【目次】
・何歳差から「年の差婚」になるの?
・「年の差婚」のメリット・デメリットを解説
・「年の差婚」に向いている人とは?
・最後に
何歳差から「年の差婚」になるの?
どこからが「年の差婚」になるのか定義や基準はありませんが、一般的には5~10歳以上の差がある男女の結婚を、「年の差婚」と呼ぶ傾向にあるようです。場合によっては、ひとまわり以上離れている夫婦もいたり、海外では、30歳以上離れた「年の差婚」をするセレブなども珍しくないですよね。
夫婦の年の差が、1~4歳差であれば同年代とされ、「年の差婚」に含まれることはあまりありません。
「年の差婚」のメリット・デメリットを解説
これから「年の差婚」を考えているカップルもいると思いますが、「年の差婚」にはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。まずはメリットからチェックしていきましょう。
メリット1:包容力
相手が年上男性の場合に多くあるようですが、自分が辛い時にしっかりと支えてくれたり、何があってもどっしりと構えてくれたりと、頼りになる大きな存在と考える年下女性が多くいるようです。結婚は、夫婦一緒に乗り越えなければならない場面にぶつかることも少なからずあります。そんな時、相手の器の大きさ、懐の広さは大きな支えになってくれそうですね。
メリット2:癒し
相手が年下の場合には、「そばにいてくれるだけで癒される」「頑張って何かをしてくれる姿にほっこりする」など、癒しの存在として捉える男女が多いようです。特に年下の相手に対しては、最初の期待値が低かったりもするので、ちょっとしたことで、ぐんと評価が上がるというのも事実としてあるようですね。
メリット3:刺激が多い
年の差があればあるほど、育ってきた環境や、今いる立場や状況も違うため、ジェネレーションギャップが生まれます。それをお互い共有し合うことで、新しい世界を知るきっかけになり、刺激し合えるプラスの関係になることが多いようです。また、年上・年下に関係なく、何かに頑張る姿を見て、刺激をもらうという場合もあるようですね。
デメリット1:思っていたよりも子供っぽかった
年上の相手に対し、最初は大人と感じていた部分も、結婚生活が長くなれば、だんだん子供っぽい一面を感じるようなことも出てくるかもしれません。思っていたよりもだらしない部分や、意外とできないことが多かったりすると、少しがっかりしてしまうことも。年上の相手に対して期待しすぎると、予想に反してマイナスギャップが生まれてしまうことがあるようです。
デメリット2:経済力が足りない
これは、特に年下の相手に対し感じることが多いデメリットになります。相手が年下の大学生男子というカップルもいますが、経済力がどうしても低いため、デートの内容もそれなりに。自分に経済力がある場合は、物足りないと感じてしまう女性も多いようです。
結婚には、お互いのお金の価値観も重要なポイントになってきます。お付き合いの段階でしっかりと向き合うのがよいですね。
デメリット3:話題が合わない
お互いの知らない世界を共有できて刺激し合えるというメリットがある一方、やはり、ジェネレーションギャップを埋められないと感じる夫婦もいるようです。共通の話題が少ない場合は、相手の好きな事を一緒にやってみたりなど、お互いが歩み寄る姿勢も大切ですね。
「年の差婚」に向いている人とは?
これまで、「年の差婚」のメリットやデメリットを解説しましたが、どのような人が「年の差婚」に向いているのでしょうか。次は、「年の差婚」に向いている人の特徴について解説します。
年上の場合は、“柔軟性”のある人が比較的「年の差婚」に向いている傾向にあります。職場の後輩や部下など、普段から若い人との接する機会が多くコミュニケーションに慣れていると、感覚も若くいることができます。
そのため、年が離れている相手に対しても変に上から目線で接することなく、相手の要望にも比較的臨機応変に応えることができるでしょう。柔軟性のある年上男性・年上女性は、「年の差婚」に向いているといえます。
年下の場合は、“好奇心旺盛”な人が「年の差婚」に向いているといえるでしょう。新しいものにも興味を示し受け入れてくれる人だと、相手も自然と教えてあげたくなる気持ちになります。コミュニケーションも自然と増えていくため、関係もより親密になり、結婚生活が長く続くポイントになりますね。
また、これは男女や年齢に関係なく、常識があり礼儀正しい人や、身だしなみにきちんと気を配れる人は、結婚を見据えてお付き合いがイメージしやすく、結婚に向いているといえます。自分が年上の場合は普段から体型維持を意識したり、アンチエイジングを心がけたりすると、年下相手と並んでも自然な印象を与えます。
また、自分が年下の場合は、相手と並んでも子供っぽく見えないように、服装や髪型なども小ぎれいに、少し大人っぽくすると引けを取らずにいいかもしれません。
最後に
「年の差婚」は、同年代の結婚と比べ、ジェネレーションギャップや経済力の差など、なかなか難しい壁にぶつかることもありますが、それを一緒に乗り越えれば、新しい世界を知れ、お互いを刺激し合えるというメリットがあります。「年の差婚」に向いているカップルの特徴は、柔軟性のある年上と、好奇心旺盛な年下のペアがよさそうです。
ただ、長い結婚生活を送る中で、乗り越えなければならない壁がいくつかでてくるでしょう。そんな中で大事なことは、相手に寄り添い、支え合うことです。そういった様々な壁を乗り越えてきた夫婦は、連帯感や絆が強まり、幸せな結婚生活が送れるのではないでしょうか。もし「年の差婚」を考えている方は、本記事を参考にしてみてくださいね。
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