【手相占い】旅行線はお出かけが開運につながる人に出る？ その見方を解説！

【目次】
・旅行線の意味
・旅行線の位置
・複数の旅行線の見方
・旅行線から運命線に橋渡し
・島のある旅行線
・旅行線の近くにフィッシュ
・もうひとつの旅行線

旅行線の意味

生まれ育った場所（国・エリア）を離れて活躍する人や旅行・お出かけが開運につながる人に出ているのが、旅行線です。また国際的に活躍できる素養のある人、グローバルな仕事に縁がある人にも旅行線がはっきり出ていることが多いです。

昔は、出生地を離れるという概念が強かった旅行線ですが、今やどこにいても世界中の人々とつながって、一緒にアレコレできる時代。故に、はっきりとした旅行線があっても、生まれ育った故郷を離れずそこを拠点として、グローバルな活躍をしている方もいるかもしれませんね。手相の解釈は時代と共に変わるのです。

旅行線の位置

旅行線は、生命線の中央より下から手首の方へ向かって伸びています。なんというか、生命線上から外に広がっていくような感じで出ています。ちなみに、旅行線が伸びている部分は「地丘」と呼ばれるエリアです。

地丘の厚みがある人は、先祖様の恵みなどのバックボーンが厚い人とされています。「私の地丘、極薄なのですが…」というそこのあなた！ がっかりしてはいけません、先祖代々の遺産などなくても、自分で人生を切り拓いていける人ということです。最近では「生まれガチャ」「親ガチャ」「国籍ガチャ」のような、生まれでその後の人生がすべて決まってしまう思想も聞かれますが、人はそれぞれ色々なバックボーンや困難を持つものです。どんな生まれであっても、人生を楽しんでいける気持ちが大事ですね。

複数の旅行線の見方

旅行線が複数本出ている人もいます。こういう方は、海外駐在で世界をあちこち飛び回ったり、国内でも数年で移動するような転勤族だったり、住む場所が色々と変わる感じの人ですね。落ち着かないととるか、いろんな場所を経験できてうれしいと思うかは、その人次第です。変化を楽しめる人にはいい人生ですね。

これまで占ったお客様の中に、はっきりとした旅行線が3本も出ている方がいらっしゃいました。まったく海外とは縁もゆかりもない仕事をしていましたが、それはもう旅行が好きで好きでたまらぬ御仁でした。仕事は旅のお金を稼ぐためにしているだけと言っていました。人生の中心が旅なのですね。人生を謳歌していていい感じですよね。

旅行線から運命線に橋渡し

生命線から出る旅行線が運命線に届き、橋渡ししているような感じに見える手相は、人生を変えるような出来事が旅行中に起こる兆しです。

国内外どこでも、じゃんじゃん旅してください。そこでの出会いやひらめきがその後の人生を大きく好転させます。

島のある旅行線

島というのは、二本の線で囲まれた楕円形のことです。その線の意味を弱めるとされ、占い師によっては、停滞・障害を表すとされる不吉なマーク、それが島です。

不吉な知らせは神の思し召しです。これが現れた時は、旅行の計画は慎重に… というありがたいお知らせですので、無理やりお出かけしなくてもいいかもしれません。

旅行線の近くにフィッシュ

フィッシュとは、2本の線が交わって、魚のような形に見える線の状態を言います。先ほど出てきたアンラッキーな印の島と間違えやすいので「おさかなマーク」（胴体と尾っぽ）になっているか、よく観察しましょう。

これが手のひらに現れているとラッキーなことが起こると言われています。旅行線上や旅行線の近くにフィッシュができていたら、近々旅先で「特別にいいこと」がある兆しです。プチ旅行でも日帰り温泉旅行でもいいので、積極的にお出かけし笑顔で挨拶してみましょう。…昨今はコロナの状況を鑑みながらにはなりますが。

もうひとつの旅行線

ちなみに、流派によっては、別の部分の線を旅行線と鑑定する場合もあり、最後にそれを紹介したいと思います。もうひとつの旅行線は、パーカッションと呼ばれる手のひらの側面上に出る横線です。

生命線の下部に旅行線がなくても、上の図のように横線が密集していたら旅行線を持つ人です。島やフィッシュの見方は最初に解説した旅行線と一緒です。私事で恐縮ですが、マイ手相にはこのタイプの旅行線が10本以上入っています。確かに出張と旅行の多い人生ですね。当たっています。皆さんもぜひ確認してみてください。結構な割合で横線が入っていると思います。入っていたら、開運への道は外国語の勉強をちょっと頑張ってみるとかですかね。

監修：いけのり

人相学・手相などを使った相手の性格・深層心理の状態を明らかにする心理学寄りの占いをメインとし、明るく楽しい未来を呼び込むお手伝いをしている占い師。ITベンチャー企業に勤めていた際に電車の窓ガラスに映り込んだ自分の顔が、疲弊し過ぎて死神のようになっていて怖かったことから人相学の勉強を開始。これまでに1万人近くを鑑定している。開運のために「薄ら笑い」を熱く提唱中。