【目次】
・「だらしない人」ってどんな人?
・「だらしない人」の特徴
・どうして「だらしない人」になってしまうの?
・「だらしない人」から脱却するには、どうしたら良い?
・「だらしない人」の英語表現とは?
・最後に
「だらしない人」ってどんな人?
身近に「だらしない人」はいますか? もしくは、自分は「だらしない人」だという自覚がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
そもそも「だらしない人」とは、どういう人を指すと思いますか? 「だらしない人」とは、大まかに言えば、「自分自身をコントロールできていない状態の人」のことです。
具体的には、例えば、仕事などの完成度を「まあいいか」と妥協したり、約束を蔑ろにしたりする人を「だらしない人」と呼びます。
プライベートならともかく、仕事において「だらしない人」は、周りをイライラさせたり、嫌いだと避けられたりしてしまいます。「だらしない人」になってしまうと、周りから信頼されません。
そんな人にならないように、今回は「だらしない人」の特徴や、そうなってしまう原因、改善方法などをレクチャーします!
「だらしない人」の特徴
「だらしない人」には、共通する特徴があります。周りの人や自分に当てはまる特徴があったら、要注意のサインです。では、さっそく一緒に迫っていきましょう。
1:身だしなみが整っていない
「だらしない人」の特徴として、まず外見に注目します。「だらしない人」は、持ち物に関してなあなあにしてしまいがちです。洋服が汚れていたり、シワが寄っていたりしてもあまり気にしません。その結果、「だらしない人」や「清潔感が無い人」という印象を相手に与えてしまうのです。
特に、ビジネスシーンにおいては、態度だけでなく所作や見た目も考慮して契約を結ぶか結ばないかが決められることがあります。見た目で不利益を被らないように、気を配りましょう。
2:お金と時間にルーズ
「だらしない人」は、全体的にルーズです。中でも特に注意しなければならないのが、「お金」と「時間」。
一つ目の特徴で、見た目のルーズさを紹介しましたが、続いては内面のルーズさです。時間に関しても、お金に関しても「何とかなる」、「まあいいか」と後回しにしがちで計画性がありません。
そして、後でバタバタしてミスをしてしまったり、トラブルを招いたりしてしまうのです。
3:異性関係においても曖昧にしがち
「だらしない人」と呼ばれる人の中には、対人関係が「だらしない人」もいます。異性との関係を曖昧なままズルズル続けてしまったり、相手を安易に傷つけてしまったりするのです。
4:片づけが苦手
「だらしない人」の特徴は生活に表れます。生活リズムが不規則だったり、食生活も乱れがちになったりするので、自然と部屋が荒れることに。加えて、それが普通になってしまっているので、部屋を片付けようという気持ちも起きなくなっています。
どうして「だらしない人」になってしまうの?
「分かっていても、どうしてもやる気が起きない」という方は多いのではないでしょうか。そこで、「だらしない人」の心理状態や、原因を解説します。
1:疲れている
精神的にも、体力的にも疲れてしまっているということが考えられます。物を整えたり、服装を綺麗に保ったりすることって実は、神経を使うため、結構疲れることです。
最低限のことをする気力しか残っていないということが考えられます。
2:自己中心的な考え方をしている
「だらしない人」の中には、「自分が良ければそれでいい」という考えを持っている人がいます。したがって、好きなことに関しては、非常にフットワークが軽い一方、嫌いなことに関しては、とことんやらないということになってしまうのです。
3:「後でやる」の思考
「だらしない人」は、「後でやろう」という考え方が癖になっています。もともとはきちんと「やろう」という気持ちも持っているのです。しかし、面倒なのでつい後回しにしがち。そして結局忘れてしまい、周りからは「だらしない人」と思われてしまいます。
4:育った環境に影響されている
育った環境は、その人の人格に多大な影響を及ぼします。小さい頃から身だしなみを気にしない環境だったり、片付けなくても問題ない環境だったりすれば、その習慣は染み付いてなかなか直りません。
「だらしない人」から脱却するには、どうしたら良い?
自分は、「だらしない人」だと分かっているのに、どうしても直すことができないと悩んでいる方はいらっしゃいませんか? そんな方へ、今すぐに実践できる改善方法を紹介します!
1:後回しにしない癖をつける
後回しにしても、結局いつかはやらないといけませんよね。それなら、すぐに終わらせた方がモヤモヤせずにすみます。なので、すぐにやらなくて良い用事でも、後回しにせずに片付けるようにしましょう。
例えば、帰宅後、洗濯物と食器洗いというタスクがある場合、それらが「終わるまで椅子に座らない」というルールを作ってみてはどうでしょうか。
一度座ってしまうと、なかなか立ち上がることって難しいですよね。それならいっそ、やるべきことを終わらせるまで座らないようにすることで、タスクを後回しにすることを防げます。
2:マイナスな感情を言葉に出さない
「めんどくさい」、「やりたくない」、「まあいいや」と心のどこかで思っていませんか? こういったマイナスの感情が「だらしない人」には常に付きまとっています。そして、この感情が、行動に表れてしまうのです。したがって、できるだけこういった感情を思い起こさないように意識してみましょう。思っていないとしても「楽しい!」と脳に暗示をかけることで、「めんどくさい」という気持ちを和らげることができます。
3:生活習慣を見直す
「だらしない人」は、生活の状況や環境そのものが「だらしない」状態になっている可能性があります。生活が「どうでもよい」という状態になっていると、時間や身なりも「どうでもよい」と思ってしまうのです。
早寝早起きをして、朝日を浴びることで一日の活力をチャージし、健康的な食生活を送ることで体力をつけましょう。体が健康になると、気持ちも上向きになり「だらしない人」から脱却することができます。
「だらしない人」の英語表現とは?
「だらしない」という意味をもつ英単語はいくつか存在します。ニュアンスによっても変化するのですが、内面の「だらしなさ」を表現する場合は「gutless」や「wuss」と表現することが可能です。
一方、見た目の「だらしなさ」を表す場合は、「blowzy」、「grubby」などと表現します。
最後に
「だらしない人」になってしまう原因は、生活習慣と大きく関わっています。生活が乱れていると、精神的にも乱れてしまい、「なんだかすべてがどうでもいい」という気持ちになってしまうのです。まずは、自分を大切にしてください。アロマを楽しんでみたり、お風呂に浸かったり、本を読んだりしてリラックスすることも必要です。
そして、今一度、自分の生活習慣を見直してみてください。
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