【目次】
・両親へ同棲の挨拶をしたことがある?
・【服装編】同棲の挨拶の際の注意点
・【手土産編】同棲の挨拶の際の注意点
・【会話編】同棲の挨拶の際の注意点
・同棲の挨拶に行く前の準備も要確認
・最後に
両親へ同棲の挨拶をしたことがある?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に両親へ同棲の挨拶をしたことがある? と質問したところ、半数以上の64%の方が同棲の経験なしと回答しているので、同棲自体の経験者は少ないように感じます。
残りの23%が両家の親に挨拶した、1%が彼女側にだけ挨拶した、12%が挨拶はしていないと回答。
しっかりと決意して同棲をスタートさせる場合には挨拶は欠かせないようですが、半同棲などからいつの間にか同棲している場合は挨拶をしていない方も多いのかもしれません。
【服装編】同棲の挨拶の際の注意点
当日着ていく服装や身だしなみが、同棲を成功へと導く場合もあります。では、具体的にどのような服装や容姿が礼儀正しく、相手に不快感を与えない服装として選ばれているのでしょうか。
【1】その場に適した服装を選ぶ
挨拶をする場所や、相手の両親との関係性によっても服装選びは異なりますが、スーツやジャケットスタイルなどが好まれます。少し大袈裟に感じる方もいるかもしれませんが、真剣な気持ちもアピールできるのでおすすめです。スーツ以外の私服の場合は、シンプルで優しい色合いのワンピースやブラウス+長めのスカートなどがよいかもしれません。
逆に、露出・ラフ過ぎる服装・ブランド物で固めていくなどは絶対にNG! 靴を脱ぐタイミングもあるかもしれないので、靴や靴下・ストッキングなどにも配慮が必要です。自分はおしゃれのつもりでも、その場にふさわしくないチョイスをしている可能性もあるので、事前に友人や家族の声も聞いておくと失敗しにくいでしょう。
「好感を持ってもらえるような服装、身だしなみ、言葉遣いを意識した」(30代・東京都)
「服装、話し方」(30代・群馬県)
「服装や態度など」(30代・愛知県)
「服装や言動、マナーを事前に調べておく」(30代・神奈川県)
「挨拶に行く際の洋服や美容室」(30代・東京都)
【2】清潔感のある身だしなみを心掛ける
服装以外に気を付けないといけない身だしなみも存在します。自分らしさも大切にするべきですが、メイクやネイルはナチュラルに、アクセサリーや香水は極力控えるようにするなどが清潔感を保つポイント。
ハンカチ、ティッシュやアルコール消毒など、細かい部分の準備も出来ていると、しっかりしている女性のイメージを与えやすいでしょう。
「身だしなみと挨拶の時に持つ手土産」(20代・福島県)
「身だしなみのチェック」(30代・埼玉県)
「身だしなみは大事。きちんとした服を着て、直前に美容院に行き整える。また菓子折りは両親の好みを聞く」(30代・神奈川県)
「身だしなみを整える。第一印象は大事なので」(30代・愛知県)
「身なりの清潔さ」(30代・奈良県)
「メイク直し、手土産、ティッシュ、ハンカチ、ウェットティッシュ」(20代・群馬県)
【手土産編】同棲の挨拶の際の注意点
手土産を渡すことも、大切なコミュニケーションやマナーのひとつです。そこから話が盛り上がったり、共通の話題が見つかったりするかもしれません。おすすめの手土産や渡す際の注意点も一緒に確認していきましょう。
【1】手土産を持参するのがマナー
きちんとした贈答用の手土産の準備もお忘れなく。金額にも悩むかと思いますが、3,000円~5,000円くらいが相場のようです。渡すタイミングは、家に上げてもらい挨拶が済んだ後が◎! 袋ごと渡すのではなく、袋から出してお菓子だけを渡すのがマナーです。
贈る品物は定番の和洋菓子、果物、お酒、地元の名産品などが好ましいと言われています。その他の注意点としては、賞味期限が近すぎる物は避ける、相手の家族に合った数・量が用意されているかも重要な部分です。
事前にどんなものが喜ばれるかリサーチをして、失礼のない渡し方で印象アップを目指しましょう。
「お土産の準備をして行く」(30代・北海道)
「手土産を持参するのは忘れない方がいいと思います」(30代・兵庫県)
「地元で有名な菓子折りを持っていく」(30代・静岡県)
「定番の菓子折り」(30代・岡山県)
【会話編】同棲の挨拶の際の注意点
挨拶はコミュニケーションを取るうえで一番大切なこと。初対面の場合は、自己紹介や言葉遣いにも意識して接しましょう。4つの注意点をピックアップしましたので、取り入れてみてください。
【1】結婚についても触れる
今回同棲をするのは結婚が前提であること、無計画な同棲ではないということを伝えると話もスムーズに。今後の円滑な付き合いのためにも、第一印象は大切なのでしっかり将来のビジョンを見据えていることを、積極的にアピールしていくとよいでしょう。
「同棲のゴールを伝える」(30代・神奈川県)
「結婚を前提にしていること」(30代・埼玉県)
「将来結婚を見据えた同棲であることを説明し、誠実さを印象付けた」(30代・東京都)
「信頼できる人間だと知ってもらうこと、結婚を考えていると知ってもらうこと」(20代・東京都)
【2】好感度を持ってもらえる接し方をする
目を見て話す、明るい雰囲気で挨拶する、は基本となる部分。できるだけハキハキとした印象で、礼儀正しさを十分に発揮してください。
彼のことを普段のように呼び捨てや○○くん呼びは控えて、名前+さん付けで呼ぶと好感度アップ。
タメ口や砕けた口調はNG! 最低限のマナーはわきまえて、友達や彼氏に話掛けるような口調にならないように意識してください。
「安心感を持ってもらう」(30代・東京都)
「嫌われないようにした」(30代・沖縄県)
「明るく振る舞う」(20代・神奈川県)
【3】簡潔に挨拶をする
ダラダラ話し過ぎないように事前に聞かれそうな要点をまとめておき、簡潔に話せるように準備をしておくのも成功のポイント。あがり症なので上手く話せる自信がないという方は、事前に伝えるべきセリフを考えておくと安心して挨拶ができるでしょう。
「我が家に自閉症の弟がいるため、自分の両親への挨拶の際になるべく長い時間とらずに簡潔に短く挨拶しました」(30代・兵庫県)
【4】親の言葉にも耳を傾ける
親は自身の経験を子供にも活かしてほしいと考えている方が多いです。自分たちの考えと少しズレがあったとしても、そこで意見を否定せずに一度受け入れるような素直な姿勢で話を聞きましょう。一度落ち着いて考え直してみると、両親の意見の方がプラスになる場合もあるかもしれませんよ。
「親のアドバイスに素直に耳を傾ける」(30代・北海道)
同棲の挨拶に行く前の準備も要確認
挨拶の予定が決まっている場合は、当日バタバタして慌てないように事前準備が必要。どんな準備をしておくと安心して当日を迎えられるか、体験談から重要なポイントをまとめてみました。
【1】基本情報を入手しておく
相手の両親がどんな性格なのか、趣味は何かなど、事前にある程度情報を入手しておくと◎! 共通の話題があればそれをキッカケに、会話が弾むかもしれません。
好きなもの、苦手なものが分かれば手土産の参考にもなるので、彼にも協力してもらい、ありったけの情報をうまく活用してみてください。
「家族の基本情報を頭に入れておく」(20代・広島県)
「相手の家族の性格などをある程度知っておく」(20代・東京都)
「事前に2人で情報の共有をする」(30代・北海道)
「好きなもの、苦手なもののリサーチ」(30代・埼玉県)
「親の性格を事前にリサーチしておく。身だしなみを整えておく」(30代・神奈川県)
「両親とのエピソードを聞いておく」(30代・神奈川県)
「相手の両親の性格を知ること」(30代・千葉県)
【2】同棲の詳細を話せるようにしておく
交際のなれそめや、なぜ同棲する経緯に至ったのか、彼と二人で気持ちをまとめておきましょう。きちんと説明できるように準備しておくことで、真剣な想いを再確認できて、ふたりの気持ちも高まります。
両親の不安を理解した上で、納得してもらえるように話を展開していけるといいですね。
「なぜ同棲したいかなど親を納得させる理由」(30代・福岡県)
「どんな内容の挨拶にするか、事前にパートナーと打ち合わせしておく」(30代・東京都)
「なぜ同棲するのかを明確にしていく」(30代・東京都)
「自分の状況を説明できるようにし、手土産を持参して挨拶する」(30代・愛知県)
【3】将来についての考えを話せるようにしておく
結婚前の同棲を若気の遊びと思っている両親もいるでしょう。同棲するにあたって、将来の計画を明確にしておくことも大切。もう結婚の予定が決まっているようならば時期なども伝えると、信頼度もアップ!
金銭的に困った場合はどうするのか、突然妊娠したらどうするのかなどの対応もしっかり考えておくと、同棲のOKも貰いやすいでしょう。
「お互いの結婚についての考えをまとめて、きちんと両親に話せるようにしておくこと」(30代・東京都)
「これからのことをちゃんと話す準備」(30代・宮城県)
「この先、どうしていくのか明確な理由を考える」(30代・愛知県)
「これからの未来を二人でよく話し合っておく」(30代・東京都)
「将来についての心構え」(20代・静岡県)
「結婚の意思があるか」(30代・愛知県)
【4】マナーを確認しておく
基本的にはそれぞれの両親の自宅で挨拶をすることが多いと思います。ただし、相手の意向によってはお店で食事をしながら会話なんて場合もあります。お店の雰囲気などを把握しておき、ドレスコードやテーブルマナーなどを身につけておくと恥ずかしい経験もせずに済みます。
出来るだけマナーを勉強した上で挨拶に向かうことをおすすめしますが、きちんとした言葉遣いに慣れていなくても丁寧に想いを伝えれば、気持ちは伝わるはずです。
「食事のマナー」(30代・愛知県)
「きちんとした挨拶」(30代・東京都)
「言葉遣い」(20代・千葉県)
「作法」(30代・福岡県)
「礼儀、マナー、常識」(30代・山梨県)
「礼儀の勉強」(20代・広島県)
「言葉遣いに気をつけてとても気を遣って行動した」(20代・群馬県)
「言葉使い」(30代・福岡県)
最後に
同棲前の挨拶はどうするか悩んでいる方も多いようですが、ふたりの今後をしっかり考えているようならば後々の関係性も考えて、挨拶をしておくべきです。相手の両親が遠方にお住まいの場合は、電話やテレビ電話等の手段で挨拶をしておくと安心かもしれませんね。
挨拶に行く際の注意点や事前準備もしっかり確認して、第一印象から失敗のないように気を付けましょう。親公認の安心感があれば、結婚へのステップも踏み出しやすく、気持ちよく同棲もスタートできそうです。ひとつでも多くの恋愛が成就するように応援しています。
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