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2021.12.09

「生き急ぐ」とは? そんな人に共通する特徴や性格の改善方法についても解説

毎日何かに追われているような、「生き急いでいる」と感じて日々を過ごしている人は少なくありません。「生き急ぐ」人は、将来への不安や焦りから、自らやることを増やしてしまっている傾向も見られます。ここでは、「生き急ぐ」人の心理や性格の改善方法について紹介していきます。

【目次】
「生き急ぐ」とは?
「生き急ぐ」の使い方を例文でチェック
「生き急ぐ」人の心理とは?
「生き急ぐ」のをやめるには、どうすればいい?
最後に

「生き急ぐ」とは?

「生き急ぐ」という言葉は、耳にすることはあっても、具体的な意味を理解している方は少ないかもしれません。まずは、基本的な言葉の意味からみていきましょう。

(c)Shutterstock.com

「生き急ぐ」の意味

「生き急ぐ」は、<いきいそぐ>と読みます。辞書で意味を調べてみると、「限りある命を、急いで終えようとするかのように生きる」ことです。「生き急ぐ」という言葉は、焦って生きている状態を意味するため、ネガティブな印象をもたれることもあります。しかし、全力で生きている姿を前向きに捉えた、ポジティブな意味合いも併せ持つ言葉です。

「生き急ぐ」と「死に急ぐ」の違い

「死に急ぐ」とは、「死を早めるように急いで生きること」という意味です。また、「死ななくてもいいのに、わざわざ死のうとする」という意味もあります。死という人生の最期に向かって、急いでいる姿を表すことから、自ら寿命を縮めるような危なっかしい行動をする人を指すこともあります。「そんな軽装で冬山に登るのは、死に急ぐようなものだ」などの使い方をします。

先ほど、「生き急ぐ」には、ポジティブとネガティブ両方の意味合いが含まれることを説明しました。一方「死に急ぐ」は、ネガティブな意味合いで使われるのが一般的です。

「生き急ぐ」の類語

「生き急ぐ」の類語として、「人生を疾走する」「太く短く」が挙げられます。

「人生を疾走する」とは、忙しく生きている様子を表します。「疾走」は、「非常に早く走ること、いそぎ走ること」という意味。やる気や情熱にみなぎった、ポジティブな意味合いが強い表現といえるでしょう。似た表現として、「人生を駆け抜ける」「一生を走り抜ける」があります。

例文「恋に仕事に、彼女は人生を疾走している」

二つ目は、「太く短く」です。「したいことをして楽しく人生を過ごせるなら、長生きなどしなくても構わないという態度」を指す言葉です。後先考えず生きている様子が、「生き急ぐ」と似ていますね。対義語として、「細く長く」(物事を地道に持続させるさま)があります。

例文:「どうせなら太く短く生きたい」

「生き急ぐ」の使い方を例文でチェック

「生き急ぐ」という言葉を知ってはいても、日常生活で使う機会はあまりないもの。「生き急ぐ」の使い方を、注意点を交えて紹介します。

(c)Shutterstock.com

1:「彼は毎日忙しく働いて、生き急いでいるように見える」

「生き急ぐ」という言葉は、人を評価する時に使われることがあります。「あの人は生き急いでいるね」という言葉を耳にしたことがある人も多いはず。「生き急ぐ」には、ポジティブ・ネガティブ両方の意味があるため、前後の文脈によって、どのように他人から評価されているのか判断する必要があります。

2:「私の体調を心配して、生き急ぐなと父は言った」

生き急ぎ疲れ果てた相手に、「生き急ぐな」と伝えることも、主な使い方の一つ。生き急いでいる人は心に余裕がなく、周りが見えていないことも多々あります。そのため、周りの人間が声をかけ、落ち着かせてあげることも時には必要です。ただし、少々乱暴な表現でもあるため、とても親しい関係の人など使う相手は限られます。

3:「生き急ぐように仕事に打ち込んでいる彼女は、ついに昇格した」

向上心を持って前向きに生きる「生き急ぐ」人は、念願の目標を達成することもあるでしょう。自分なりの表現で尊敬の思いなどを伝えたいところですが、「生き急ぐ」は使い方によっては、相手にネガティブに捉えられてしまう可能性も考えられます。誤解を与えないように、「人生を疾走する」などのポジティブな言葉に置き換えて伝えましょう。

「生き急ぐ」人の心理とは?

「生き急ぐ」人は、どのような心理から日々忙しく生きているのでしょうか? 自分自身や周りの人に当てはまるかどうか、チェックしてみましょう。

(c)Shutterstock.com

1:かなえたい夢や、やりたいことがたくさんある

「生き急ぐ」人の中には、仕事や趣味などでやりたいことをたくさん持っている人がいます。死ぬまでにやりたいことが多すぎるため、毎日予定を詰め込んで忙しく生きています。

自分自身がやりたいことであるため、本人にとってはなんの負担もありません。ですが、他人から見れば、どうしてそんなに頑張るのだろう? と思われることも少なくありません。パワフルで前向きな性格であるともいえるでしょう。

2:将来に不安があり、焦ってしまう

一方で、将来などの不安から焦ってしまい、生き急いでしまう場合もあります。「老後に生活できるかどうか不安」「今のうちに結婚相手を見つけておかないと」など、将来の不安から逃れたいために、今なんとかしなければという気持ちが強くなります。その結果、無理に仕事を詰め込みすぎたり、心に余裕がなくなってしまうのです。根が真面目で、心配性な性格の人が多いでしょう。

3:せっかち

「生き急ぐ」人は、せっかちな性格であることも考えられます。何もしていない時間や、目的のない行動は無駄だと感じます。常にせかせかと早足で歩いたり、人から待たされるとイライラしてしまうことなどが特徴的です。一分一秒を無駄にしない姿が、周りから「生き急いでいるな」と思われるのかもしれません。

「生き急ぐ」のをやめるには、どうすればいい?

(c)Shutterstock.com

毎日、何かに追われているような感じがする、気がつくと焦って行動している、そんな風に感じて日々を過ごしている人は少なくありません。

情報に溢れた日常では、他人と比べて焦ってしまったり、毎日充実していないとダメだと感じてしまったりすることも大いにあり得ることです。周りの人の意見や情報に左右されやすい場合は、SNSをみる時間を減らす、むやみにネットで検索をしないなど、情報をリセットする時間を作ってみるといいかもしれません。

また、自分自身のことを「生き急いでいるな」と感じる時は、今の生き方や考え方に疑問を感じている時ともいえるかもしれません。そんな時は、一度立ち止まって自分の本心を見つめ直してみることも一案です。自分にとっての優先順位はなんなのか? 前向きな動機ではなく、不安心から物事を行なっていないかなど、自分自身に問いかける時間を作ってみましょう。

最後に

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今回は、「生き急ぐ」の意味や使い方、当てはまる人の心理や改善方法を紹介しました。「生き急ぐ」人は、将来への不安や焦りから、自らやることを増やしてしまっている傾向も見られます。将来への備えも肝心といえますが、それと共に、今を素直に楽しむこともできるようになると、気持ちに余裕が生まれるかもしれません。ぜひ、今後の参考にされてみてはいかがでしょうか?

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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