テレワーク環境… どんなことに不満を感じる?
在宅勤務を週2日以上行っている一都三県に住む人への調査で判明した「足元の冷え」についてをレポート。
在宅勤務の環境への不満をアンケートしたところ、最も多かった回答は「足元が寒いこと」。
1位:足元が寒い
2位:冬季に光熱費がかかる
3位:コロナ禍の在宅勤務により光熱費がかかる
4位:暖房をつけると乾燥する
在宅勤務の場合、オフィスにいる時よりも立ち上がったり歩いたりすることが少ないですよね。長時間椅子に座ることで代謝量が落ち、足元の寒さがより気になるのかもしれません。
足元が冷えると作業効率が下がる!?
テレワーク環境で「足元が寒い」と感じている人が多い結果になりましたが、実は足元の温度と作業効率には関係があるということがわかっています。
足元の温度が異なる条件でタイピングと計算を行った研究では、足元の温度が高い方がタイピングの正打数・計算の正答率ともに高い結果が示されています。
リモートワークで集中ができなかったり作業効率が下がると感じている人は、足元を冷やさない環境を作ることで仕事の効率を向上させることができるかもしれません。
床暖房VSエアコン、より足元が暖まるのは?
いざ足元を暖めようとしても冷たい空気は下にたまるもの…。なかなか床付近を暖かくすることができないと悩んでいる人もいますよね。ここでは、床暖房とエアコンで室温に違いがあるかどうかを見ていきます。
築年数の浅い住宅で、床面から部屋を温める「床暖房を設置している住宅」と「エアコンのみを使用している住宅」の机上の高さの温度と足元の温度を比較しました。
すると、エアコンは平均で20℃を下回る一方で、床暖房はエアコンに比べ足元が暖かく足元の温度が平均して20℃を超えているという結果になりました。
足元を暖めて作業効率を上げるには床暖房が一役買ってくれることがわかります。今は一畳相当のホットカーペットなど気軽に購入できるものも。ヒーターなどと違い肌が乾燥するという悩みがある人でも取り入れやすいので、足元の冷えや作業効率の悪さに悩んでいる人はぜひ試してみてください。
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