便利な漢語や外来語を意識せず多用していたという方も多いはず。相手にお礼をする際や大事な気持ちを伝えたい時などには、「大和言葉」を選ぶことでより心に寄り添った表現ができますよ。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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