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2022.04.10

「行く」の尊敬語は「いらっしゃる」など! その他の敬語表現も例文付きで解説

目上の人に対して「行く」と伝える際は、尊敬語などの敬語表現を使うのがマナーです。主な表現には「いらっしゃる」「参る」などがあり、場面に応じて使い分ける必要があります。正しい使い方ができるように、尊敬語を含む「行く」の敬語表現を理解しておきましょう。

【目次】
【例文で解説】「行く」の敬語の種類3つ
誤用しやすい「行く」の敬語表現
「行く」を使った言葉の敬語表現3つ
「行く」の尊敬語・謙譲語・丁寧語を使い分けよう

【例文で解説】「行く」の敬語の種類3つ

(c)Shutterstock.com

行くを敬語で表す際は、尊敬語・謙譲語・丁寧語のいずれかを用いるのが基本です。尊敬語が使えるのは、相手の動作や状態について述べる場合です。謙譲語は自分の動作や状態を表す際に使うもので、自分がへりくだることで敬意を示します。

丁寧語には話し手から聞き手への敬意が込められており、語尾に「ですます」や「ございます」をつけます。それぞれの敬語は異なる性質をもっているため、相手に合わせて正しく使い分けなければいけません。

ここでは、行くの尊敬語・謙譲語・丁寧語を例文とともに解説します。

1. 尊敬語(「いらっしゃる」など)

行くの尊敬語には、主に以下の3つが挙げられます。

1. いらっしゃる
2. 行かれる
3. おいでになる

いらっしゃるは使う相手を選ばないため、目上の人にも使えます。行くに「れる・られる(尊敬)」をつけた行かれるは、3つの中では尊敬の度合いが高くありません。目上の人にも使える表現ですが、日頃から親しくしている人だけに使うのが無難です。

それに対し、おいでになるは特に尊敬の度合いが高い表現です。それぞれの使い方は以下の例文を参考にしてください。

・来週の会議にはいらっしゃいますか。
・昨日のセミナーには行かれましたか。
・次の連休はどちらのおいでになりますか。

「来る」の尊敬語と重複するものも

行くの尊敬語のうち、いらっしゃるとおいでになるは、「来る」の尊敬語でもあります。例えば、「明日のイベントにはいらっしゃいますか」という例文は、「イベントに行きますか」「イベントに来ますか」の両方の意味をもちます。

使い分けが難しいですが、本質的にはどちらも「その場所にいること」を表すため、複雑に考える必要はありません。上記の例文では、自身がイベントを開く立場であれば「いらっしゃる=来る」、主催するわけではない場合は「いらっしゃる=行く」と解釈できます。

つまり、どの視点で発言しているかの違いはありますが、動作自体は同じものを指します。仕組みを理解しておけば、行くと来るの尊敬語を簡単にマスターできるでしょう。

2. 謙譲語(「参る」など)

行くの謙譲語として使える表現は、主に以下の3つです。

1. 参る
2. 伺う
3. 上がる

参るは参上すること、伺うは訪問することをへりくだって伝える表現です。上がるは、相手の家を訪問する際に用いられます。具体的な使い方を例文で確認しましょう。

・明日の午前中にそちらへ参ります。
・迎えの車が参りました。
・よろしければ、こちらからお伺いします。
・本日の夕方に店舗へお伺いします。
・何時ごろにお迎えに上がりましょうか。
・ご自宅までお届けに上がります。

3. 丁寧語(「行きます」など)

行くの丁寧語には、「行きます」や「行きましたか」などが挙げられます。これらは、行くに「ます(丁寧)」を組み合わせた表現です。

聞き手が目上の人なのか、目下の人なのかにかかわらず、丁寧さを込めた表現として用いることが可能です。行くの丁寧語を使った例文は、以下を参考にしてください。

・明日から出張で東京に行きます。

誤用しやすい「行く」の敬語表現

(c)Shutterstock.com

行くを敬語で表す際は、以下の誤用しやすい表現に注意しましょう。

・行かせていただきます
・行かさせていただきます
・お行きになる

行かせていただきますは、社内の人に対しては使えますが、社外の人と話す際に使うのは不適切です。これは、行かせていただきますには「目上の人の許可を得て行動し、その行動によって恩恵を受けることをへりくだって伝える」という働きがあるためです。

上司や先輩の許可を得た行動について話す際に、社外の人に対してへりくだる必要はないため、社外で使うのは相応しくありません。なお、「○○(さ)せていただきます」ばかりを使うと無礼に思われることもあるため、多用するのは控えましょう。

行かさせていただきますは、文法として正しくない表現です。このような誤用は「さ入り表現」と呼ばれます。

お行きになるは、文法上は間違った表現ではありません。ただし、一般的にはあまり用いられず、いらっしゃるやおいでになるなどを使うほうが適切とされています。

「行く」を使った言葉の敬語表現3つ

(c)Shutterstock.com

特にビジネスシーンでは、「行きます」「行ってください」のように、行くを使った言葉が多用されます。行くを使った言葉を丁寧に表す際に、どのような表現が適切なのかは多くの人を悩ませるポイントです。

ここでは、行くを使った3つの言葉の敬語表現をご紹介します。

1. 一緒に行きます
2. 一緒に行きませんか
3. 行ってください

敬意を込めて言い換える方法を理解し、適切な場面で使ってみてください。

1. 一緒に行きます

一緒に行きますを丁寧に表したい場合は、「ご一緒します」が適切です。ご一緒しますは「一緒に行く」のへりくだった言い方で、自分が相手と一緒に行くことを伝える際に使えます。

行きますが丁寧語であるのに対し、ご一緒しますは謙譲語のため、より丁寧なニュアンスを込められるでしょう。または、「同行する」の謙譲語である「お供します」も用いられます。

2. 一緒に行きませんか

一緒に行きませんかの丁寧さを強めたい場合は、「誰が行くのか」を考えることがポイントです。この場合に「行く」という動作を行うのは、自分ではなく相手です。そのため、一緒に行きませんかを敬語で表す際は、尊敬語に言い換えられます。

例えば、「○○さんもいらっしゃいませんか」「ご一緒においでになりませんか」などが適切でしょう。

3. 行ってください

行ってくださいは、それ自体に尊敬のニュアンスが込められています。より丁寧に言い換えるなら、問いかけの形で伝えましょう。例えば、「行ってくださいませんか」「行っていただけませんか」などです。

問いかけの形にすることで、一方的なお願いではなく、相手に判断を委ねる姿勢をアピールできます。なお、クッション言葉の「お手数ですが」「恐縮ですが」などを組み合わせるのも有効です。

「行く」の尊敬語・謙譲語・丁寧語を使い分けよう

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行くの敬語表現は、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに分類されます。「誰が動作を行うのか」「誰に対して伝えるのか」などによって適切な表現が異なるため、正しい使い分け方を覚えておきましょう。

また、行かさせていただきますなどの誤用表現にも注意が必要です。それぞれの敬語表現を正しく理解し、ビジネスシーンなどで使ってみてください。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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