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2022.05.19

ノックの回数にはマナーがある? 面接のノックから入室までの流れも解説

ノックの回数には国際的な基準があり、ビジネスマナーでは4回とされています。ただし、日本企業の面接を受ける際は、3回するのが一般的です。本記事ではノックの回数におけるマナーについて解説するとともに、面接でノックから入室するまでの手順についてもご紹介します。

【目次】
ノックの回数には決まりがある?
面接でノックする回数は?
面接でノックしてから入室するまで
イレギュラーな場合の対処法
ノックの回数には十分気をつけよう

ノックの回数には決まりがある?

(c)Shutterstock.com

面接やビジネスのシーンでは、ノックの回数に迷うことがあるでしょう。実はノックの回数には国際的な基準があり、シーンによっては回数を間違えると失礼にあたる場合もあるため注意が必要です。

正式なビジネスマナーは4回とされますが、日本では3回が一般的です。

ここでは、ノックの回数についてのマナーをご紹介します。

2回はトイレで確認するとき

ノックには、プロトコール・マナーと呼ばれる国際的な基準があります。国家元首の会談など公的な儀礼の基準とされていましたが、近年では国際的なマナーとして一般化しています。

シーンにより2回ノックの経験も多いかと思いますが、プロトコール・マナーによるとノック2回はトイレの確認をする場合で、ビジネスシーンではマナー違反です。

そのため、外資系企業の面接などでノックを2回するのは、失礼にあたる可能性があるでしょう。

国際的なビジネスマナーは4回

プロトコール・マナーでは、ノックは4回が正式とされています。日本では3回の場合が多く、4回もノックするのは長いと感じる方が多いかもしれません。人によってはしつこいと感じる場合もあるでしょう。日本の企業では3回でも特に問題はありません。

4回の場合は続けてノックするのではなく、「コンコン、コンコン」と2回に分けて行うのがよいでしょう。

3回は親しい間柄の場合

プロトコール・マナーによると、3回のノックは家族や親しい間柄を訪ねる際のマナーとされています。外資系企業などで上司の部屋を訪ねる際は、3回のノックはマナー違反になる可能性があるでしょう。

しかし、日本では3回が一般的であり、特に失礼になることはありません。来客などで迷う場合は、4回のノックにしておけば間違いないでしょう。

面接でノックする回数は?

(c)Shutterstock.com

特にノックで迷うのは、面接のシーンです。マナーに反した場合、合否に影響しないとも限りません。ノックのマナーを知らない場合、控えめに2回のノックが正しいと考えている場合もあるでしょう。マナーに厳しい企業では、それだけでNGになる可能性もあります。

面接でノックする回数は何が正しいのか、見ていきましょう。

日本企業は3回が一般的

まず、面接ではノック2回を避けるようにしましょう。迷うのは3回か4回ですが、日本企業の場合は3回が一般的です。日本企業ではまだプロトコール・マナーの4回は浸透しておらず、3回のノックでも失礼にあたることはありません。

もちろん、4回のノックでも間違いではなく、「マナーを心得ている」という印象を与える可能性もあります。

外資系企業は4回を推奨

外資系企業の面接では、4回のノックをおすすめします。日本では3回が慣例になっていることから、3回でもマナー違反とまではならないかもしれません。しかし、国際マナーである以上、それを心得ていることをアピールすることは大切です。

4回すれば大丈夫というわけではなく、ノックの仕方も大切です。忙しなく立て続けにノックするのではなく、2回に分け、指の第二関節を使って優しくノックするようにするとよいでしょう。

面接でノックしてから入室するまで

(c)Shutterstock.com

面接ではノックも重要ですが、その後からが本番です。正しいノックをしても、入室までの流れでミスをしてしまっては意味がありません。まず、ノックをしてもすぐに入室せず、面接官の返事を待つことが必要です。

また、想定していた流れとは異なる状況になる場合もあります。イレギュラーなことが起こったときの対処法も考えなければなりません。

ノックしてから入室するまでの、一連の流れを見ていきましょう。

一連の流れ

ノックしてから入室するまでの一連の流れは、以下のとおりです。

3回(4回)ノックをする

1. 面接官が「どうぞ」と言ったら「失礼します」と言ってドアを開ける
2. 静かに閉めて、ドアの前で一礼する
3. 椅子の横に立ち、「○○です。本日はよろしくお願いいたします」と言ってお辞儀をする
4.「お掛けください」と指示されてから着席する

面接官がいない部屋で待機する場合は、以下のような手順で入室します。

1. 姿勢を正しくして面接官を待つ
2. 面接官が入室したら、起立して一礼する
3. 「お掛けください」と指示されてから着席する

イレギュラーな場合の対処法

(c)Shutterstock.com

面接は、必ずしも想定したとおりに進むとは限りません。最初のノックのときから事情が異なる場合もあります。「扉が開いていた」「緊張してノックを忘れて入室した」といった事態が考えられます。

想定外なことが起こる可能性も考え、対処法を考えておくと、いざというときに慌てずに済むでしょう。

イレギュラーなことが起こった場合の対処法をご紹介します。

扉が開いていたとき

面接会場によっては、扉が開いている場合もあります。その場合はノックの必要はなく、入室する前に「失礼します」と声をかけてから入りましょう。

ノックをしても返事がないこともあります。音が小さくて聞こえない場合もあるでしょう。もう一度、少し強めにノックをしてみて、それでも返事がない場合は「失礼します」と言って入室しましょう。

ノックを忘れたとき

緊張してノックを忘れてしまう場合もあります。その場合、また退出してやり直すわけにはいきません。一言お詫びをして、気持ちを切り替えることが大切です。

面接の最後にでも、ノックを忘れたことをお詫びするとよいでしょう。ノックの回数を2回にするなど間違えてしまった場合も、同じくお詫びをしておけば間違いありません。

ノックの回数には十分気をつけよう

(c)Shutterstock.com

ノックの回数は国際的なマナーの基準では4回とされています。しかし、日本では3回が一般的で、日本企業の面接では3回のノックでも問題ありません。

ただし、2回はマナー違反になる可能性が高いため避けてください。外資系企業の場合は、4回ノックすることをおすすめします。ビジネスのシーンでは、ノックの回数に十分気をつけましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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