【目次】
・手相の基本を押さえよう【1】右手と左手どっちをみる？
・手相の基本を押さえよう【2】「基本線」って何？
・生命線：生命力、健康、スタミナ
・頭脳線：思考の方向性、判断力、集中力、創造力
・運命線：仕事、社会性、人生全般
・感情線：愛情、感受性、性格
・基本線以外に押さえておきたい線とは
・知っていると便利な手相の「丘」
手相の基本を押さえよう【1】右手と左手どっちをみる？
手相を勉強していく上で、最初の関門となるのは、「はて、右手と左手、どっちを見たら（観たら）いいのかしら…」ということです。手相には色々な流派が存在するため、右手と左手のどっちをどのように観るかについては考え方がわかれるところですが、私の流派では、右手は「現在の自分の運気」、左手は「生まれ持った運命から今後想定される運勢」が表れているという見方をしています。
故に私は両手を見て鑑定します。ちなみに最初は、左手が重要という占い本を信じて、左手のみを見ていたのですが、ある時、物凄くよく当たる占い師さんと出会い、その人が前述のような考え方をされていたので、私もシレっとその流派に寄せたという経緯があります。数をこなして、自分なりの正解を探していくのがいいと思います。まあ、人間は両手を使って生きているので両方とも大事ですよね。
手相の基本を押さえよう【2】「基本線」って何？
手相を観る上で、欠かせないのが「基本線」です。生命線、頭脳線、運命線、感情線の4本のことを言います。主要線とも呼ばれます。有名な線なので誰でも一度は聞いたことがあると思います。
運命線を除いた、生命線、頭脳線、感情線の3本で「基本三線」とされることもありますが、私の鑑定時には、運命線も欠かせない線のため、ここでは主要4線として4本について詳しく説明していきます。
生命線：生命力、健康、スタミナ
生命線は人差し指の付け根と親指の間あたりから始まり、金星丘（親指の横のふくらみ部分）に沿いながら、手首の方に向かってカーブを描くように位置している線です。
生命線にはその人が持つ生命力や健康状態、体力・バイタリティ・スタミナといった心身の強さ、寿命の傾向などが表れています。普段のほほんと過ごしていると気が付きませんが、健康というのは人生そのものに直結するため、それを鑑定できる生命線はとても大事な手相です。
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頭脳線：思考の方向性、判断力、集中力、創造力
頭脳線は知能線とも呼ばれ、物事を考えるはやさや長さ、楽観的か悲観的かといった思考の傾向、判断力、記憶力、創造力、どんな才能を持っているかのような知的さに関わることが出ている線です。
頭脳線を見ればその人が内面に秘めている性格もわかります。また、向いている職業なども知ることができます。理性的な人かどうか、自らの意志を持って生きているか人かどうかもわかる重要な線です。
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運命線：仕事、社会性、人生全般
運命線は、手首の方から中指の付け根に向かって伸びている、手のひらの中央あたりに出ている縦線です。運命線には、その人の社会的な成長度など、人生そのものが出ると言われています。運命線からは一生に影響を及ぼすもの、例えば、仕事運や結婚運（家庭運）などが読み取ることができます。
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感情線：愛情、感受性、性格
感情線は、その字面通り感情に関することを司っている線です。愛情や感受性、性格の傾向、対人関係や気持ちの表現の仕方を見ることができます。その人の人間性や本心がよく表れます。
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基本線以外に押さえておきたい線とは
これまでにご紹介した基本線以外にも、手相にはたくさんの線があります。ご興味がある方はぜひぜひ、下のページでいろいろと解説していますので、他の線も覚えてみましょう。
・人気線
・財運線
・開運線
・旅行線
・影響線
・寵愛線
・健康線
・向上線
・恋愛線
・覇王線
・ますかけ線
・神秘十字線
知っていると便利な手相の「丘」
線以外の手相の基本として、手のひらを9つのエリアに区切った「丘」というものが存在します。丘にはそれぞれ意味があり、手相の線にも大きな影響を与えています。
丘は、木星丘・土星丘・太陽丘・水星丘・金星丘・月丘・火星丘（第一・第二）・地丘に、丘に挟まれたエリアの火星原を入れて、9つに分類されています。丘が大きく盛り上がっていればいるほど、その人物の性格や運勢・運気に丘の持つ特色が反映されやすいとされています。
木星丘（人差し指の下の部分のふくらみ）
地位や名誉、その人の持つ権力志向の強さなどがわかります。リーダーシップや管理能力のあるなしなどを観ることができます。丘ではなく谷になっている人が上司だった場合、支えてあげるか、蹴落とすか、逃げるか… 悩ましいですね。
土星丘（中指の下の部分のふくらみ）
たゆまぬ努力ができる人か、自分の世界観を持っているかなどがわかります。ここのふくらみがかなり目立つ人は、ぼっち（孤独）を愛する人と言われています。流行りのソロ活の人は発達してそうですね。
太陽丘（薬指の下の部分のふくらみ）
人気がある人か陽気な人かなどがわかります。ふくらんでいると社交的で芸術家タイプとされています。この丘に出ている線が太陽線（人気線）です。太陽は恵みの象徴ですからね。
太陽丘についてもっとよく知りたい人は↓
星丘（小指の下の部分のふくらみ）
お金（蓄財能力）に関することやコミュニケーション力があるかなどを観ることができます。ふくれている人は、よくしゃべる商売上手が多いようです。営業や接客業向きですね。
火星丘（親指の付け根の部分が第一火星丘。小指側の水星丘と月丘に挟まれた部分が第二火星丘）
正義感、闘争心、前進力や積極性、冒険心があるかなどが表れます。ふくらみ具合によっては、攻撃的な人カテゴリにいってしまうので、注意が必要ですね。
金星丘（親指の付け根部分の広いふくらみ）
その人の健康状態、もともと備え持っているスタミナ、家族との関わり合い方などの愛情に関係することがわかります。所有欲も表れるとされ、ふくらみが大きい人は所有欲も旺盛です。
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金星丘の見方を解説！ そのふくらみが発達している人は愛情豊か？
月丘（小指側の手首の上にあるふくらみ）
小指球とも呼ばれています。人との縁、その人が持つ芸術的なセンスや才能を観ることができます。月丘が肉付きよく張っている人は、優しい人が多いです。
地丘（手首の真上のふくらみ）
家族や先祖様からの恵みなど、代々受け継ぐ気力がわかるとされています。この部分から長く運命性が立派に出ている人は、いいものを受け継いでいる感じです。
火星原（手のひらの中央より上部分のふくらみというか、へこみ）
ここが他の丘と同様の高さだと、反発力があり、周囲とぶつかりやすいと言われています。常に「この人、喧嘩売っているのだろうか…」という態度で臨む人は、ここが発達していたりしますね。何かと反発してきては「はい論破～」的な人を見かけたら、ここに注目してみましょう。
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というわけで、手相の基本について説明しました。このページをあんちょこにして自分の手相やお友達、気になるあの人の手相をチェックしてみましょう。
