【手相占い】すぐわかる運命線の見方… 長さや形で運勢を読み解こう！

【目次】
・運命線とは？
・運命線はどこに出ている？
・運命線の見方
・枝分かれ・2本あるなどの特殊な運命線
・運命線がない

運命線とは？

運命線には、その人の社会的な成長度など、人生そのものが出ると言われています。運命線からは一生に影響を及ぼすもの、例えば、仕事運や結婚運（家庭運）などを読み取ることができます。目標達成に向けて努力できる意志の強さや現状の満足度なども見ることができるので、その人がどんな人で今どんな状態にあるのかを知ることができる興味深い線です。

手のひらの線の中にはハッキリとしている線が4つあり、それらは基本線と言われているのですが、運命線はそのひとつです。ちなみに基本線の他の3本は、生命線・感情線・頭脳線です。このシリーズで出てきますので待っていてください。

運命線はどこに出ている？

手首の方から中指の付け根に向かって伸びている、手のひらの中央あたりに出ている縦線です。“手首の方”とは言うものの、手のひらのど真ん中から急に出ている人もいれば、親指の下のふくらみ部分から伸びている人や、生命線を起点としている人など、出方はひとそれぞれです。皆違うが故に、とても見ごたえのある線とも言えますね。

運命線の見方

それではいろんな運命線について解説していきましょう。自分の手のひらを確認しながら読んでみてください。

■長い運命線や濃い運命線

長い運命線や濃い運命線を持つ人は、責任感が強く、今風に言うと「責務を全う」できる人です。半面、ワンマン・頑固者であることも多く、周囲の人は気を揉んでいるかもしれません。仲間たちへの積極的な気配りが、開運への近道と言えるので、我が道を行く！ のもいいのですが、周りの意見にも耳を傾けていきましょう。

■短い運命線や薄い運命線

線が短い・薄い手相は悪い意味なのでは…？ と思われがちです。運命線が短い人や薄い人に対して、意志が弱いとか責任感がないなどと言いたい放題の占い師を見たことがありますが、決してそんなことはありません。私の経験上、運命線が短い人は、短期決戦に強い人が多かったです。また、運命線が薄い人は、「現状に満足していない人」と捉えることができ、それは人生まだまだ伸びしろがあるとも言えます。いいように解釈していきたいですね。

■曲がっている運命線

曲がっている運命線、もしくは真っ直ぐではなく波打っているような運命線を持つ人は、興味があっちこっちにいきがちな人だったりします。でもそれは悪いことではありません。いろんなことに関心を持って、これだ！ と思えるものを見つけましょう。その後努力を重ねることで、しっかりした運命線に変わってくることでしょう。

■斜めに伸びている運命線

運命線というのは多少斜めに伸びているものなので、特に気にする必要はありません。親指のふくらみ部分（金星丘）から中指の下に向かって伸びている人は、スタミナがあり無理のきく人、小指側の手首の上のふくらみ部分（月丘）から中指の下に向かって伸びている人は、創造力を活かした仕事で大成すると言われています。

■途切れている運命線

途切れている運命線を持つ人は、転職や引っ越しなど変化の多い人生を送ると言われています。運が悪いとか屈折の多い生涯を送るなどと不吉なことを言う占い師もいるようですが、気にしないようにしましょう。変化に富んだ人生は、平坦な人生より素敵です。何か大変なことがあっても、神からの課題と思ってこなしていきましょう。

■年齢と運命線の関係

手相には「流年法」と言って、線を年次で区切ってどの年代の時に何が起こるかなどを鑑定する方法があります。運命線の場合は手首を0歳、頭脳線とぶつかる点が35歳、中指の付け根を90歳とするのが標準なのですが、すみません、占い師いけのり的には解せぬ点が多く、私の占いでは採用していません（90歳以上の長寿の方はどうしたら…？ 等）。故に一般的な知識としてだけ紹介してみました。

枝分かれ・2本あるなどの特殊な運命線

手相では、線が先端で枝分かれした状態や通常1本のものが2本ある時は、その線の意味が強まると捉えることが多いです。運命線についてもそのような考え方で鑑定をします。

■枝分かれしている運命線の見方

運命線が始点（手首）の方で枝分かれしている手相を持つ人は、家族やご先祖さまに支えられている人です。今日は花でも買って帰って感謝を表現しましょう。

運命線が終点（中指の付け根）の方で枝分かれしている手相は、人生の後半戦でなんだか幸せな出来事が待ち構えている兆しです。今それほどいいことがない… という日常を送っている方で枝分かれしている方は、「自分は大器晩成型！」と自信を持って生きていきましょう。

■運命線が2本ある

運命線は「仕事線」とも呼ばれ、仕事の状況を示していたりします。故に運命線が2本～複数ある人は、今流行りの複業が向いている人と言えます。ハッキリした運命線が2本以上出ている人は複数の事業で成功をおさめちゃいそうなやり手です。思い切って色々なことにチャレンジしていきましょう。失敗してもどれか一つは当たります。

ちなみに、薄いもしくは短い縦線が運命線にそって表れている場合、それは「サポート線」と呼ばれるものです。周囲に強い味方がいる証拠です。その方を大事にしましょう。

■幸運のお知らせ「運命線にフィッシュが！」

フィッシュとは、2本の線が交わって、魚のような形に見える線の状態を言います。これが手のひらに現れているとラッキーなことが起こると言われています。運命線の近くにフィッシュ線ができていたら、何か人生を変えるようないいことが起こるお知らせです。日頃の行いが悪いと消えてしまったりするので、さらに礼節を意識して過ごしましょう。

運命線がない

そして、ここまで運命線についていろいろと講釈を垂れておいてなんですが、世の中には運命線がまったくないという人が稀に存在します。そのような手相を持つ人は、「今をエンジョイし、あまり深く物事を考えない人」とされています。この現状謳歌タイプの人の精神状態はいつだってお花畑のため、あれこれと悩みを抱えがちな努力家よりも、実は幸せなのかもしれません。何事も捉え方次第ですね。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。

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