漢字を分解する文字遊びを知ってる?
「ドスンと音がしたのはどこでしょう。」という“なぞなぞ”の答えは寺。「土寸」で「寺」という漢字になりますよね。これは漢字の分解を使った文字遊び!
では、次の歌の「見る石」とはなんのことだと思いますか?
見る石の面に物は書かざりき
ふしのやうしはつかはざらめや
この歌は、四辻善成が貞治(1362-68)の初めころに著した『源氏物語』の注釈『河海抄』の、「硯には書き付けざなりとて」(橋姫)という箇所の注に載っていた歌。
【問題】
「見る石の面に物は書かざりき ふしのやうしはつかはざらめや」の「見る石」とはなに?
1. 硯
2. 岩
答えは?
1. 硯
「見る石」は「硯(すずり)」です。
硯(すずり)
《「墨磨(すみす)り」の略》墨を水ですりおろすために使う、石・瓦などで作った道具。
(デジタル大辞泉より)
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