ライター・安本由佳が悩める女性の人生にアドバイス♡<働く女性のお悩み相談室#79>
前回記事『逆効果!? アプリのプロフに「奇跡の一枚」を載せてはいけない理由<働く女性のお悩み相談室#78>』
こんにちは、ライター・安本由佳です。私のInstagramに届いた、お悩みの中からぜひ皆さんと共有したい内容をピックアップ。一緒に答えを探していきます。
今回みなさんと一緒に考えたいお悩みはこちら!
きっと彼も「言われるだろうな」とわかっているはず
お悩み:海外赴任をしている彼氏が1年ぶりに帰国します。お互いにアラサーで付き合って2年、家族にも紹介済です。またしばらく会えなくなってしまうし、このタイミングで具体的に結婚の話を詰めておきたいのですが、いつ・どう切り出すのが良いでしょうか。
待ちに待った、1年ぶりの帰国。遠距離かつ電話越しではなかなか切り出しづらかった結婚話を必ずしておきたいという相談者さんの気持ち、よくよく分かります。
ただ、スムーズに事を運ぶためにも、ここはいったん落ち着きましょう。
想像するに、海外から1年ぶりに戻ってくる彼はおそらく相当疲れています。コロナ禍の今は普段以上に気が張っているでしょうし、隔離期間もある。まずは彼がホッと心を落ち着かせ、心身ともにリラックスして過ごせるよう気遣ってあげるのが良さそうです。
目の前のことで精一杯な精神状態では、将来について考える余裕を持てませんからね。
また、お互いにアラサーであり、遠距離とはいえ2年付き合っていて家族にも紹介済…。この前提から考えると、かなり鈍い男性でない限り、彼氏のほうも結婚をまったく意識していないわけじゃなさそうです。
近い未来に結婚を望んでいる相談者さんの気持ちも、日頃の言動からきっとわかっているのでは。
だとすると、1年ぶりに帰国するこのタイミングで結婚話が持ち上がることは、彼自身も重々承知しているはずです。もしかしたら彼のほうも真剣にプロポーズを考えている可能性も。
「結婚する気ある?」そう問い詰めたい気持ちはグッと抑え、いったん彼の出方を待ってみてください。
最終日になっても、彼が何も言ってこなかったら……
問題は、日本を離れる最終日になっても彼が結婚の「け」の字も口にしなかった場合です。その時はもう仕方がない、相談者さんから切り出すしかありません。
とはいえ感情的になっても良いことはないので、冷静に・シンプルに相手の意向を尋ねてみてください。
「私は結婚に向けて具体的に動きたいと考えているけど、あなたはどう思ってる?」と。
それでもなお「今は海外赴任中だし」とか「帰国してから考えたい」などと結論を先延ばしにするようなら、期限を設けることをお勧めします。
彼には彼の考えがありますが、相談者さんにも相談者さんの人生設計があります。
男性である彼にはまだ悠長に構える余裕があるのかもしれませんが、結婚&出産願望のあるアラサー女性にとって時間は特に貴重。
「私はここまでしか待てません」というリミットをはっきり伝え、彼に決断を促しましょう。
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ライター 安本由佳
慶應義塾大学法学部法律学科卒 化粧品メーカー広報、損害保険会社IT部門で勤務したのちフリーランスへ。 2015年に軽井沢に住まいを移し、ホテルやカフェのPRに従事するほか、軽井沢暮らしを紹介するコラムを連載中。2016年〜2020年1月 東京カレンダーWEBにて執筆。2020年10月15日 講談社文庫より初書籍「不機嫌な婚活」発売。現在Amazonにて販売中。