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2022.04.25

「腕組み」をする人の心理とは? 腕を組む理由や、人に与える印象を解説

「腕組み」には、警戒心や自己アピールなどさまざまな心理が隠されています。「腕組み」をする心理を押さえておけば、相手の本音がより理解できるかもしれません。そこで今回は、「腕組み」をする人の心理や、腕を組む理由、「腕組み」の仕方による性格の違いや人に与える印象などを解説します。

そもそも「腕組み」とは?

(c)Shutterstock.com

ふと髪の毛を触ったり、頬杖をついたりするなど、人はそれぞれ何かしら癖を持っています。無意識にしてしまう「腕組み」もその一つ。何か考え事をしているときに、「腕組み」をする人や、部下の前で「腕組み」をする上司。誰かと話しているときに「腕組み」をする癖がある人は、周囲を見渡してみると案外多いのではないでしょうか? 今回は、そんな「腕組み」をする人の心理やその理由について考えていきましょう。

「腕組み」をしている人の心理とは?

あなたの身の回りにも「腕組み」をしている人はいませんか? 実は、腕を組むという仕草には、さまざまな深層心理が隠されています。ここでは、「腕組み」をする人の主な心理を3つ紹介しましょう。

(c)Shutterstock.com

1:相手を警戒し拒絶している

「腕組み」をしている人は、相手を警戒し距離を置きたいと考えている可能性があります。自分を守り、少しでも安心感が欲しいという心理から無意識に腕を組んでいるのかもしれません。一般的に、繊細な性格であったり、人見知りをする人が相手から自分をガードするためであったりして、「腕組み」をする傾向があるでしょう。

2:考え事をしている

また、人は考え事をしているときにも、腕を組む傾向があります。例えば、仕事の段取りを考えたり、何かいい方法はないか頭を働かせていたりしたときに、腕を組むことはありませんか? 周囲との接触をシャットダウンし、自分の殻に閉じこもることで、集中して物事を考えることができます。

特に会議中などに真剣な面持ちで腕を組むのは、考えることに集中したいというサイン。相手が「腕組み」をして真剣に考え事をしているときには、無理に話しかけない方が良さそうです。

3:自分が強いことをアピールしたい

自分が強いことをアピールしたい! という心理から、「腕組み」をする人も。「腕組み」をすることで自分の存在を誇示し、相手からすごい人だと思われたいと考えているようです。例えば、上司が部下の前で「腕組み」をして説教をする、武勇伝を語るのも自分の優位性をアピールする一つの手段と言えます。また、気になる女性にいいところを見せたいという気持ちから「腕組み」をする男性も多いでしょう。

「腕組み」の仕方で心理が変わる?

実は、腕を組む位置や姿勢によって、心理が変わります。それぞれの意味を知ることで、「腕組み」をする人の心理を読み解くことができるでしょう。

(c)Shutterstock.com

1:低い位置で腕を組むとき

一般的に「腕組み」には、相手を警戒していたり、威嚇していたりする意味合いがありますが、低い位置で腕を組んでいる場合は別。一般的な位置よりも低い、お腹周りで腕をクロスさせていたら、自分の殻に閉じこもり、考え事に集中している可能性が高いでしょう。特にビジネスの場面で重要な決断を迫られているときや、アイディアを考えているときによく見られる仕草です。

2:高い位置で腕を組むとき

高い位置で腕を組むのは、人から良く見られたい、優位に立ちたいというサイン。胸のあたりで腕を組み、肩をいからせている姿からは、威圧感を覚える人も多いでしょう。他人より優位に立ちたいと考えている人は、相手の意見を尊重する気持ちがありません。むやみに反論して怒らせないように気をつけましょう。

3:左腕が上

左腕を上にして「腕組み」をする人は、右脳派とされ、右脳で物事を考えている傾向があるそう。一般的に右脳は、想像力や感性、イマジネーションを司る器官と言われています。右脳派の人は話すことよりも、図や絵を書いて感情を伝えるのが得意。どちらかというと、マイペースで、楽観的に物事を捉える傾向があるようです。

4:右腕が上

反対に、右腕を上にして「腕組み」をする人は、左脳派と言われています。このタイプは、物事を論理的に考えたり、分析することが得意。左脳は言語を司る器官なので、言葉を使って表現する能力に長けています。どちらかというと、几帳面で生真面目な性格であると言えるでしょう。

「腕組み」が人に与える印象とは?

自分自身や身の回りに「腕組み」をする癖はありませんか? 先述したように「腕組み」は、警戒心や威圧感を与える仕草でもあるため、人によっては失礼だと感じることも。無意識にしている癖が原因で、相手にネガティブなイメージを与えているとしたら残念ですよね。ここでは、「腕組み」が人に与える印象や改善方法を紹介します。

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1:威圧的で怖い

「腕組み」は、どこか偉そうで威圧的な印象を与えてしまうもの。人と話すときに腕を組む癖のある人は、近寄りがたいと思われているケースも珍しくありません。自分が仲良くなりたいと思った相手に対しては、「腕組み」をせず、身振り手振りを大きくした方がフランクな印象を与えられますよ。

2:論理的でクール

アニメや漫画などでクールなキャラクターが、「腕組み」をしているイメージがありませんか? 一般的に人は、論理的な思考を巡らせているときに「腕組み」をする傾向があります。そのため、「腕組み」をしている人は、どことなく知的でクールな印象を持たれることが多いでしょう。

3:信用されていない

「腕組み」は、自分のことをしっかりと守っているように見えるので、相手に気を許していない印象を与えてしまうことも。会話をしているときに「腕組み」をされると、「信用されていない」「嫌われているのかな?」と感じることもありますよね。

このように、「腕組み」をしている人は、自分でも気づかない間に人から距離をとられてしまっている可能性もあります。「腕組み」をする癖がある人は、笑顔を多くしたり、気さくに話しかけたりするなどを意識して行ってみましょう。

最後に

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「腕組み」をする心理には、警戒心から来るものや、異性にアピールしたいなどさまざまな理由があることがわかりました。自分自身や相手の状況を振り返って考えてみると、「確かにそうだったかも」と思い当たる節がありませんでしたか? 腕を組む心理や人に与える印象などを理解して、日々のコミュニケーションに役立てましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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