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BEAUTY

2022.03.09

見直したい食生活! 花粉症をのりきるためには…【薬剤師が伝える花粉症対策】

不眠、注意力散漫など日常生活に悪影響をきたすこともある花粉症。日中は薬を飲むと眠気が酷くて困る… と悩んでいる人は、食生活を見直して体質改善を目指しましょう。薬剤師の坂田武士先生が、花粉症の症状を抑える食材などを教えてくれました。

予防医学マイスター 坂田武士

花粉症をストレスなくのりきるには、食生活の見直しが大切!

(c)Shutterstock.com

今や5人に1人の国民病となった花粉症は、2月初旬から3月がピークとなります。食生活の見直しで根本的な体質改善をし、辛い症状を軽減していきましょう。

花粉症の主な症状には、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などがあります。鼻づまりがひどくなると口呼吸になり、喉の痛みや不眠、注意力散漫など生活に支障をきたすことも。また花粉症などのアレルギー体質は遺伝すると言われていますが、食生活(栄養バランス)や腸内環境、生活習慣、ストレスなども増悪因子とされています。

免疫力を高め、アレルギー症状を緩和させる食べ物

(c)Shutterstock.com

花粉症をのりきるための対策として重要なことは、免疫機能を調え、アレルギー症状を防ぐ栄養素を積極的に摂取し、バランスの摂れた食事をすることです。

◆1. 免疫機能を調える

青魚に多く含まれるEPA、DHAや、カツオやマグロに多く含まれるビタミンB6には、免疫機能を正常に維持する働きがあり、不足するとアレルギー症状が出やすくなります。

◆2. アレルギー症状を抑える

果物や野菜に多く含まれるビタミンCや緑黄色野菜に多く含まれるビタミンAには抗酸化作用があり、炎症やかゆみを軽減してくれます。さらにビタミンAにはのど、鼻、消化管などの粘膜を正常に保つ働きがあるため、免疫力を高めることにも役立ちます。

◆3. 腸内環境を調える

乳酸菌の一種であるビフィズス菌は、アレルギー症状緩和に不可欠なビタミンB6を含むビタミンB群を合成する働きがあります。また、ワカメやこんにゃく、果物や野菜、きのこに含まれる食物繊維は、乳酸菌などの有益菌を増やして腸内環境を改善します。

さらに、きのこに含まれるβグルカンは、腸管内で免疫機能を刺激し免疫力を正常化すると考えられています。その他、きのこに含まれる栄養素の中で免疫機能の向上を助けるものがビタミンDです。免疫機能を調整し、感染のリスクを下げる効果が期待できます。

セルフケアで意識すると良いことは?

セルフケアでは、花粉を自分自身に寄せ付けず症状を悪化させる状況を改善することにつきます。外出時はマスクをつけ、花粉のつきにくい服装を意識し、帰宅時には衣服についた花粉をよく落としてから部屋に入ることをお勧めします。さらに鼻うがいを行うことで、花粉を鼻から出すだけでなく、鼻の乾燥の防止や鼻の粘膜の細胞を活性化させ鼻水の通りをよくすることなどが挙げられます。

短期のケアを心がけるのではなく一年中通しての体質改善をすることで、花粉症の症状が年々軽減していき、残りの人生をストレスなく過ごせる事を願います。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

予防医学マイスター 坂田武士

薬剤師。予防医学士。スポーツファーマシスト。「サムライフ」代表。昭和大学薬学部薬学科を卒業後、薬剤師免許を取得。

大手製薬会社勤務や、特別養護老人ホームの施設長などを経て、予防医学やエイジングケアの重要性を感じ、2006年に独立。2009年に「サムライフ」を設立し、薬をすすめない薬剤師として、これまでに1万人以上のオーダーメイドカウンセリングを行う。

著書に『4日間で脂肪だけをキレイに落とす本』(学研プラス)がある。


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