結婚してはいけない男図鑑 #7 自分の幸せにしか興味がない男
結婚すると“ダメ夫”になるタイプの男性を、メンタル心理カウンセラーの並木まきが紹介! 今回お届けする「結婚してはいけない男」はこちら!
分類:ムセキニン目(もく)ストレスフル科
貪欲に幸せを追求することは悪いことではないけれど、結婚しても“自分の幸せ”だけをトコトン追求する男性は、パートナーに選ぶべきではない典型です。このタイプの男性は、要するに妻に対して無責任なので、ムセキニン目(もく)に属します。
買い物をするにも、何かを食べるにも、自分さえ幸せな気持ちになれればお構いなしなので、妻が望んでいることには知らん顔。ひどいパターンでは「夫婦と言っても、もとは他人でしょ? 自分の幸せは自分で掴まないと」などと持論を展開し、結婚生活でも、自分“だけ”の心地よさを追求します。
こういった夫は、インテリアから外食の頻度、稼いだお金や時間の使い道までが「自分が幸せであれば、それでいい」という価値観で動くので、妻はとにかくストレスを抱えやすいのです。たまに妻にプレゼントをしたり外食に誘ったりもしますが、それは「妻にそういうことをしている俺って、幸せじゃん」という前提があるので、妻は夫の茶番に付き合わされているかのような虚しさを覚えやすいのも、このパターンです。
このタイプが厄介なのは、“結婚する俺”という“自分の幸せ”をゴールにしている交際では、恋人に対して“いい人”を演じる男性も多いこと。いざ結婚してから「何かが違う」と悟るハメになる女性も少なくないようです。
彼が何かをしてくれたときに、どこかウワベだけのように感じたりうっすらとでも彼女の気持ちに寄り添っていないように感じたりするなら、よくよく見極めたほうが確実です。女性が感じる「言いようのない違和感」って、思っている以上に正しいことのほうが多いんですよね。
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いい人に見えても、“女性に優しい自分”を演じることで幸せを感じている男性もいるということですね。茶番に付き合わされる前に、そっと距離を置いた方がいいかもしれません。
次回も、女性たちの心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、ダメ男ならぬ“ダメ夫”になる可能性が高いタイプの男性を分類します。お楽しみに!
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並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。