【目次】
・「品がある」の意味とは?
・「品がある」女性の特徴は?
・「品」の身に付け方
・最後に
「品がある」の意味とは?
「品がある」とは、「優雅で洗練されている」「佇まいが上質」「上品」などと、言い換えることができます。
「品がある」という言葉自体は、人にも物にも使うことができます。いずれにしても「品がある」と言われたら、それは確実に褒め言葉です。
「品がある」女性の特徴は?
では、本題に入りましょう。「品がある」女性とは、どのような人のことをいうのでしょうか。主な特徴は8つです。
1:落ち着いている
「品がある」女性には、確実に「落ち着き」があります。落ち着きのない人に、「品」を感じることはないのです。
落ち着きを感じるのは、言動だけではありません。服装もしかり。地味にという意味ではなく、TPOに合わせて、違和感のない服装をしている人には「品」を感じますね。
2:口数が少ない
落ち着きに通じることですが、「品がある」女性は、ペラペラとおしゃべりではありません。人の話に静かに耳を傾け、絶妙なタイミングで言葉を発します。微笑みも絶やしません。そこにいてくれるだけで場が穏やかになる、そんな人が「品がある」女性なのです。
3:人との距離をきちんと取れる
「品がある」女性は、人にべったりと寄りかかったりしません。これは、物理的に寄りかかるという意味ではなく、精神的にという意味です。自分のことは自分でという、自立心がしっかりとある女性なのです。
また、人に頼られることがあっても、「人は人、自分は自分」という雰囲気を醸し出しているので、自然と相手も背筋を正すことができるのです。
4:マナーと身だしなみはいつでも完璧
「品がある」女性は、どんなにハメを外しても「品がある」のです。居酒屋へ行ったとしても、下世話な話を突然したりしませんし、身だしなみを整えることを忘れたりもしません。
一方で、マナーを人に押し付けたり、「居酒屋なんて行きません」というツンとした態度も、とったりしません。あくまでも穏やかに、それでいて、彼女の周りにはいつも気品あふれる空気が流れているのです。
5:人の悪口を言わない
「品がある」女性は、絶対に人の悪口を言いません。陰口を叩くことは品のない行為なのです。何か迷惑を被ったとしても、「困るわ」とは言いますが、相手の人格を否定したり、これまでの経緯を非難したりなどということはしません。そんなことは、本人がいちばんよくわかっていることを、「品がある」女性は知っているのです。
6:姿勢が良い
「品がある」女性は、姿勢が良いのが特徴です。姿勢には、自分への自信がよく表れます。自信がないと、人は前屈みになりますし、自信があると堂々と胸を張れます。「品がある」女性は、ありのままの自分に自信を持っているので、いつでも姿勢が良いのです。
7:慌てない
不思議なことに、「品がある」女性は、どんな時にも慌てません。たとえば、お茶などをこぼしてしまっても、キャッと飛び上がったりせず、さっと立ち上がって対応します。決して驚かないわけではないのですが、我を忘れるということがないのです。これも落ち着きに通じる点ですね。
8:挨拶が丁寧
「品がある」女性の目立つ特徴として、挨拶がとても丁寧であることが挙げられます。「おはようございます」「お疲れ様でした」などのあいさつはもちろん、「ありがとう」「ごめんなさい」「失礼しました」といった言葉も、きっちりと相手の目を見て言うのです。
特に多いのが、お礼の言葉。どんな些細なことでも、何かしてもらったら、きちんと「ありがとう」というのが「品がある」女性なのです。
「品」の身に付け方
「品がある」女性になるには、育ちが良くないといけないと思っていませんか? もちろん、育ちの影響もありますが、それだけではありません。心の持ちようで、誰でも「品がある」女性になることができるのです。
1:マナーを知る
マナーと聞くと、堅苦しいと思っていませんか? でも、マナーの根底には、周囲への気遣いがあります。マナーに関する本はたくさん出ていますので、一度、しっかりマナーを身につけてみてはどうでしょう。
また、いけばなや茶道など、古くから伝わるお稽古に挑戦してみるものいいかもしれません。
2:自分の話をしないようにする
自分の話をすることが、「品がない」のではありません。ですが、相手の話に静かに耳を傾ける様子には、「品がある」といえます。自分が話すことよりも、聞くことに意識をしてみましょう。聞く時は、微笑むとさらにいいですね。
3:口元に意識を
「品がある」女性は、口元が引き締まっています。はっきりした赤い口紅などを塗ったら、あとは口角をあげて。引き締まった口元はとっても魅力的です。
4:動く時は静かにゆっくり
「品がある」女性は、バタバタ走ったり、ワーワー騒いだりしません。常に落ち着いて、ものごとにあたるのです。そんな気品を身につけるために、立ったり座ったりするときには、いつもよりゆっくりを心がけましょう。
おしゃべりするときにも、大きな口を開けて笑うのではなく、少し小さめに静かな声で。そうしているうちに、自然と落ち着いた雰囲気になっていきますよ。
5:「ありがとう」は丁寧に
「品がある」女性は、お礼を欠かさないと述べました。人に何かをしてもらった時は、かならず、相手の目を見て、にっこり微笑んで「ありがとう」といいましょう。「こんな、ちょっとしたことに?」と相手が不思議がっても気にしない。お礼をいわれて、悪い気になる人はいませんから。
6:人と接するときには、「ややドライに」を心がける
「品がある」女性は、他人と自分との間にきちんと距離を取ることができます。馴れ合いを好まないのです。この態度を身につけるには、「ややドライ」を意識しましょう。
人が困っているときに、「大丈夫?」と声をかけますよね。相手が「大丈夫」と答えたら、「品がある」女性は、一度、引くのです。いつまでもしつこく「でも…」「たいへんそうだよ」と声をかけることはしません。それは、「大丈夫」と答えた相手の気持ちを尊重したことになるのです。
最後に
いかがでしたか? 「品がある」女性になれそうでしょうか。ゆっくり動く、お礼をきちんと言うなどは、すぐにでも実践できそうです。「品」を身につけようとすると、少々ハードルが高く感じますが、「品がある」女性を真似することなら、すぐにできそうですね!
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