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2022.05.15

これは驚き! 脳科学者が語る「いただきます」の意外な効果

「いただきます」「ごちそうさま」と言いなさい。多くの方が子どものころから、そうしつけられてきた方は少なくないと思います。脳科学者の西剛志先生は、このような食事への感謝を表す行為は、食事のマナーという面だけでなく、脳に意外な効果があるといいます。

いただきます、ごちそうさまがやる気を上げる

食事の前に「いただきます」、食後に「ごちそうさま」。手を合わせるか、口に出すかはともかく、食事のときに感謝するのが習慣になっている人がいます。

とても素晴らしいことです。しかも、その行為は、脳の環境を整える意味でも効果があります。

いつでも脳がパフォーマンスを発揮できる環境を整えるためには、脳にストレスがかからないようにしてあげることがとても大切です。

その点において、食事に感謝という行為は脳をストレスフリーにしてくれます。

なぜなら、食事に対してだけでなく、感謝という行為は、幸せホルモンといわれるセロトニンや、脳内麻薬ともいわれるエンドルフィン、幸せな気持ちに満たされるオキシトシンといったホルモンの分泌を促してくれるからです。

それだけでなく、やる気のもとであるドーパミンも分泌するといいます。

食事への感謝が心と体を健康にする

脳が快適な状態をつくると健康効果が高まることはいうまでもありません。

例えば、シンガポール国立大学のハータント博士らの研究によると、特によいことがなくても感謝の気持ちを持っている人はインターロイキン6が低く、不平や不満を抱えている人はインターロイキン6が高くなると報告しています。

インターロイキン6とは、体が炎症を起こしているときに出るタンパク質で、炎症反応の指標として使われます。このインターロイキン6が高くなると免疫力のバランスが崩れてしまっているといえます。

また、感謝とうつ病の研究を行ったルーマニアのティミショアラ西大学のタルビューレ博士らによると、感謝の気持ちが習慣的にある人は、困難な状況でも順応しやすく、うつ病になりにくいといいます。

アメリカのカリフォルニア大学バークレー校のブレインズ博士は、感謝が常態化している人は、成長意欲が高く、心が折れにくいことを明らかにしています。

脳にがんばってもらいたいなら、感謝の気持ちを持ち続けること。それだけで、脳はいつでもパフォーマンスを発揮できるようになります。

ぜひ、食事をする際には、「いただきます」「ごちそうさま」と食事への感謝の念をたっぷりと込めてみてはいかがでしょうか。そのほか、「いただきます」「ごちそうさま」と言って食べたい食べ物や食事のとり方は、『低GI食 脳にいい最強の食事術』にも詳しく述べていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

『低GI食 脳にいい最強の食事術』発売中!

もっと詳しく知りたいかたは、ぜひ脳科学者・西 剛志さんの著書『低GI食 脳にいい最強の食事術』をチェックしてみてください。

低GI食 脳にいい最強の食事術』(アスコム)
著/西 剛志
価格:1,430円(税込)


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